テレワーク実施率調査結果 1月|東京都
東京都は、1月の都内企業のテレワーク実施状況について、調査を行いましたので結果をお知らせします。
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/02/15/28.html
皆さんこんにちは!Marvelの広報渡邊です🌸
Marvelには「北は北海道、南は沖縄まで」日本全国各地のエンジニアが在籍しています👀
そのため、エンジニアが居住地にとらわれずに働くことができる環境づくりや、プロジェクト獲得に日々奮闘しています。
コロナ禍によってエンジニアに限らず、様々な業界で主流化していたリモートワークでしたが、コロナが落ち着くとともに徐々にまた出社へと切り替える企業が多くなり、「フルリモート」を推奨する企業が少なくなってきました。
居住地にとらわれない働き方≒リモートワークはMarvelに限らず多くのエンジニアにとって重要度の高いテーマですが、実際に「ITエンジニアのフルリモート率」について、社内外の情報を調査しました👀
Marvelはリモートワーク案件獲得力の高い会社ですが、現在リモートワークを基本としている方も、これからリモートワークを目指したい方も、ぜひご一読ください🙌🙌
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≪もくじ≫
1|リモートワーク可の案件は市場にどのぐらいあるのか
■ 東京都内企業のリモートワーク導入率
■ リモートワーク率低下の背景
■ Web上の案件数を基に分析
2|Marvelのリモート案件割合について
1.Marvelで取り扱っている案件数ってどのぐらい?
2.リモート案件はどのぐらい?
3|Marvelのリモート案件参画率について
4|リモートワークに求められること
■ 営業メンバー目線での求められるスキルとは
■ フルリモートで働くエンジニアにインタビュー
5|さいごに
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まず初めにIT業界に限らず、東京都内にある企業のリモートワーク導入率から傾向を見てみましょう。
東京都が2月に公式ホームページに掲載した『テレワーク実施率調査結果』によると、
東京都内企業のリモートワーク導入率は、緊急事態宣言期間であった令和4年(2021年)8月時点が65.0%だったところ、最新である令和6年(2024年)1月時点では41.6%と23.4%の減少が見られます。
厚生労働省の公開資料の内容が、リモートワーク率減少と関係がありそうです。『テレワークのデメリットとして感じること(従業員調査)』では、「同僚や部下(上司)とのコミュニケーションがとりにくい」という、コミュニケーションにおける不便さを感じるといった意見が上位を占めているようで、また、作業環境が整っていない(OA機器、室内環境)という意見や、「家族がいると集中しづらい」「仕事と仕事以外の時間の切り分けが難しい」といった難しさなど様々な不便さを感じている人が多い、という結果が出ています💭
こうした背景もあり、出社割合を増やす企業・プロジェクトが増えているようです。
上記の結果は業界や職種に関わらず調査されている物ではありますが、コロナ以前からリモートワークが普及していたIT業界においても、出社型勤務やハイブリット型に移行している企業も多いようです👀
ITエンジニア専門転職サービスであるテックゲートがエンジニアを対象に実施したリモートワークに関するアンケート調査では、「フルリモート(遠方に生活拠点が移動可能なレベル)」のエンジニアが14%、「月に数回程度出社」で16%、「週1~2日程度出社」で17%と、現状では47%程度が週の半分以下の出社率であることが分かりました。
しかしその一方で【今後の自社のリモート体制予想】という項目でのアンケートでは以下のように全体の約4割の割合のエンジニアが「リモートワークの機会は減りそう / なくなりそう」と回答しています🏢
コロナが昨年全国的に明け、規制も緩和されたことにより出社の割合もまた増えていくと予想しているエンジニアは多いようです。
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次に、Web上で集めたリモート案件数などを基に市場におけるリモート案件の現状について調べてみました🤔🔍
1.「スキル・職種指定なし」の媒体別案件数とリモート割合
実際に2024年3月現在どのぐらいリモート案件が公開されているのか、いくつかの媒体にて「ITエンジニア」「言語・スキルの指定なし」の条件のもと調べてみました。(案件数は3/7、3/8時点でのものです。)
C社のようにフルリモートの案件数の多さが強みの媒体は例外的ですが、その媒体の全体の案件数のうちに占めているリモート案件は半数以下であり、フルリモートが2割以下と技術指定のない中でもかなり件数が限られてきます👀🤔
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2.スキル・職種別の案件数とリモートの割合
ここからさらにR社の大手求人媒体にて「フロントエンドエンジニア」「バックエンドエンジニア」「インフラエンジニア」「ITコンサルタント」「PM」、また、市場規模が拡大しているDX領域の「Salesforc」「UiPath」とそれぞれ条件を追加し、スキルごとの案件のリモート割合を調べてみました!
