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なにをやっているのか

今回募集しているリ・ブラン京都中京の施設です。1階の入り口がcafe Lis blancとなっています。
一針一針心を込めて、丁寧に縫い上げる刺繍。織物やキャンドルなどのハンドメイド商品は、kyoto coutureというブランドで展開しています。
社会福祉法人白百合会では、現在就労継続支援B型事業と地域における公益的な取り組みとして、子どもの居場所づくり事業の受託を行っています。 就労継続支援B型事業では、障がい者福祉施設「リ・ブラン京都」を2店舗運営しております。「ご利用者・地域のニーズに柔軟に応えられる施設をめざし、みんなが支えあい、認め合い生きることを楽しみ感動したい」という思いを大切にしながら、一人ひとりの個性を大切にした多様な職業支援を行なっています。リ・ブラン京都中京では、1階に町家カフェ、2階では就労訓練を行う場所として、刺繍・織物・キャンドルなどのハンドクラフトを中心とした製作作業を完備してます。また、京都府こどもの城事業より受託を受けた子どもの居場所づくり事業「こどもの城・セカンドテーブル」も開催しています。リ・ブラン京都西京では、製菓・縫製・織物といった多種多様な職業を経験ができます。 来年2月頃からは、社会福祉充実残額を活用した地域公益事業として、コミュニティカフェと中学生の学習支援事業を新しく始めます。

なぜやるのか

厳選された素材を使った焼菓子は、創業者の一人である前理事長が「孫や小さい子どもが食べても安心できる素材で作られたお菓子作り」を目指したところからはじまりました。
一人ひとりの個性を大切にする支援を大切にしています。
白百合会の就労支援B型事業では、障がいのある人一人ひとりの個性を大切にし、社会人としての責任を果たしていただきながら多様な作業を通じて「社会への自立」「人生における達成感」を得るための支援、そして利用者本人の「選択」「決定」「責任」を尊重する支援を行っています。 元々、法人設立の背景には、父母である創業者と、障がいを抱える当事者であり後に利用者となる息子の思いがありました。社会において受け入れられるのではなく、自ら参画することで仕事の中に生きる喜びと達成感を見いだしてほしい。そして家族がいなくなった後も、自分のことはできる限り自分でできてほしい。そして、どうか幸せに生きてほしい。 その思いは、40年前に事業を開始したところから、法人格を取得し20年経った現在にまで、連綿と受け継がれています。どの事業の利用者の方も、生きることを楽しみながら幸せな未来を掴みとってほしい。そのために、法人でその選択肢を増やすサポートをする。その思いで職員一人ひとり支援に携わっています。 また、子どもの居場所づくりにおいても、「社会への自立」「人生における達成感」を得るために、選択肢を広げる素地となる学習支援を目指して、塾講師や地域の学生の方々と共に日々取り組んでいます。そして、子ども達が少しでも楽しみながら、学習に対する意欲を持つことができるように、さまざまな経験や体験から主体的に学び取る姿勢を養成することを目的とした企画を行っています。食事支援においては、「健康な精神は健康な肉体に宿る。」という言葉があるように、子ども達の血肉となる食事をできる限り彩り豊かにしたいと皆で心を一つに活動しています。地域の方々のお支えの元、旬の食材を使ったバランスのとれたお料理を提供しています。

どうやっているのか

職員は、刺繍や小物、カフェ・製菓、地域における公益的な活動などそれぞれの担当領域を中心に、横断的に法人全体の業務を理解していきます。
cafe Lis blanc創業時に、イノダコーヒの猪田彰郎さんがボランティアでお手伝いに来てくださっていました。特別に提供させていただいているアキオブレンドは、当店の人気メニューです。
白百合会で働く職員に特徴づけられるのは、相手の気持ちとその背景を思いやる愛情深さとチャレンジ精神です。 就労支援B型事業では、利用者の方に自社製品以外にも様々な作業に挑戦していただきます。チョコレートや和菓子の封入作業から、京都の伝統工芸品づくりまで、多種多様な作業があります。その支援を行いつつ、利用者の方の能力をより引き出していくための新しい作業を提案し、受注をすることもあります。地域の方や昔なじみの取引先の方との渉外を通じても、様々な学びがあります。 また、焼菓子やカフェメニュー、ハンドメイド製品などの商品企画を行っています。チームで企画を練ったり、それぞれの担当領域でタッグを組んで企画をしたり、企画ごとに形態は様々です。 共通して言えることは、自分がやりたい!と思う企画を提案すれば、挑戦させてもらえる環境があります。前職ではデザイナー兼マーチャンダイザーであった理事長や、刺繍の師範の資格を持つベテラン職員のアドバイスの元、顧客に求められるクオリティーとデザイン性の高い商品づくりを学んでいます。 子どもの居場所づくり事業では、子ども一人ひとりと向き合い、その子にとっての「選択肢を広げられる学び」を設計しつつ、関わってくださるボランティアや学生スタッフも含めたみんなが笑顔になれる空間にするため、日々試行錯誤を繰り返しながら取り組んでいます。学習の設計においても、プログラムの導入や英検jr.のグループ登録など、「子ども達が力を引き出せるための環境づくり」に重きを置いて、企画提案を行っています。また、学生スタッフの方に社会に出る前に少しでも実務経験を経て、スキルを発見・研鑽していってほしい。そして自分のキャリアを創造する一助なりたい。という思いの元、地域の方と共に協働する企画や、0→1の経験が得られるよな企画を学生主体で計画・立案・運営していただいています。 小規模企業で職員の数が少ないため、それぞれ様々な業務を経験できます。困難にぶつかる時もそれぞれにありますが、皆でカバーし支えあいながら、毎日笑顔があふれる環境でやりがいを持って業務に携わっています。自分で挑戦してみる主体性とやり遂げる責任感を持てば、成長をサポートしてもらえる環境です。