本記事では私が新卒から4年半務めたリクルートを辞めて当時設立1年の株式会社nameの入社した背景をしていただくために新卒でリクルートを選んだ理由や転職理由について書いていきたいと思います。
目次
- 自己紹介
- 新卒でリクルートに入った理由
- 順調すぎるリクルート時代
- なぜ転職した??
- 現在について
- 最後に
自己紹介
2017年~新卒でリクルートキャリア(現リクルート)に入社。
1年目から4年目まで、新卒エージェント事業部のキャリアアドバイザーとして学生様の就活支援。
5年目からリクルーティングアドバイザーとして企業様の採用支援を行ってきました。
プライベートは2021年5月にリクルートの後輩の紹介でお付き合いした方と入籍し、2022年の5月2日に第一子が産まれました。
また、ぽんずちゃん(猫種:ラガーマフィン)1歳と一緒に暮らしております。
新卒でリクルートに入った理由
前提、リクルートに入りたいよりも人材領域にかかわりたい思いのほうが強かったので、まずはなぜ人材業界を志望していたのかからお伝えいたします。
人材業界を志望していた理由は2つです。(面接でも話していました笑)
①自分らしく働ける人を増やし、働くことが楽しいと思える世の中にしたい
②正解がない仕事だからこそ、介在価値をより感じられる。
①自分らしく働ける人を増やし、働くことが楽しいと思える世の中にしたい
そもそもこの軸が形成した背景として、自身の家庭環境が大きく影響しています。
私は父・母・兄の4人家族で、父は大手保険会社に勤め、母は専業主婦、私も0歳からヤマハ教室に通うくらいそこそこ裕福な家庭でした。
ただ、私が2歳の時、父が精神的に病み、会社を辞めてしまいました。
その途端、母が生計を立てるために働き始め、裕福から貧乏生活に変わりました。
小・中学校の私は自分が貧乏であることが恥ずかしくて、当時の友人には家がバレないようにいつも逃げている生活でした。同時に母が仕事と家事をすべて行っていて大変だが当時の自分には食器洗いを手伝うくらいしかできず、何もできない自分にもどかしさを感じていました。
自分の中では一番つらい経験で、仕事が本人、そしてその家族の人生にとても影響することだと思いました。
就活時代、何を仕事にしようと考えている中で、父のように仕事で病んでしまう人、そして母・自分みたいなその人の家族を少しでも救いたい、自分みたいな思いをする子供が減るといいなと思い、①の軸が形成されました。
②に関してはとにかく承認欲求が強い自分は「リクルートさん、さすがですね!リクルートさんいつもありがとうございます!」よりも「瀬戸さんがいてよかったです!ありがとうございます。」と直接自分の名前で感謝されたいと思っていました。(就活時代の自身の強みは感謝を原動力として行動することですって書いていました笑)
そんな承認欲求強めの瀬戸君は人材のような無形商材と有形商材どちらがいいか考えました。(人材に興味はあったけど決めつけてはよくないと思い、50社以上の様々な業界の説明会を聞きに行きました)
大手ビール会社(ウイスキーはお好きでしょのCM会社)の説明会にいったときに量販店への営業で商品がいいから置かれるでしょ!だって売れる商品じゃん!と思い、これって自分の名前で感謝されるか!?って思いました。
当時の自分は物がない営業(無形商材)のほうが自分が商材となって、お客様に価値提供できると思い、そのほうが自分の名前で感謝されるのではと思いました。
実際にリクルートで学生様や企業様の支援をしていくと自分の名前で感謝されることはとても多く、当時の自分の選択は正解だったと感じています。
(有形商材の営業も自分の付加価値次第だと思うので決して有形商材の営業が自分の名前で感謝されないというわけではないです・・・)
以上、
①の仕事を通してやりたいこと=仕事の目的
②の仕事でのやりがい・自分の強みが生かせる
と感じ、人材業界を志望しました。
人材業界で最終的に悩んだのがインテリジェンス(現パーソル)でした。
最終的にリクルートを選んだのは「人」でした。
人に関しては内定者懇親会で会った同期が大きかったです。全員、学生時代に一つことに対して何か打ち込んでいて、こういった人がいる会社であれば一つの目標に向かってみんなで取り組めそうと思いました。
そんな直観でリクルート!と決めてしまいましたね。今から考えると自分のやりたいことにより近いエージェント事業にどれだけ会社として力を入れているかなど比較検討する余地はありありでした、、、
順調すぎるリクルート時代
冒頭の自己紹介の通り、新卒1年目から新卒のキャリアアドバイザーに就くことができ、とても嬉しかったです。働く1歩手前の就活生と自分が接することにより、自分らしく働ける人が一人でも増える仕事だと思いました
また、自分で言うのもあれですが、、本当に順調でした。
1年目:四半期準MVP
2年目:四半期MVP
3年目:チームリーダー就任
4年目:年間MVP・MVT・MVG
5年目:法人営業として3か月で月間MVP・四半期準MVP
と順調に業績やキャリアが上がっていきました。上司からも将来のマネージャー候補として期待もされている状況でした。
学生様からも瀬戸さんがアドバイザーでよかったや企業様から担当した方が活躍しているという声を聞けたりとやりがいも感じていましたし、学生様が成長していく姿や企業様と二人三脚で協力して採用成功を実現していくがとても好きでした。
なぜ転職した??
