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エンジニアインタビュー【vol.21】社内SEからDXエンジニアへ|バイリンガル環境でDXスキルを磨く木本さんの挑戦

こんにちは!Marvel株式会社 広報の渡邊です🌸

今回もMarvelで活躍するエンジニアをご紹介✨
本記事でご紹介するエンジニアの木本さんは、木本さんは、社内SEからクライアントワークへとキャリアを転換し、現在はバイリンガル環境でBI領域のプロジェクトに携わっています。

語学力とITスキルを同時に磨きながら活躍されている木本さんの働き方や、仕事に対する考えを深堀りしていきました🔥

ぜひぜひご覧ください👀🙌🏻

エンジニアインタビュー


_マーベル入社前のキャリアについて教えてください。

木本:新卒で自動車部品メーカーの企業に入社し、社内SEとして3年半ぐらい働いていました。
主に日々のヘルプデスク業務もあるのですが、海外の生産拠点のシステムの担当者としてDX化を行っていました。そこでは中国出張があったりと常に海外と関わる環境にいました。

渡邊:そうなんですね!もともと学生時代から語学を鍛えたりしていたんですか?

木本:全くそうではないです!語学ともあまり関わりのない法学部でした。 入社してから常に中国語や英語を使うような環境にいたので、OJTで学んでいきました!

渡邊:すごいですね…。それに、大学時代プログラミングに関わる学部にいた訳でもなかったんですね!

木本:そうですね。ITパスポートは学生時代に取得しましたが、それ以外は何もやったことがありませんでした。

渡邊:ほぼゼロベースからのスタート、すごいです!
入社後研修とかあったんですか?

木本:全社的なものはありましたが、システムに関する研修はほとんどなく、いろんな人から聞いて学んでいきました。そのためか、いろんな人とコミュニケーションをとったり、聞く力は鍛えられました。

渡邊:木本さんの元々のコミュニケーションスキルの高さもあるかと思いますが、自走力が必要な環境によってより鍛えられていったんですね!

_転職のきっかけは何だったんですか?

木本:元々いた会社は伝統的な企業で、システムの運用は主に既存のものを使用することが重視されていました。そのため、新しい技術を取り入れる機会が少なく、自分自身のスキルアップに限界を感じるようになりました。3年を過ぎたタイミングで、将来を考えたときに「自分はこんなスキルを高めていったんだ」と自信を持って言えるように、もっと経験を積んでいきたいと思い、転職を決意しました。

渡邊:なるほど。エンジニアとしての市場価値を高めていきたいという想いがきっかけだったんですね。

_その中でMarvelに入社を決めた決め手は何ですか?

木本:新しい組織でフレッシュな印象を受けました。 柔軟でこれからの発展がありそうで、いろんな経験ができそうだと感じたからです。
また、地元にいながらリモートも交えて東京の会社で仕事ができるというところも魅力としてありました。

渡邊:そうだったんですね!
実際に入社してみて、入社前とのギャップはありましたか?

木本:伝統的な前の職場とのカルチャーギャップは感じますが、Marvelへの大きなギャップはありません!


_入社されてもうすぐ半年となりますが、Marvelのここが良いなと感じる点はありますか?

木本:ほとんどリモートなので、オフィスで社員と顔を合わせる機会はあまりありませんが、自分の思っていることや希望を言いやすい環境だと思います。チャットで気軽に話せますし、今はプロジェクト先に週に一回出社していますが、その際の交通手段なども柔軟に聞いていただけるので、希望を尊重してもらっている実感があります。そういった、フラットに相談できるのが良いなと思っています。

渡邊:そうですね、リモートワークが中心でありながら、コミュニケーションがしっかりと取れているのは素晴らしいですよね。

_Marvelで実現させたいエンジニア像はありますか?

木本:Marvelでは、様々なクライアントのプロジェクトに参画することで、幅広い経験を積むことができると思います。私は前職からDXをやってきているので、その経験を活かしつつ、ゆくゆくはDXの観点からソリューションを提案できるようなコンサルタント的な役割を担える人材になりたいです。

渡邊:DXにおけるコンサル領域をやりたいという明確な目標があるのは素敵ですね!

渡邊:ここからは現在参画されているプロジェクトについて質問します!

_現在参画されているプロジェクトの概要を教えてください!

木本:外資系の保険会社さん相手に、一緒にシステム部門の中に入り込んで、マーケティングの材料になるようなBI*のダッシュボードを構築するというところを主に行っています。 データベースの整理やBI化するにあたってどういうデータをそういう風に見せるかというのをつくっていくプロジェクトです

※BI(Business Inteligence)…企業の各部署がそれぞれに蓄積している膨大なデータを、
収集・蓄積・分析・加工し、経営戦略のための意志決定を支援すること。


_木本さんはどのような業務を担当されているんですか?

