エンジニアインタビュー【Vol.8】~いままで経験よりMarvelでの1年間のほうが圧倒的に成長した~ | エンジニアインタビュー
こんにちは!こんばんは!Marvelの望月です。早くも6月になりましたね!梅雨で天気も悪くなり外でなかなか遊ぶことができないですが、室内でまったり読書や映画鑑賞する時間がつくれるので意外とこの季...
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皆さんこんにちは🙌🏻🙌🏻
Marvelの広報渡邊です🌸
さて、今回ご紹介するエンジニアの寺尾さん🌷
寺尾さんはMarvelの社内勉強会でも運営サイドを担当しており、Marvelを代表するエンジニアです👩💻
実は寺尾さんは以前にもエンジニアインタビューにご協力いただいています。
今回またインタビューを実施した背景として、先日、寺尾さんは現在携わっているプロジェクトの技術選定に参加され、チームを説得して自身の技術提案を採用に繋げたという事例がありました。
過半数意見を覆すというのはなかなか難しいことですし、勇気がいることだと思います!😳
ぜひそのいきさつや、意識されたことについて。また、その際キャリア管理部(Marvelのエンジニアのキャリアに寄り添う部署)にご相談をされていたとのことなので、詳しくお話をお聞きしたいと思い今回インタビューを依頼し、快く引き受けてくださいました✨
以前ご協力いただいたエンジニアインタビューの記事はこちらから👀
ずっとにっこりで優しい寺尾さん😳綺麗なピンク髪がトレードマークのエンジニアさんです🌸
渡邊:寺尾さんお疲れ様です🍵
いつも社内イベントなどにも沢山ご協力いただきありがとうございます🙇🏻♀️
本日もよろしくお願いいたします!
では最初に、現在参画しているのはどんなプロジェクトですか??
寺尾:車両データの分析システムの実装プロジェクトに参画しています。
車両のハンドル操作やエンジントラブルのエラー履歴などデータを収集して車両ごとや出荷時期に応じて分類してシステム上に反映させるといったシステムをつくっております。
エンドユーザーは車両開発チームの方々です🚙
エンジニア目線での話ですが、開発はウォーターフォールではなくて、スクラム開発でスピーディーにまずはアプリを作るという手法でやっております😌😌
渡邊:今回技術選定の際の現場でのコミュニケーションに関してキャリア管理部にご相談をされたという風にお伺いしています👀
今回、どのようなことに悩まれてご相談されましたか?
寺尾:技術選定の場面で最初はVueを使おう!という意見になっていたのですが、
その理由に少し曖昧さがあってもやもやしてしまったので、相談をいたしました。
『別のチームの方々が今までVueを使っているのでVueを使いましょう!』
『開発者さんがVueを使ってみたいからVueにしたい。』
など、そういった理由で技術選定が決まりそうだったんです👀
ただ、その別チームの方々が、サポートが終了しているバージョンで言語開発を行っていたというのと、私ともう一名が実際のデベロッパーなのですが、どちらもVueの最新版の経験がないという事で、
スピード感が求められる今の開発にあっていないのではないかという事で不安を感じていました💭
渡邊:そこでキャリ管に相談しようと思ったのはなぜですか?
寺尾:相談したきっかけは、使用言語を変更するだけの理由になるかどうかを第三者目線で判断していただきたかったんです😌私自身が今回VueではなくReactのほうが良いのではないかと思っていても、それが私の色眼鏡で判断してしまっているのではないかという不安がありまして…👀💭
ほかの開発者さんがVueを使いたいという意見なのに対し、私の意見を貫き通してしまうとわがままになってしまうので、変更するだけの意味がちゃんとあるのか高木さん(弊社CTO兼キャリア管理部)に確認しました。
渡邊:キャリア管理部(高木さん)からはどのような助言がありましたか?
寺尾:大前提として、この技術選定という場面では(高木さん目線でも)React一択ですねと言っていただきました。
ただ、他の開発メンバーや4人中3人がVueをやりたいという意見だったので、最後はチームの好みでVueになってしまいそうな可能性はあるという事。技術としてはReactが正しいので、それを伝えたうえで、最終的に思い通りにいかなければ、資本主義の結果として受け入れてくださいというフォローも頂きました😂🙌🙌
渡邊:多方面からのアドバイスがあったんですね👀
高木さんの同意を得られたら非常に心強いですね🔥🔥
寺尾:そうですね!
