なにをやっているのか
こんにちは、テナンタの代表の小原です。
弊社では、店舗を探しているテナントさんと、店舗物件のマッチングプラットフォーム「テナンタ」を運営しています。
居酒屋やレストラン、スポーツジムや薬局まであらゆる「お店」を構えて事業を展開している企業が、ほしい条件にマッチした店舗に簡単に出会えるサービスです。
2019年6月にサービスをローンチし、現在は5000件のブランド(お店)が掲載されています。
最近の取材記事もありますので、ぜひ御覧ください。
◉事業用物件とテナントをマッチングする「テナンタ」が東京・神奈川の地域限定でリリース(Tech Crunch)
https://jp.techcrunch.com/2019/06/21/tenanta/
◉テナントを探す企業と不動産エージェントの仕事を効率化。株式会社テナンタ「テナンタ」(Startup Times)
https://startuptimes.jp/2019/08/23/132665/
なぜやるのか
■業績は好調なのに事業拡大できないジレンマ
「テナンタ」を開発するに至ったのは、私自身がシェアハウス事業における物件の仕入れの難しさと、情報がクローズドかつ人づてに流通する閉鎖的な業界の慣習にあります。
この業界、すでにほとんどの物件情報が表に流通するようになり、透明化された「家」や「オフィス」と異なり、良い物件情報は未だに「人づて」に流通しています。
店舗を構えて事業を行う企業にとっては、「物件獲得」はある意味「ヒト・モノ・カネ」以上の重要課題です。
しかしながら、自社の求める物件条件を広く不動産事業者に伝える手段がありません。
人材業界に置き換えると、リクナビやタウンワークが無いようなものです。
結果、良い物件を仕入れるには「とにかく不動産会社と仲良くなって顔を売る。足で稼ぐ」ことが必要です。しかし、事業の傍ら時間を割くことができずとても苦労していました。
一方で不動産事業者からも、「面白いテナント」「出店意欲あふれるテナント」を探しているが、出会う手段が無いという声を沢山聞いてきました。
テナンタは、こうした業界構造を変え、すべての企業の規模やネームバリューに左右されず、必要な物件と出会えるプラットフォームを目指してスタートしました。
#『日本中の"まちと暮らしが変わる"という醍醐味』
そしてテナンタの一番の醍醐味は、ウェブの世界で終わらず、テナンタでの物件成約によって、現実世界のまちや暮らし、そして日本の今後すら変わっていくことです。
例えば、
・こども向けプログラミング教室がもっと増えたら、世界を「あっ」といわせるサービスを作る10代のエンジニアが誕生するかもしれない。
・若手シェフが腕試しできる「シェアキッチン」が広がると、飲食で起業がしやすくなり、エッジの効いたレストランが増えるかもしれない。
未だ知られていない、ユニークで優れた企業に物件が紹介されることで、日本の未来も変わっていきます。
テナンタは、そんなきっかけが生まれるプラットフォームとなっていきます。
どうやっているのか
テナント・不動産エージェント会員と「ぶっちゃけトーク」の交流会
#いいとおもったらその瞬間から採用!
現在プロパーの社員が4名、更にドイツからリモートワークで参加するエンジニアや鎌倉からダブルワークをして参加しているカスタマーサクセス担当者など、チームの働き方はフレキシブルです。
大学生インターン生も週1,2回オフィスに通いながら、クライアントサポート業務などしています。
あらゆる側面で決まったカタチやルールはありません。
「いいね!」と思ったら、その瞬間から取り入れて実行しちゃうカルチャーです。
いま企んでいるのは「昼フィット」。ランチ前に近くのジムに行って体を動かして、午後またリフレッシュして集中力高めて、体作りもしちゃおうと思ってます。
#Techカンパニーだけど、リアルを大事にしたい
また、実際にテナンタの会員さんとのコミュティづくりにも力をいれてます。
やっぱりウェブ上だけのつながりじゃなくて、ちゃんと顔を見てコミュニケーションをとる「暖かさ」みたいなものを大事にしたいからです。やっぱり直接会うと、「あぁこんな方がサービスを使ってくれてて、ファンになってくれたんだ」「ここは自分たちの思い込みでかえって使いにくくなっていたんだな」とか、本当にたくさんの発見があります。
先日不動産会員さんとテナントの会員さんを招いて、「ぶっちゃけトークの交流会」を開きました。全国展開するテナントさんから築地特化で20店舗くらい展開する居酒屋さん、一部上場の不動産事業者さんからフリーランス店舗仲介さんまで幅広い方々で盛り上がりました!