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3期目を終えて~代表取締役 武藤~

こんにちは。トライハッチマーケティングチームの海老原です。

前回に引き続き、3期目を終えたということで、代表取締役、武藤にお話を聞きました!

■トライハッチを起業した理由を教えてください。

理由は、色々とありますが、大きな理由は自分が本当に良いと思ったサービスや商品をお客様に提供したいと思ったからです。そのためには起業し、自分が責任と裁量を持ってやるしかないと思ったのが、起業の大きな理由です。

ただ元々、会社を立ち上げるつもりはありませんでした。前職で起業をする人が多くて憧れはあったけど、リスクがありそうで、自分には現実的ではないと思っていました。

前職は、現在マザーズに上場している300名程度の会社でしたが、私は当時歴代最年少で部長に昇格し、10名ほどの営業部門を統括していました。平均年齢23.5歳と若いチームでしたが、部門賞を獲得するなど、圧倒的に成果を出すチームをつくり上げたと自負しています。自由に事業も運営させて頂いており、ビジネスマンとして充実した日々を過ごしていました。

しかし、途中からインターネットや営業部に関係ない仕事がくるようになり、"自分がやりたいこと"と"サラリーマンとしてやらなければいけないこと"のギャップに苦しむようになり、色々とエスカレーションを起こしましたが、当時の会社には受け入れてもらえず、20代の大切な時間をもっと有意義に使いたいと思い、退職を決意しました。

そこで転職するか起業するか悩みましたが、転職してもまた同じことが起きる可能性が0ではない点や新しい会社で自分の存在価値をまた示すという事をやらなきゃいけないんだったら、まだ25歳で子供もいないのでチャレンジしてみよう!と思い、起業しました。

最初は、当時SEOのお客様であった経営者の方に資金援助をして頂けたことも起業に踏み切る大きなキッカケになりました。

この仕事の魅力を教えてください!

もともとインターネットやテクノロジーが好きというのもありますが、自分達が作ったサービスが世の中に受け入れられていくことが単純に魅力的なのかなと思います。あるものを売るわけではなく、価値を作って、価格をつけて・・・。それが受け入れられていくのは楽しいですね。

サービスが受け入られ、お客様が増えるということは、それだけお客様の信頼を得たことに繋がりますし、多くのお客様が我々の提供するサービスを利用し、成果を出したり、運用を効率化したりするなど、感謝のお言葉を多く頂くことも魅力的です。

後は、創業期はワンルームの部屋で1人で立ち上げた会社にメンバーが増え、場所が移転して綺麗になっていったり、人数に比例してできることが増え、同じ想いを持って会社のビジョンや目標に前進して成長していく感じがとても楽しいです。

■現在、トライハッチは4期目ですが、4期目を迎えてどんな心境ですか?

3年で50%以上の会社が潰れてしまうと言われている中、生き残れて正直ほっとしています。

心境としては、3期目を迎えるときは自分を含めて4名しかいなかったけど、それが1年で倍くらいになりました。これだけの人数を雇えるだけの収益が出ていて、メンバーが増えて会社として今までできなかったことがやれるようになってきていて、それはすごくいいことだなと思っています。

ただ、起業時に考えていた自分の理想とは大きくギャップが生じていますし、もっと人材レベルやサービスクオリティを上げていかないといけないという焦りもあります。

やっと会社としての基盤が整い、各部門に人材が揃いましたので、4期目でローカルSEO市場のリーディングカンパニーとしての地位を確立し、多くのローカルビジネスオーナー様のパートナーとして、テクノロジーの力で貢献していきたいと思っています。

■トライハッチとして今後の目標を教えてください。

短期的な目標は、悪徳業者が多い中で正しいルールをしっかり守り、正しいやり方で業界のシェアをとっていくことです。先ほどもお伝えしましたが、4期目でローカルSEOのリーディングカンパニーとしての地位を確立し、1社、1店舗でも多くのローカルビジネスオーナー様が、正しい運用で集客を最大限に増加させていくことができるようにしたいです。

長期的には、8期目までに上場することを掲げています。会社の信頼性や顧客満足度、社員満足度を高め、良い意味で世の中に良い影響を与えられる会社にしたいと思っています。

後は、スタッフの年収を上げたいです。平均年収がそこそこで300名いる会社より、年収の高い社員が50名いる会社の方が魅力的だし、その方が利益も還元できます。年収が高いということは、ビジネスマンとしての価値が高いということに繋がりますので、お客様に提供するサービスや対応する人材のレベルも高いということです。

担当する担当者によってサービスクオリティが変わるというのは、業界的によくある話ですが、我々はどの担当者が担当してもクオリティ高く、お客様に貢献できる組織にしたいと思っていますので、そういった意味を含めてスタッフの年収を上げていきたいと思っています。

■トライハッチのリーダーとして、社員との間で大事にしていることはありますか?

はっきり言うことですね。マネジメントをする上で、メンバーに気を使って言えない人が多いと思うけど、それは本当の優しさじゃないと思いますし、ちゃんと言ってあげることが優しさだと考えています。

きちんと言わないと伝わらない人もいるし、言われたほうもきついかもしれないけどはっきり言うことは意識しています。

―言うほうも大変ですよね?

実際体力は使いますね。まだみんな若いと言ってもここまで生きてきて成り立った性格とかがあるので、頭で分かっていても行動に移せないこともあると思います。でもそれでも言い続けなきゃいけない。それが上に立つ人間の役目だと思っています。

■同じ業界の他社さんと比べてトライハッチはここが自慢できる!という部分があったら教えてください。

プロダクトに関して、かなりいいものを作ってきたという自信があります。

例えば、色々な人に投資してもらって自身で経営権も持っていない会社もあります。そういうことをしないでしっかり自分達のマーケティング力・営業力でここまでいいものを作り上げてきました。これはかなり自信になっています。

あとは、あえて人数を増やさずに少人数でやってきてこのパフォーマンスを出していることですね。経営者には2つ考え方があって、1つは「人が収益を生む。」という考え方でどんどん人を入れるやりかたもあります。しかし、トライハッチはそういうやり方をせずこの人数でやってきた。というのが自信になっています。

ルールを守りながらこの収益を生んできたのもそうですね。ルールを守らないでガイドライン違反をして得た収益というのは麻薬みたいなもので、一時的な効果しか生まないと思っています。ちゃんとお客様に還元したうえで収益を出していかないと長く続かないと思っているのでこれは今後も大事にしていきたいと思っています。

■トライハッチに必要な人はどんな人ですか?

一番はビジョンに共感してくれることや、やっているビジネスに対して面白いと思ってくれることを重要視しています。だから今までも経験者というよりは未経験で採用している人も多いですね。共感をしてくれる人をポテンシャル採用しています。入ってもらうからには結果を出してキャリアを創出して成長してほしいと考えているためです。

あとは、ベンチャーなので自己成長していける人。お金を稼ぎたいとかなんでもいいけど、軸がある人ですね。仕事なので楽しくないことも正直あるし、軸がある人じゃないと心が折れちゃうと思います。

実際にそういう人の方が活躍しているイメージがあります。まだ人数は少ないですが、トライハッチでも軸があるメンバーは実際にどんどん成長していると感じています。

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