木本:私自身はSEの役割ですので、要件定義とか、上流工程をメインでやっています。ソリューションをどうするかというところから、実開発部隊の方たちに要件を上手く伝える、といった、ビジネスユーザーの方の要件をシステムに落としこむような作業をメインでやっています。システム開発者というより、システムの設計者の立ち位置です。

渡邊:なるほど!
先ほどからお話ししていて、木本さんのトーク力や説明力の高さに驚いていたのですが、日ごろからお客様やシステム開発者に対してわかりやすく伝えるという事を多くされているという事も影響しているのではないかと、勝手に納得してしまいました!

_では、リモートワークでの1日のスケジュールを教えてください

木本:一日の始まりは、クライアントとの朝礼から始まります。約30分間、現状報告や情報共有を行い、その後必要に応じてプロジェクトに関する議論を1時間ほど行います。
午後は主に、ビジネスユーザーへのヒアリングや要件確認、また開発部門への仕様説明など、様々な会議に参加します。会議のない時間帯は、設計書の作成に黙々と取り組んでいます。

渡邊:いろんな担当の方とこまめにコミュニケーションをとられていることが多いんですね!


_バイリンガル環境で働かれているという事を伺いました!どのような環境なんですか?

木本:チームの半分以上の方が外国の方です。実際開発者の方も全員外国の方ですし、スクラムマスターというプロジェクトマネージャーのような立場の方も外国の方がいらっしゃいます。
海外拠点のお客様と英語でMTGする機会もあります。
プロジェクトの資料も、外国に提出しなくてはいけない関係上、ほとんど全部英語で書かれていたりもするので、そういうのを読み解きながら理解を少しずつしながらやっています。
それでも内容がわからないときには、いろんな人に質問をして的確に理解をしながらキャッチアップしています。

渡邊:木本さんは前職でも同様の経験をされていたかもしれませんが、全て英語で書かれた企画書や業務関連文書を受け取った際の対応について伺いたいと思います。そういった文書に接した時、まず翻訳作業から始められるのでしょうか?

木本:まず、目次を確認して全体の構成を把握します。その後、必要な情報をピックアップしていきます。理解が難しい箇所については、翻訳ツールをポチっとして補助的に使用しています。
それでも専門用語や複雑な概念に関しては、正確な理解が不可欠です。そのような場合は、もう人に聞いちゃいますね。

渡邊:ありがとうございます!
わからないところは人に聞くというコミュニケーションを交えることで、キャッチアップを加速させていくんですね。

_コミュニケーションにおいて難しいと感じることはありますか?それに対してどのようなアプローチをしましたか?

木本:そうですね、日本語を話せる外国の方とのコミュニケーションにおいても、ニュアンスの違いというか、日本人同士であれば暗黙の了解で通じるような表現でも、必ずしも通用しないケースが多々あります。
そのため、相手の真意を正確に理解するために、発言の本当の意味や意図を丁寧に聞き出して確認するように心がけています。
確かに、このようなプロセスには多少の労力を要しますが、正確な情報共有と相互理解のために不可欠だと考えています。結果として、より円滑なプロジェクト進行につながっていると実感しています。

渡邊:確かにちゃんとお互いの意味に相違がないように、 毎回毎回確認をしっかり取っていくっていうのは、仕事の上で大事ですよね。
そのようなコミュニケーションだからこその、気付きや学びが沢山ありそうですね!

木本:そうですね。これはバイリンガル環境に限らず、コミュニケーション全般に当てはまる点だと思いますが、相手の立場に立って考えるというか、自分が相手の立場だったらどう感じるだろうというところを、なるべく意識するようにしています。
正直、それが難しい時もあるんですが、そういう機会が多いからこそ、相手の視点を理解する能力が鍛えられているのかなと感じます。こういった経験を通じて、自分自身の成長にもつながっているので、非常に勉強になっているなと思います。

渡邊:素晴らしいですね!まさしく木本さんが目指されている、コンサルにおいても必ず重要となるスキルですよね!

木本:本当に良い環境で働くことができているなと感じます。1人で大変なこともありますが、反対に1人だからこそ自分で主体的に働くことができるという事もあり、多くを学ぶことができています。

渡邊:物事へのポジティブさというか、すべてをご自身の糧にするような捉え方をされている木本さん、本当に尊敬いたします。そんな木本さんだからこそ、現在の環境でもより多くのことを吸収されているんだなと実感します!

