今回は、社員インタビューということで22卒唯一の新卒入社である松田さんにインタビューを行いました!
<Profile>
松田 湧太 新卒2年目。
同志社大学法学部卒業後、グリーン司法書士法人に新卒入社。
大学在学中に行政書士の資格を取得。入社後は、事務職を経験。
現在は行政書士として、相続を担当。
行政書士に興味を持ったきっかけ
――グリーン司法書士法人しか受けなかったと思いますが、改めて、大学、学部を教えていただけますでしょうか?
同志社大学、法学部出身です。
――法学部に進まれたきっかけは何かありますか?
行政書士に興味をもったのが中学校の頃なんですけど、当時、法律となると弁護士しか知らなかったです。
そのときに「こんな仕事もあるんや!」という風に行政書士を知ったキッカケはドラマでした笑
――ドラマ!?リーガルハイとかですか?
「特上カバチ!!」というドラマで、嵐の櫻井翔くんが出ていたと思うんですけど、それを親の影響で見ていました。
「法律を扱う仕事が弁護士以外にもあるんや!」と思いまして。
それが法学部を目指した最初のキッカケです。
法律の仕事って非常に賢い人しかできないと思っていましたが、「弁護士だけでなく、他の道もあるんや!」と当時は思いましたね。
――お父様、お母様がそういった仕事をされていたわけではなく?
していなかったです。
実は学生の時の得意科目は理系だったんです。
文系、理系、両方嫌いではなかったのですが、理系の方が得意でした。
――法律となると、どうしても文系になりますよね。
そうですね。テストなどは理系の方が比較的点数を取れていたので、やりたいことと得意なことがマッチしておらず、「将来どうなるのかな…」と思っていました。
――そうですよね。勉強が得意だからという理由だけで、大学の進路先を理系の学部を選ぶというのも悩ましいですよね。
そうなんです。だから理系の学部に行っていたら、普通に企業で働いくことになるんだろうなと漠然と感じていました。
高校に入学してからの文理選択のときに理系に進みました。
理系科目が得意だったからこそ成績は良かったのですが、高校三年生の進路選択では相当悩みました。
――高校3年生のときに進路を選ぶ際、同志社の法学部を受けようと考えたわけですね。もっと上の大学は受けませんでしたか?
指定校推薦があるというのを高校2年生のときに知り、指定校推薦で大学に入学したので、一般受験みたく他の大学も受けるというのはなかったですね。
高校の成績が良かったので、指定校推薦で行けたら親孝行だなと思っていました。
というのも、浪人をして国公立や最難関私大を目指す選択肢もあったのですが、予備校に入ったりしたら莫大な金額がかかるので、私大でも予備校に通わず現役で行けたらトータルでみると予備校入っての国立大よりも安い、もしくはトントンだと思ったからです。
指定校推薦ではどこの大学でも行けましたが、同志社の法学部を選びました。
法律は文系なので、自分には向いていないと思っていたのですが笑
――どこでも大学を選べたわけですが、同志社を選んだきっかけはなんだったのでしょうか?
理系の学部にまったく興味がわかなったからというのが理由ですね。
夏休みに大学の学部説明会に行って、レポートを提出するという宿題がありました。
高校の友達と関西大学などの理系学部の説明会に足を運び、説明を受けたのですが、自分には向いていないという感じで、まったく興味がわかなかったんですよね。
――なるほど、勉強は理系の方が得意だったけれども、理系の学部に行って研究とかは興味がわかなかったということですね。大学の勉強と高校の勉強は全然違いますもんね。
そうですね、あとは研究がしたくなかったです笑
――では、文系の学部説明会も行かれましたか?
はい、行きました。
行きましたが、実は文系も向いていないと感じましたね笑
高校まで理系なのに、大学から文系って無理だな的な笑
――文系の学部も向いていないと思いつつも、法学部を目指したのはやはり幼いころに見ていたドラマがきっかけということでしょうか?
