本ストーリーでは人材業界は未経験ながら当社にジョインした相原(あいはら)を紹介させていただきます。
前職では不動産業界にて営業マネージャーをしていた相原。最年少でマネージャーに昇進するほど期待されていた彼が未経験ながら人材業界に挑戦した背景に迫ります。
ー相原さん、今までのキャリアについて簡単に教えてください!
相原:前職は店舗仲介を専門とする不動産会社に勤めていました。実はその前、大学卒業後は約10ヶ月だけ建築施工関係の仕事をしていました。
前職の不動産会社では3年間はプレイヤーとして、それ以降はプレイングマネージャーとして働いていました。一応会社では最年少マネージャーでしたね(笑)。そこからご縁があっていまはsteerで人材コンサルタントをしています。
ー最年少マネージャーってすごいですね!大変だったんじゃないですか?
相原:マネージャーに昇進して半年くらいは苦戦しました。正直、自分の結果は出せるものの、メンバーの結果は全然伸びず…1年くらい経ってからチームとしてようやく達成できる状態に持っていけたかな、という感じです。
ーどうやってメンバーの結果を伸ばすことができたんですか?
相原:前職は未経験者から採用する会社でした。なので、ほとんどのメンバーが不動産の取引において成功体験を持っていませんでした。
なので、まずは成功体験を積ませたい、不動産取引を経験してほしいと考えてました。自分の案件をうまくパスしたり、裏で根回ししてメンバーが経験できるように多少強引に案件をまとめたりと試行錯誤を重ねました。その甲斐あってか、メンバーが徐々に経験と自信を付けていってくれました。そこからは営業数字も伸びていって…。自分の結果が出ることも嬉しいですが、チームメンバーが成長する、さらに結果までつながる。そんな経験ができたマネージャーは私にとって、苦しくもすごくいい思い出です。実はこの経験がsteerにジョインしたきっかけになっています。
”人”と向き合うことは楽しい。その影響範囲をどうすれば広げられるだろうか?
ーマネージャー経験がsteerへ入社するきっかけに??
相原:実は前職で大きな組織編制があって、自分が抱えていたメンバーと離れることになりました。上位職への打診もあったのですが、自分の中ではやり切った思いがあったのでここで一区切りつけようと考えました。
いざ、転職しようと考えた時にマネージャーとしての経験が軸になりました。”人”と向き合う仕事、”人”の可能性を広げられる仕事。マネージャーでは自社にしか影響を与えられない、人材紹介事業であれば、その影響範囲を広げられると考えたんです。
ー数多ある人材紹介会社の中からsteerに興味を持ったのはどうしてだったんですか?
相原:steerは建設-不動産領域に特化した人材エージェント。たまたま両方の業界にいたので経験を活かせると感じました。ただ、それ以上に自分を育ててくれた不動産業界の”負”にも貢献できるのでは?という思いがありました。
前職では不動産業界の良いところも悪いところも見てきた自負があります(笑)。平たくいうと癖が強い世界で、人によって合う/合わないがはっきりしている業界です。合わずに短期で離職する方から、合ってイキイキと働く方まで多く見てきました。合わずに業界に飛び込んでしまうと時間も無駄ですし、なにより自信を失ったり、仕事を楽しめなくなったり…とその方のキャリアに大きな”負”を与えてしまいます。そんなミスマッチを業界経験者だからこそ解決できるんじゃないかと。
自由と裁量を基に、圧倒的成長と顧客への価値を追求する
ーsteerに入社してみた感想を教えてください。
相原:steerにジョインしてまだ4か月ほどではありますが…本当にギャップはないです。入社前の面談や面接でクライアント企業や候補者様への価値提供を大切にしていると聞いていました。
人材紹介エージェントは”営業数字のため転職できる企業に候補者を動かす”みたいなイメージがあったんですがsteerの場合はそれが無いですね。正直、相対している候補者様も今までお会いしたことがないくらい優秀な方が多く、こっちの思いだけ転職してもらうなんて絶対できないです(笑)。
良くも悪くも自由と裁量は十分にあります。仕組み化されていて、一定の成果を出すためにするべきことが決まっている…といった環境はなく日々考えて行動することを強いられています。もちろん苦しい時もありますが、純粋なクライアント/候補者への価値提供が会社の軸にあるのでやりがいを感じながら働けています。
まずは目の前の数字と価値提供にコミットする
ー今後どんなキャリアを描いていますか?
相原:やはり前職の経験を活かして、チームを創ってみたい思いがあります。ただし、まだ入社したばかりでそんなことは言っていられないな…と。まずはできることを泥臭くやり続ける、目の前の営業数字と顧客に対する価値提供に徹底する。それができてから先のことを考えたいと思います。
ー最後に、この記事を見ている将来の仲間に一言お願いします!
相原:どんな仕事も共通する部分だと思いますが、人材エージェントは泥臭い仕事の連続です。その泥臭い仕事の上に、エージェントとして提供できる価値が乗っかってくると感じています。是非、その苦しみも喜びも一緒に分かち合いましょう!