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【BRIDE(株)社長インタビュー】 〝好き″から始まったら、製造業らしくない製造業になった?

こんにちは! BRIDE株式会社広報担当です。BRIDEの事業をひと言で表すなら「車のシートを製造」、つまり製造業です。製造業にもいろんな業態がありますが、高瀬社長の頭の中をのぞくほどに、ザ・製造業というイメージから離れ、創造のワクワク感と経営者としての計算が入り乱れて楽しそうなのです。今回はそのあたりを社長に直撃してみました。



―いわゆる「製造業」というと、「工場」が主戦場で、無駄を省く、合理化、画一的なことをきちんとやる、コスト、納期…そんなイメージがありますが、BRIDEは少し違う感じがします。

高瀬:従業員はもちろん、「きちんと」「合理的に」仕事に取り組んでいますし、製造業である以上、それが大切だということも分かっていますよ。その上で、BRIDEの仕事には「クリエイティビティ」が求められることや、スポーツや芸能という「憧れ、華やかさ」の近くにある仕事だということが、BRIDEのイメージをつくっているのだと思います。


―「クリエイティビティが求められる」とはどういうことですか。

高瀬:製造業のなかでも、下請け的なポジションの仕事というのは「決められたことを正確にきちんとやる」ことが絶対的に価値をもちます。一方、メーカーとして、自社オリジナルのものを製造販売する場合は、作り出すものも自分たちが決めていくわけです。BRIDEのシート製造は後者にあたります。

BRIDEの経営理念は「make the sitting happy」。レースのためのシートが中心ではありますが、「座る人を幸せに」するために作れるものは無限にあります。シートの用途が多様なのはもちろんですし、今の時代は、自己表現としてシートの形やデザインを選ぶ人も本当に多いです。

そうした希望に「ほら、こんなものがありますよ」と先に答えを用意していくような先進性が必要です。誰が何を求めているのか、まだ顕在化していない望みを想像し、その解決策になるシートを作っていくという仕事は、クリエイティビティなくしては成り立ちません。


-憧れ・華やかさという面についても教えてください。

高瀬:「シート」というと、車全体の中では目立たない印象かもしれません。けれども、ブリッドは創業当初から「レーサーに寄り添い、希望を叶えるシートづくりを追求する」という姿勢を貫いてきました。そのため、レーサーの方々と直に関わることが多く、やはりそこは皆さんの憧れにつながるのではないでしょうか。

また、メディア展開も大切にしているので、芸能人の方とコラボをしたり、さまざまなイベントに出展したりと、エンターテインメント的な要素もあります。それにシート自体も、真っ赤でシュッとしたフォルムだったりすると、パッと見てまずカッコいいじゃないですか。そのあたりで、華やかさが感じられるのではと思います。


-実際の製造は、メイドインジャパンならではの安全性を最重視するなど、日本の製造業らしい精密さもありつつ、製造業っぽくない面とのバランスがうまく取れている感じですね。

高瀬:それはきっと、私の事業が「車が好き」というところから始まっているからだと思いますよ。製造業がやりたかったというより、車が好きだから車にまつわる仕事がしたかった。だから「こうしたら喜んでもらえるのでは」「こんなものがあったら助かるだろうな」「こんな風に宣伝したらカッコいいな」…そんなアイデアが無限に出てくるんです。

私のアイデアをもとに製造が始まることが多いので、私自身の「入口と出口」への意識は強く持つようにしています。アイデアのヒントにすべく、いろんな場に行っていろんな人と話をするよう、入口は広くしていますし、車のシートというニッチな産業の魅力をどう伝えていくべきかという出口のところは、すごく考えます。製造業も結局、「消費者と向き合う」という点は他業種と同じであり、「サービス業の一種」だという意識で取り組んでいます。



▼YouTubeでブリッドの職場の様子を見られます。最新の動画はこちら!BRIDE PVです♪貴重なレーシングカーのオンボード映像、シート工場、リビングチェアまで、BRIDEを幅広くご紹介!

▼ブリッド出展情報はInstagramで!ブリッドスタッフも参加していることがあるから、どんなメンバーが働いているのか直にみられますよ。

https://www.instagram.com/bride_japan/


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