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「最後まで自分に頼ってもらえるように」エディター鎌田のインタビュー

こんにちは!

株式会社ダダビ採用担当の高橋です!

そろそろ冬かなと思っていたのですが、まだまだ暖かい日差しが気持ちいい日が続いていますね。

ダダビは最近引っ越しをいたしまして、新しいオフィスでの仕事にみんなどこかそわそわしております。

今回も仕事の合間で日頃話を聞けないスタッフにインタビューを行いました!

インタビューでは、ダダビに所属する様々な職種のクリエイターに会社のことやミッションとして掲げているリゾートについて詳しく聞いていきます。

第五回となる今回はエディター鎌田のインタビューをお送りいたします。


鎌田悠
1992年10月29日生まれ。29歳。
島根県出身。
京都芸術大学映像メディアコース卒業後、テレビのAD・APを派遣する会社に就職し、3年間務める。
最後に担当した番組の過酷な労働時間に限界を感じ、テレビ業界以外への転職活動を始める。
その後エディターとしてダダビに入社。
好きな映画は『青い春』・『図鑑に載ってない虫』・『真夜中の弥次さん喜多さん』など。
邦画を観ることが多く、特に大きな動きがないようなくだらない話が好き。
好きな監督は三木聡監督。シネコンよりはミニシアターに行くことが多い。
最近みた映画は『ビバリウム』。


ーエディターという職業に対する想いを教えてください。

1つの現場にエディターは大抵1人しかいないんですよ。自分しかいないからって、それを不安に感じるのではなく、自分にしかできないことをやろうっていう気持ちを大事にしています。

誰か他の助っ人がくるような状況を作るのではなく、最後まで自分に頼ってもらえるように、仕事を全うするという責任感を持ってやっています。言われたことはなんでもできるようにしたいですね。

ーその場で唯一の存在であることに誇りを持っているんですね。

そうですね。試写(注1)など、お客さんがいるような現場ではより孤独を感じたりします。エディターの責務、みたいなものを強く感じる場ですね。

(注1)試写…CMなどの映像を代理店の方に見て確認してもらうこと。エディターはその場で出る要望や議論を元に映像をブラッシュアップしていく。


ーダダビに入社する以前は何の仕事をしていましたか?

ADをやってました。

ー当時1番大変だったというか、印象に残っている仕事はなんですか?

某ネットテレビ放送の恋愛リアリティショーを立ち上げから終わりまでやったことですね。

ロケと編集をほぼ同時平行でやりました。何カップルも一緒にやっていたので、完全にパンクしました。


ーダダビへ入社しようと思ったのはどうしてですか?

テレビの仕事は別にそれほど好きじゃなかったんですよね。弟子入りのような形で映像業界での経験を積みたいと考えていました。でも実際入ってみると、映像業界に入ったのに、映像をやった感がなくて。

もっと実際に手を動かして何かを作ることがしたかったんだと気がつきました。それで転職活動をしていていろいろな会社をみる中で、ダダビっていう変な名前に惹かれてロゴも可愛かったので、食いつきました笑

映像系の仕事を探していて、求人サイトだと結構モーショングラファーとか3DCGデザイナーとかの募集が目立っていたんですけど、その中でダダビのオフラインエディターっていうのが目について、当時からプレミアやアフターも少し使用できたので、私でもできるかもしれないと思いました。


ー編集というお仕事について、具体的にどのようなところが楽しいですか?

自分のアウトプットを披露するというか、自分の好きなことを入れて、どうですか?と見せることができるというのが楽しいです。

監督と相談しながら映像を作っていくのですが、人と相談しながらやることにやりがいを感じます。

試行錯誤しながら誰かと一緒に作っていくことにものづくり的な楽しさがありますよね。

ーものづくりいいですね、私も何かつくってみたいなという気持ちはずっと持っています笑

いいですね。ショートフィルムとか作りたいなと思う時があります。

大学の卒業作品は撮影から編集まで全部自分でやって、そういう映画みたいなものを作りました。


ー印象に残っている仕事を教えてください。

やっぱりアニメーションなどをやった仕事が印象に残りますね。自分の作ったものが可愛く動いてたりするのがすごく嬉しいです。

最近だと崎山蒼志さんの配信ライブの背景映像が印象に残っています。

作成期間が1ヶ月くらいあったのですが、結構自由度が高く、自分の好きな要素を盛り込んで作ることができたし、いろいろと調べながら試行錯誤できたのがすごくよかったなと思っています。

最後はいろいろと相談に乗ってもらいながら作っていったので、できた時に大きな達成感がありました。

制作の方からもすごく好評で、監督にも一発でOKをいただけて嬉しかったです。

自由度が高いからこそ、本当にこれでいいのかっていう不安も大きかったんですけど、その分褒められると嬉しいですね。


ーダダビってどんな会社ですか?入社してから今まででどのようにイメージが変わっていったでしょうか?