上記の通り、仕事が好きだったし、結果も出ていたので仕事がつらいと感じたことはありませんでした。
それなのにどうしてリクルートを辞めたのかは下記3点です。
①誰も辞めない組織を作りたい
②自分の成果をより組織に反映させたい
③ライフキャリアアドバイザーになりたい
①誰も辞めない組織を作りたい
私は学生様や企業様と話す時間も好きでしたが、何より仲間と「事業をよりよくするためには」「学生様のために何ができるのか」話し合うのが好きでした。だから、ずっとみんなと働いていたい!働けることが仕事の楽しさでした。
ただ、私が所属した部署はリクナビDMP問題とコロナ影響により、2年前と比較し、規模が1/4になりました。その結果、業務負荷が多くなり、休職や退職する人が増えました。
そして、リクルートは人材輩出企業だからこそ、ずっとリクルートで働こうと考えている人のほうが珍しい環境です。同期でリクルートでずっと働くと考えている人は一人もいないと思います。
それ以外にも退職する人の理由を聞くと自分が変えられない理由もありました。
この先を考えたときに、仲間と働くことが大好きな自分にとって今の環境が本当にいいのか迷いました。
その時、代表の島津から一緒に会社をやっていかないか誘われ、自分が仲間を作り、仲間が辞めない組織を自分が作りたいと思い、転職を決意しました。
②自分の成果をより自身・組織に反映させたい
リクルートでは自分の力だけでは当然ないですが、そこそこ結果を出していました。ただ、リクルートで3千万を売り上げても人が1人増えるのかもわかりませんでした。次の職場では3千万も売り上げを出すことができれば3人は人を増やすことができる。自分の成果が直接組織拡大に影響する。もちろん給与にも笑
そういった環境のほうがより自分が頑張れると思いました。
③ライフキャリアアドバイザーになりたい
ライフキャリアアドバイザーとはキャリアの分岐点だけ関わるのではなく、その人が仕事で嬉しかったことや辛いことがあれば相談してもらえるような人生に一生寄り添えるようなアドバイザーです。
リクルートでは就活支援をした後(入社後)、転職を促していると思われるため、その方に連絡を取ることを禁止されています。
それが私はとてもとても寂しいです。
家族にも言えないことを話してもらえて信頼関係を築けたのに、次の年からは関われない。入社後にどうなったのかもわからない。
自分の提案は本当に良かったのかモヤモヤすることもありました。
だからこそ、次の職場ではライフキャリアアドバイザーとして、転職活動という分岐点だけではなく、ずっとその人のキャリアを支援できる人になりたいと思います。
現在について
入社して半年が経ちましたが最初は思ったよりも上手くいかないこともあり、不安になることもありました。ただそんな時に代表の島津の存在はすごく大きかったです。改めて自分の入社理由や誘ってくれた島津にも貢献したいと思い、頑張れたと思います。
結果的に現在は相談者の方からも「瀬戸さんに出会えて良かったです」という言葉を頂くことや入社後も連絡を取る関係性を築けていたりとやりがいを感じています。
また0歳の子育てをしながら仕事ができる今の環境には自分だけでなく妻も感謝している状況です。
最後に
ここまで長文にもかかわらず読んでいただきありがとうございます。
少しでも共感した方や一緒に会社作りをしていきたい方などぜひ面談でお話させていただきたいです。
最後にリクルートで好きな言葉を記します。
「Follow Your Heart」
皆さんも自分自身の胸のドキドキに耳を澄ませて、素直な選択ができますように。
私もわくわくする人生にしていきます!!