はい、そうです。
指定校推薦で同志社の法学部をはじめ、他の大学の法学部もありましたので、ふと幼い頃ドラマをきっかけに「法律に関わる仕事がしたいな」というのを思い出し、そこから大学の法学部では具体的に何を学ぶのだろうとパンフレットやHPを見て、イメージを膨らませていました。
とはいえ、文系の子たちは法学部の指定校をとりたいと思っていたでしょうし、理系から法学部ってどうなのかと。
――先生からはなんて言われましたか?
学部関係なしにどこの指定校でも取れると言われました。
――かっこいいですね笑
文系の人たちにも負けない、学校の功績も評価されるなど、さらっとやってのけちゃうのがすごいですね!
いやいや笑
親からさらっと言われたことがきっかけで進路選びがクリアに
――先生からも後押しされて、法学部に行こうかなという感じでしょうか?
そうですね、行ける気持ちになっていました。
ですが、そこで問題になってくるのが、大学に入って文系を学んでいけるのかということです。
文系の勉強もそこまで興味がなかったわけですから、大学の勉強についていけるのかという心配はありました。英語もあまり好きじゃなかったですし。
そこで初めて親に相談したんですよ。
「法律を勉強したい」と言ったら、すごく驚かれまして。そもそも理系でしたから。
「もしかして、特上カバチがきっかけ?」って言われ、「そう」と答え、「理系の勉強が得意だけど、興味がないから大学に入学してから理系を学ぶイメージがわかない…」というのを伝え、また、文系の勉強を大学でやっていけるかという不安もあわせて打ち明けました。
そうしたら、親から「法律って高校の文系理系関係なしに大学に行って初めて勉強するもんじゃないの?」と言われまして。
それで「確かに!」と思い、スタートラインは一緒だなと。
法律に興味があったら、授業についていけるなと思い不安が解消されました。
――大学に入って初めて法律を学びますもんね。大学に入学されてから挫折や苦労はなかったですか?
そうですね、ただ肌には合わなかったですね。
――なるほど笑 大学入ってサークルとか入られました?
いえ、入ってないです。
実家から大学に通っていたので、片道1時間半とかかかっていました。
帰宅後にバイトなどがありましたから、部活やサークルに入っている場合ではなかったです。
――大学在学中に打ち込んだことはありますか?
大学に入学してから行政書士になろうと決めていたので、その資格の勉強ですかね。
一般企業志望の場合、大学での成績が有利に働くこともあるので、おろそかにできないのですが、行政書士になる人は行政書士の資格を持っていることが大学の勉強よりも大事だと思っていました。
だからこそ、在学中に絶対行政書士の資格を取ろうと決めていました。
――行政書士の勉強は難しかったですか?
難しかったですが、基準点を超えれば合格する試験なので、内容を詰めていくだけで大丈夫でした。
勉強し始めたのが大学3年生の時からなんですが笑
――大学3年生から勉強始められて何回目で合格しましたか?
1回目です。
――1回で合格するのはすごいですね!ちなみに、就職を開始したのはいつからですか?
行政書士の資格を取ったのが、大学3年生の1月でしたので、試験に合格してから本格的に動き始めました。なので、大学4年生になる前ですね。
――すぐにグリーン司法書士法人を受けようと思いましたか?
いえ、そこに至るまでは結構大変でした。
ナビサイトなどには、大規模の司法書士の事務所でない限り、新卒の募集をしていなかったので、ましてや行政書士なんて新卒で採用してくれるところはほんとになかったです。
また、入所してからは許認可をやりたかったので、許認可を新卒からできる事務所を探していました。
しかし、そう簡単には見つからず、VISA関係の行政書士の事務所だったり、相続だったりが多かったです。
「どうしたら行政書士になれるんだろう?」とまさかの事務所選びに難航しまして、こうなったら1社1社電話かけるしかないと思い、電話を片っ端からかけまくった結果、グリーン司法書士法人に出会いました笑
調べたら、新卒採用もやっているとのことでしたので、すぐにエントリーし、Web説明会に参加しました。
自分しか参加しないと思っていたのですが、意外と多くの人が参加していて、少しびっくりしました。
――そうだったんですね、苦労されてようやくグリーン司法書士法人を見つけたんですね。ちなみに、同期はいますか?