最初は、クリエイターの集まりみたいな印象で、個性的なクリエイターたちがそれぞれで活躍しているという印象を受けたので、その中で自分も1人のクリエイターとしてやっていけるかなという不安はありましたね。

今は、みんなで同じことをするのではなく、個人でやれる自由さが逆にいいなと思っています。

他と自分を比べて落ち込んでしまうことが多い私にとっては、他人と比べることが少ない環境が合っているんだなと思いました。

社内で共有される作品をみていいなと思うことはありますが笑

業績みたいな感じで比べられたりとかすることもないし、自分のレベルで仕事ができて、でもちゃんと個がそれぞれ際立ってるのがいいなと思いますね。

前職のような確実に寿命を縮めるような働き方から考えると、今は自分を大切にしながら仕事ができているなと感じます笑

あと、会社としての印象は、会社っぽくない、自由度が高い会社だなと思いますね。

リモートがまだそんなに普及してない時から、あんまり会社にも行ってなかったですしね笑

ゆるい感じの人だな〜と思いきや、ちゃんと全部やるっていう感じの人が多いのも特徴的だと思います笑

ーいい意味でギャップがありますよね。

そうですね。

会っただけでピリピリした雰囲気を感じたり、緊張感を感じる人ってたまにいますけど、ダダビにはそういう人はいないなと思います。


ー今後、ダダビでやってみたいことがあれば教えてください。

イベントみたいなことをやってみたいですね。展示会などもいいと思います。

みんなの仕事じゃない作品を見てみたいです。それが一箇所に集まってたらすごく素敵だと思います。

ー映像以外でもイラストだったりとかクリエイティブな特技を持ってる人が多いですよね。

確かにそうですよね。

映像だとネットですぐ見れちゃうけど、展示会とかはプロジェクターで投影したり、壁に飾ったりするので、また違った良さが感じられる気がします。

みんな忙しいので難しいかなと思いますが、長い期間をかけてちょこちょこ準備してたらできるのかな?笑


ランチ中の鎌田。

ー今後どのようなエディターになりたいと考えていますか?

なんでもできる人になりたいです。

「これできますか?」って言われてすぐできますと応えられるような人になりたいですね。

実際、現場に入ってから「こういうこともできますか?」と言われることが多いので、一個何か得意なことを極めるというよりは、よりオールラウンダーになんでもできる人になりたいと思っています。

その方がエディターとしても活躍の幅が広がるような気がしていて。

ちょっとだけ合成してくださいとかにすぐ対応できるような、マルチに能力がある人というか。

ー今よりさらにオールラウンダーに?

そうですね笑

今もなんでもやりますというスタンスではありますが、今の技術力だとやっぱり時間を浪費してしまうこともあって。

もうちょっと技術力をあげたり、知識を増やして、どんな要望にも迅速に対応できるようになりたいですね。


ーダダビのミッションは、「ものづくりの輪でリゾートをつくる」ですが、鎌田さんにとっての「リゾート」とはどんな場所ですか?

日が当たるところ・明るいところですかね。

映像とかで言ったら、裏方じゃなくて目に触れるというか、公ではないけど目に付く所というか笑

あとは、行きたいと思った時に行けるご褒美、みたいなイメージがあります。


ーダダビでリゾートを感じたことはありますか?

スタジオの内装が素敵だなと思います。

ベランダ(注2)の感じとかもいいですよね。日が当たる感じで笑

(注2)現在ダダビは新オフィスに移動しています。こちらは引っ越し以前のダダビスタジオのベランダを指しています。

ーどういう人がダダビに合いそうだと思いますか?

現場では特に孤独な戦いになることが多い仕事なので、個人の力が大事になってきます。任された仕事に責任感を持って取り組める人だと思います。

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