ここで、同席していたキャリア管理部(※キャリア管理部…エンジニアのキャリアをサポートする専門部署)の海野さんからも木本さんへ質問が🙌🏻

_Marvelに入社し、現在のプロジェクトで働く中で、入社前と一番変わった部分はどこですか?

木本:クライアントのニーズを深読みして先回りする姿勢が身についたと実感しています。社外の方、特にクライアントとのコミュニケーションが多い点が社内SEとして働いていた前職と違います。 社内の方とは異なり、クライアントとの対話では距離感も違いますし、より慎重なアプローチが必要です。 具体的には、相手の目線に立って考えるようになりました。クライアントはこういったものを求めているのではないかと先読みし、「このような提案はいかがでしょうか」と先回りできることが増えました。 クライアントのニーズを深読みして先回りする姿勢が身についたと実感しています。単に要望を聞くだけでなく、その背景にある真のニーズを把握し、それに応える提案をするというマインドセットが培われました。

海野:それは非常に重要な視点だと思います。
社内SEのバックグラウンドを持ちながらクライアントワークに移行する際、最初は戸惑うエンジニアは多いと思いますが、特に、相手目線を持つことは、日常的に接する社内の方々とは異なるため、難しさがあると思います。
木本さんが「深読み」とおっしゃっていたように、クライアントからのオーダーには背景や意図があります。その理解を深めながら提案を行うことは、まさにコンサルタントに求められる重要なスキルです。

木本さんがMarvelでの業務を通じて、そうした成長を実感しているとお聞きできて、とても嬉しく思います。

渡邊:最後に、プライベートについても少し聞いちゃいます🙌🏻

_休日の過ごし方(趣味など)を教えてください!

木本:そうですね。私はインドア、アウトドアどっちも好きで、結構多趣味な方です!
音楽とかも好きで、聴くだけじゃなくて、自分自身もアコースティックギターを家で弾いたりもします!
音楽を弾き語りして、自分の世界に入るみたいなことをやったりもします。

渡邊:素敵なご趣味ですね!アコースティックギター、音色落ち着きますよね~!!
実はMarvel、趣味で楽器を演奏される方が多いんですよ!そういう方を集めたコミュニティ、あったら楽しそうですよね!
最近よく弾かれる曲は何ですか?

木本:tuki.さんの「晩餐歌」という曲を練習中です!

渡邊:わ!いいですね!演奏はどなたかにきかせたりとかするんですか?

木本:友達が家に来たときや、カラオケに行ったときにたまに弾くぐらいですかね。大学時代はバンドをやっていたので、そこでは結構人前で弾いたりもしましたが、今はもう、少ないですね。

渡邊:そうだったんですね!
めちゃくちゃ聴きたかったのに、インタビューの時間がもうあと5分もないことが非常に悔やまれます。
いつか「晩餐歌」聴かせてください!!

_最後に、この記事を読んでくださっている皆さまへメッセージをお願いいたします!!

木本:私の場合、社内SEとしてキャリアをスタートさせましたが、Marvelでは様々なクライアントと直接関わり、幅広い分野の知識や経験を得られる環境できています。これは非常に勉強になりますし、ITの技術も多角的な視点から鍛えられる機会が豊富です。特に、本当の意味でITスキルを向上させたい方、より広い視野で成長したい方にとって、Marvelは柔軟性も高く、エンジニアの成長をサポートしてくれる環境だと思います。

木本さん、インタビューへのご協力と、素敵なメッセージをありがとうございました!!!

今回はバイリンガルな環境で、DX領域でのスキルと語学を鍛えながら活躍されている木本さんの働き方にフォーカスしてインタビューしていきました!

社内SEからクライアントワークへの転身、バイリンガル環境での挑戦、そしてDX領域でのスキルアップ。これらの経験は、木本さんのキャリアに新たな展望をもたらしています。

インタビューを通して特に印象的だったのは、木本さんのコミュニケーションに対する姿勢です。
言語や文化の壁を越えて、相手の立場に立って考え、深い理解を追求する姿勢は、今後のグローバル時代のエンジニアに求められる重要なスキルだと感じました。
日頃からバイリンガルな環境においても、臆することなくコミュニケーションを行い、自分1人ではわからないことは周りの人に聞いてみるという木本さんの積極的な姿勢は、単に言語の壁を越えるだけでなく、効果的なチーム協働にも大きく貢献します。

また、木本さんご自身の、仕事に対するポジティブな捉え方とそれゆえの吸収力や適応力の高さにも感銘を受けました。

最後までご覧いただきありがとうございました!

Marvelでは一緒に成長できるメンバーを募集しています!
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