正しいという後ろ盾を得られましたので、自信をもって発言することができました!✨
渡邊:同じような状況になった際、寺尾さんのように行動できる方はなかなかいないと思います。
多数派の意見もあった中でご自身の意見を伝えるのはなかなか勇気がいることだと思いますが、そこを覆したいと思ったのはなぜですか??
寺尾:相談をしたことによって、Reactのほうが良いのではという意思が高まったこともあるのですが、それに加えて持論ですが、会社に所属している会社員って会社の利益になるような行動をとっていくという必要があり、エンジニアの場合それって市場価値の高い人間になることが大前提だと思っています。今トレンド的にもVueよりもReactをやっている方が市場価値が上がってくるので、今後のキャリアも踏まえてReactがよいのではと提案をいたしました。
渡邊:アドバイスも踏まえて、他のメンバーに納得してもらえるように
寺尾さんが意識されたことは何ですか?
寺尾:これは技術選定の場面以外でも、普段から常に意識している点ではあるのですが、
原則として相手方の話は絶対に否定しないという事を大事にしています🙌🙌
今回の件では、Vueが良い理由についてじっくり話を聞きました。
そのうえで問題点としてあがってきたのが、他のチームが使っているVueのバージョンが古いため、新しく私たちが新バージョンの知識をキャッチアップする必要があるというデメリットを提示させていただき、Reactだったら私自身が知見があるので、開発スピードを上げることができるというところ。
そして、トレンド面でも履歴書に書くときに有利ですよ。と相手にとって利益になることも提示させていただきました🙌
渡邊:私があまりこういった技術選定という場面を深く存じ上げないのですが、今回でいうと技術選定はどのぐらいの期間で行われたんですか?🤔📅
寺尾:今回でいうと2日間でした。1日目でVue寄りの意見になっていたので、このままで大丈夫かなと心配になり1日目の定時後に高木さんに相談をしてその意見を持って次の日Reactのメリットなどを提示させていただきました。
渡邊:思った以上にスピード感のある話だったんですね!🏃💨
1日でメンバーを納得させるなんて、すごすぎます!
事前に話す事など整理されていたんですか?📝
寺尾:そうですね!スピード勝負でした!
言う事リストなど作って、それをもって発言させていただきました!
海野:寺尾さんのお話を聞いて、仕事に対して自分事として常に主体的に取り組まれているイメージをうけました。自分事としてお仕事をすることによって、パフォーマンスとか、アウトプットとか、スピードとかが変わるのだと思います。
そうやって主体的に仕事ができるようになったのは、何か考え方やきっかけなどあったんですか?
寺尾:そうですね、、、自分に割り当てられた仕事だけをするというのは簡単なことだと思うんですが、そうしていくと成長があまりできないのではないかと思います。
ひとつの視点だけでみてしまうのではなく、
視点を広くしてプロジェクト全体を見ていくとなると自己成長にもつながりますし、最終的にエンドユーザーさんからのFBをいただけたら嬉しいじゃないですか😳
なのでエンドユーザーさんのためになるシステムを作りたいという思いが強くありプロジェクト全体を広く見てという事をしています👀💡
また、自分事として動けるという点ですが、Marvelに入ってからキャリア管理部の方々含め、色々なことにおいて期待していただいているという事を感じる機会が多く、その期待に応えたいという思いから、より自分事として動けるようになりました😌
海野:エンドユーザー、使う人のことまで考えられるエンジニアってかなり少ないと思います。
「成長したい」というエンジニアは多いと思いますが、成長したいと言いつつ勇気を出すきっかけとか、技術選定で自分の意見を論立てて言おうとするエンジニアは少ないと思うんですよね。
寺尾さんは自らきっかけをつかみに行ってますよね。
実際にそこを行動に移せる勇気の源泉が知りたいです。
寺尾:前職がブラック企業だったのが影響しているかもしれません😂
プロジェクト内に仕事量が多すぎて苦しんでいらっしゃる方とかがいて、そういった方の負担を減らしたいと思って動いていましたし、自分も楽しく、チームメンバー仲良く働きたいというのがマインドにありました。そのためにはどうしたらよいかを考えた時に、
「やりたい仕事だけにこだわらずに、視野を広く広げて自分ができることに着手していく」
という事を意識しました。
海野:自分の中の優先順位ではなく、全体の中での優先されるべきことは何かに目を向けるという事ですか?
