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なにをやっているのか

お土産屋を改築して古民家風カフェにしました
The Brewers の店内
私たちの社名は、「世の人々が嬉しくなる一番の酒造りを目指す」ということで閑院の宮様から名付けてもらいました。創業100年以上の造り酒屋です。 地元に根差した企業として、岩手県一関市で清酒醸造を行っておりました。 現在は、酒の醸造だけでなく、蔵を改築してクラフトビールの醸造「いわて蔵ビール」、郷土料理レストラン「せきのいち」なども運営しています。 そんな中、世界遺産の平泉中尊寺の第一駐車場にあったお土産屋さんだった物件とご縁があり、当社で引き継ぐことになりました。当社で初めての敷地外店舗です。 元はお土産屋さんでしたが、当社の考え方「感謝」「チャレンジ」「オンリーワン」という企業理念のもと、周りのお店を競合するお土産屋さんではなく、周りにないカフェを開発しようと思いました。 当社としてはカフェの開発を行ったことがないので、隣町にある自家焙煎のカフェ「アンカーカフェ」さんのご指導のもと、クラフトビール(自社で製造)とコーヒーの店を開発しました。3年ほどテスト運営を行っており、一時順調に軌道に乗り始めました。 しかし、現在、コロナ禍もあり客足が途切れ、さらにスタッフが退社してしまったため、2月より再度業態から見直そうと一度閉店しております。

なぜやるのか

私たちの会社は「世の人々が嬉しくなる一番の酒造りを目指す」からスタートし、現在、様々な業態に変化しています。しかし、この根幹の考えは変わらず、業態をかわっても、人の幸せを願う事業に変わりません。 「幸せの創造」と企業理念にしております。この「幸せの創造」を分解してみると三つの幸せになります。1.お客様の幸せの創造、社員の幸せの創造、地域の幸せの創造です。 お役様の幸せの創造はそのとおりですが、社員の幸せの創造は、企業を通じて社員が成長することと定めています。仕事を通じて、「良い人生」を送る。自分自身の人間性の成長を実感することが社員の幸せにつながると信じています。また、地域の幸せの創造ですが、私たちは岩手県の小さい企業ですが、地域と共に100年以上過ごさせてもらっています。自分たちの住む地域が幸せな地域になるよう企業活動も変えていっております。 私たちは幸せを創造し、お客様、自身、そして地域が心豊かになるように日々創意工夫を行っています。 老舗企業ですが、ベンチャースピリッツに富んだ企業ですので、カフェTheBrewers Hiraizumiも田舎から世界に発信できる新しいビアカフェをめざしてチャレンジしております。

どうやっているのか

スタッフはどんどんチャレンジし、それは若い方も年配の方も関係なくチャレンジし、みんなで称えます。
カフェ部門もスターバックスを目指していません。地域に根差し、カフェという空間をどう活用できるかを考えたり、カフェから新しい商品を発信したりします。
私たちの企業DNA(引き継がれている考え)は3つあります。「感謝の心」を大切にすること、「挑戦する心」ことを大切にすること、「オンリーワン」を目指すこと、です。 私たちは多くの人達に支えられて生きてきております。特に10年前の東日本大震災の際には、お客様に支えられ存続し発展しました。そのようなお客様、お取引様、チームの仲間、に感謝する心を大切にしております。 また、「挑戦する」ということを大切にしております。挑戦を大切にするためにもちろん「失敗することは問題ありません」、挑戦しなかったり、あきらめたりすることの方が怖いです。失敗しても行動を起こすことは学びにつながるからです。老舗企業ですがベンチャースピリッツ豊かな企業風土です。 さらに「オンリーワン」を目指しています。競争を好まない社風のため、常に独自の商品開発、イベントなどをおこなっています。特にオンリーワンを目指すことはより地域に根差したり(この地域にしかないもの)を活用することで、地域から世界に発信し続けています。クラフトビール部門では山椒を使用したビールや隣町でとれる牡蠣をしようしたビールはいつの間にかNYはじめ世界の数か国に輸出し、田舎と世界をつなげています。