自分だけなんですよね。
22年卒は僕だけなんです。
だからこそ、数ある中で自分だけ選ばれたので、光栄やなと思いました。
――すごいですね!入社されてから最初の配属はどこでしたか?
事務です。事務としては6ヶ月くらいの勤務ですね。
正確に言うと、正社員になってから6ヶ月で、アルバイトもやっていたので、両方合わせると10ヶ月です。
行政書士に登録したのは最近ですね。
――師弟関係とかありますか?
松尾さんですね。
行政書士ではないですけれど、お客様への話し方でいうと日野さんとか山中さんとかから教えていただきました。
――今、行政書士として何をやられていますか?
相続です。
――許認可をやりたいとおっしゃっていましたが、相続をやられているのは上司からの指示でしょうか?
グリーン司法書士法人は、司法書士が母体で行政書士が派生してできた事務所なので、司法書士と連携して仕事を行うのがあり、その大きいところが相続なんです。
――なるほど。自分のやりたいやりたくないとかよりもまずはやってみないと向き不向きもわからないですからね!
行政書士のイメージは入社前と入社後で違いましたか?
良い意味でいえば、あまり法律に接点がない方でも司法書士、行政書士法人で働いているんだなと思いました。
意外と事務員をやっている方は事務職を探していて、グリーン司法書士法人に行きついたって言っていましたね。
法律が関係してくるので、苦手でなければ未経験でもついていけるというのが入社前と入社後のイメージの違いです。
――仕事内容はどうですか?
最終的に行政書士になれればよかったので、事務員としてキャリアをスタートしていく中で、ギャップはなかったですね。
いずれは行政書士になるんだなと思っていましたから。
強いているなら、行政書士になったタイミングが思っていたよりも早かったということですかね笑
――グリーン司法書士法人でのステップアップはほんと早いですよね。
楽しいなと思うことはありますか?
大学生のときに塾の先生をやっていたのですが、分からない人に分かりやすく教えるというのが好きで、例えを用いたり、興味を惹きながら教えたりするのがもともと好きでした。
なので、お客様に相続っていう難しい話を説明しに行き、「よくわかった!」とか、「自分がやらなければならないことがずっと真っ暗で、どれから手を付けていいのか分からなかったけれども、だいぶ道筋が見えてクリアになったよ」とか、そういうお言葉をいただいたときはすごい嬉しかったですね。
――若いから見た目も大丈夫かな?と思われたりしませんか?
それはあると思います。
見た目が若いので、若い人がきたみたいな感じで、心配に感じられることが多いのですが、持っている知識をちゃんと説明できれば、「こんなに若くてすごいね!」と言われますね。
――お客様の年代によって工夫されている点とかってありますか?
年代に変えていることは特にありませんが、男性のお客様と女性のお客様で変えていますね。
女性のお客様は話されることが多いので、しっかり聞くことを中心にしています。
男性のお客様は、手続きの話とか淡々と進めていく感じですね。
――なるほど、男性と女性で変えているのですね。
また、こういう人になりたい!みたいなロールモデルはありますか?
ありますね。こういう人になりたいというのはないですけど、こういう人のここの部分欲しいなとかはありますね。
――たとえばどなたでしょうか?
松尾さんの面談するときにお客様に入り込む、なんでもかんでも相談したくなるような雰囲気づくりがうまいのでそこは参考にしたいと感じますね。
親しみやすさでいうと山中さんですね。しっとりしている方なので。
あのしっとりした感じ、落ち着いた感じが落ち込んでいるお客様にとってはかなりいいと感じています。
そういったところを見聞きして自分のモノにしていきたいです。
――最後に、10年後にこうなっていたいとかってありますか?
許認可の業務をやりたいですね。
行政書士の仕事の中でも建築業の許可や、お店の営業の許可を出すのがメインのお仕事なので、そこをやりたいですね。
――社内起業や独立とかもできそうですしね。本日はお忙しい中、ありがとうございました!