寺尾:そうですね😳
あとアドバイスとしてはMarvelの各学習チャンネルが社内チャットツールにあると思うので、そこを積極的に活用していただければなと思います!
海野:様々な知見に長けたエンジニアが反応してくれますからね💡
そういったところもMarvelにいることの価値だなと思います。
自分のできる範囲のところを集中してやっていくという事も大事ですし、そうすることで周りも見れる余裕が生まれてきますね🔥
渡邊:では最後に是非、記事をご覧いただいている皆さまへ、アドバイスやメッセージをお願いします!
寺尾:そうですね・・・🤔
今回技術選定がうまく行ったのはチームメンバーの皆様がしっかりお話を聞いてくださるメンバーだったので、すごく環境に恵まれていたという事が大前提にあります😳
ただ、相手方に納得してもらうために相手の話をしっかり聞くことと、
相手にとってのメリットを示すという事は結構どんな場面でも応用がきいてくるとは思うので、
これらが何かのお役に立てればと思います🙌🙌
渡邊:チームメンバーという環境に恵まれたという点もあるかと思いますが
お話ししていて感じるのは寺尾さんの日ごろからのメンバーとのかかわり方や、傾聴の姿勢、
お人柄の部分もかなり影響しているんじゃないかと思います!😳
あと、私がすっごく感じていたのが、めちゃくちゃ説明とか、お話しされるのがお上手で非常にわかりやすいです!
それって何か経験されていたりとか、そのトークスキルが身についたきっかけとかあるんですか?
寺尾:大学生の時にボランティアサークルに所属しておりまして、そこの幹部をさせていただいていました😳😳
その幹部に立候補をさせていただくにあたって演説がありまして。
100数名の前で2・3時間演説するのですが、その演説の練習に半年間ぐらいかけたのでその経験が活かされてるのではないかと思います🙌🔥
就活の面接とかでも応用できました!まだまだ喋りも甘いですが😶😶
渡邊:2・3時間!?しかも大人数の前で・・・めちゃくちゃ緊張しちゃいそうですね🤯🤯
凄く貴重な体験をされたんですね!!寺尾さんのそのトークスキル、納得いました😳🙌
すっごく気になるので、今度改めてその話を色々お聞きしたいです🍀
寺尾さん、インタビューのご協力ありがとうございました✨✨
テキスト上ではなく、直接お話しできるのは11月月初の交流会ぶりだったので嬉しかったです😳😳
いかがだったでしょうか😳😳
今回の寺尾さんのお話を聞いて、
ご自身のスキルを活かして一番最善だと思う技術を提案し、メンバーを説得して採用に繋げたという事は本当にすごいことだと思います💐🙌
それだけでなく、技術選定の機会などがあれば、モダンな技術やチャレンジしてみたい技術での経験を積むチャンスを自ら作ることも可能なのではないかと思いました💡‴
また、どんな案件に対しても常に自分事として主体的に行動されている寺尾さん。だからこそメンバーやMarvel社員からの信頼も非常に厚いエンジニアさんです!🌸🌸
そういった寺尾さんご自身の魅力も伝わっていたら嬉しいです😳
また、寺尾さんは昨年のクリスマスに行われた、「Marvel Advent Calendar2023」(25名のエンジニアさんがクリスマスまでのカウントダウンとして記事を執筆しバトンを繋ぐ企画)にも参加していただき、Reactに関する記事を寄稿していただいたので、ぜひぜひそちらも併せて要チェックです👀✅
Marvelではカジュアル面談も行っています!
ぜひWantedlyの募集欄も併せてご覧ください👀
最後までご覧いただきありがとうございました😳
また次回もお楽しみに🔥🔥