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【創業期ストーリー③】「売り方が分からない」というしくじり。やむなく行った交流会で風水師から生保レディを紹介されて…。

※画像などは後ほど入れます

新型コロナが世界的に蔓延したことで、大半の仕事が何らかの影響を受けたと思います。弊社の「コンテンツ制作」という事業は、「取材」が必須なので、それがZOOMやメール、電話で完結するようになりました。

一方で、世の中の「営業職」の方々は営業活動がZOOMやメール、電話になったことで、営業職としてのリズムが崩れてしまい、なかなか売上に結び付かないという方も多かったかと思います。(逆に、効率化して売れるようになった、という方もいるようですが)

コロナ全盛期に営業職の方とカフェで話をしていると、「アポが取れない」「決裁者に会えない」という悩みを持っている方が大半であることが分かりました。一方で、「コンテンツ制作」ではコロナ前と同様に取材アポが取れてましたし、取材先のキーマンや決裁者とは会えていましたから、営業職の方々から見たら当方の取り組みはアドバンテージになっているのかも…と思いました。

これはビジネスになるんじゃないか…と思い、新型コロナが始まった頃に、「メディア取材による営業開拓」の事業化をスタートさせたのです。

数日かけて基本的な事業企画はできたものの、この「営業代行」の拡張方法が分かりません。

営業代行業界に知り合いもいないので、誰に聞いたら良いのかも分からない状態です。椅子に座っていても何も変わらないので、やむを得ず「交流会」に行ってみることにしました。調べてみると1回500円の交流会もあれば、1回3000円の交流会もあり、まさに玉石混交。ある日、安くてちょっと胡散臭い感じの「昼間の居酒屋交流会」が目にとまり…新橋にランチを食べに行ったと思えばいいか…と思い参加してみることにしました。

会が始まった頃の参加者は私一人で、主催者と2人で居酒屋ランチを食べることになりました。「これは大きく外してしまったかも…」と、少々後悔。30分くらい経過して遅れて来た人が私の隣に座りました。名刺交換をしてみると、これまた怪しい「風水」のオジサン。この人に説明してもムダだなと思いながら、練習も兼ねて当方の事業説明をすると、「じゃあこの人に会ってみるといいよ~」と生保レディを紹介されました。この期に及んで生命保険を売りつけられるのか…と思いながらも、せっかく紹介して下さったので、まずは会ってみないと分からないと思い直し、後日、ご挨拶かたがた生保レディとのミーティングの機会をいただきました。

この生保レディとして紹介された方とは今でも会う仲になっているのですが、正確に表現すると「元・生保レディ」で、的確に人脈をつないで下さり、コロナ禍における弊社の営業代行スタート時に多大な貢献をして下さったのです。

こうして始まった「営業代行」ですが、これは「信頼関係をベースにした事業マッチング」ビジネスであることを身をもって知り、無作為に電話をかけまくるテレアポ営業などで開拓していくべきものではないということが明確になりました。こうして2~3年の市場最適化期間を経て、現状でたどり着いたのが「テレアポしない営業代行」であり、「売り込みしないビジネス交流会」の2軸の事業展開なのです。

つづく

有限会社シーワークスでは一緒に働く仲間を募集しています

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