スキル、職種によってリモート案件の割合に差がありますね🤔
Web開発案件は母数も多くその中でもフルリモート案件が4割以上と半数近くを占めていますが、インフラエンジニアやUiPathに関してはフルリモート案件の割合は2割以下となっています。
ここまでは広くIT業界の情報を調査してきましたが、Marvelの状況についてもご紹介します!
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1.Marvelで取り扱っている案件数ってどのぐらい?
Marvelでは一営業日で、インバウンドとアウトバウンド合わせて大体150件~200件のプロジェクト情報を、営業活動により獲得しています😳😳
概算で、
10日間(2週間)で大体1500件、
1か月で3000件ほどの案件情報がアップデートされていきます😳🙌😳🙌
長期間でエンジニアを募集している案件を含めると、その数は時期によっては万単位にも及びます。
現在の営業メンバーは10名いるため、平均して一人あたり300件/月獲得している計算です。
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2.リモート案件はどのぐらい?
現在Marvelが獲得している約5000件の案件の中でリモート案件の割合は概算で、
フルリモートの案件数:25%
週3以上のリモート案件数:20%
週2以下のリモート案件数:25%
週5出社の案件数:30%
となっています👀
週5出社を除いたリモート案件率は70%に登り、前述の市場観と比べ20~30%多いです✨✨
この膨大な案件の数から
を精査し、キャリアアップにつながる案件参画をエンジニアの皆さんと実現していくのです🔥🔥
エンジニアが最大限に成長できる環境をどこまでも追い求めていくのがMarvelの営業部です。
では実際にMarvelのリモート案件参画率について、過去に掲載した記事をもとにご紹介します!🙌
なんとなんと、Marvelでは、エンジニアの全体の7割は週3以上もしくはフルでリモートワークをしています✨
やはりスキル・経験値が高いほどリモート率は高くなっていますが、3年未満のエンジニアでも6割以上のエンジニアが、週2以下の出社もしくはフルリモートという働き方を実現させています🙌
Marvel入社後にリモートワークを実現したエンジニアも多くいます👀!!!
こちらは昨年11月時点のデータですが、コロナが明ける直前の4月のデータと比較しても、大きく数字を落とさずこれています。
営業力の強化もそうですが、
実際に案件参画しているエンジニアの皆さまの活躍があってこその結果です🔥🔥
営業チームリーダーである中釜さんと篠崎さんに、
実際にエンジニアとリモート案件とを繋げている営業(=市場)目線での求められるスキル・リモートワークに関わる重要な要素についてお聞きしました🙌
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(中釜)
(篠崎)
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お二人とも自走力と、コミュニケーション力という点をあげています🧐
前半にご紹介した『テレワークのデメリットとして感じること(従業員調査)』でもコミュニケーションに関しての意見が最も多かったため、いかにオンライン上でも円滑にやり取りができるかがやはり重要なようです💡✅
また、中釜さんは重要の要素の一つとして「リモートと相性の良い技術スタック」も上げていますが
「極論、営業努力でいかようにもできると思ってます」
とおっしゃっていました。
営業メンバーの、エンジニアのキャリアアップに寄り添う姿勢が垣間見えました、、、👀
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次に、昨年Marvelに入社し、以来北海道からリモート案件で活躍されているエンジニアの畠山さんに、フルリモートでの働き方に関してお話を伺いました👨💻🙌
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「リモートワークで大変なこと」について
(畠山)_私の場合は特段思いつきませんが、
例えば自宅勤務になると、人によってプライベートとの線引きが難しいという話も聞きますね。そうした時に私が実践している対処法としては、
などが挙げられます。成果が出せるスキル・環境・仕組みづくりは前提ですが、それをクリアすれば大変だなあと感じることはなくなると思います🤔💭
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畠山さんはご自身で対処法を見つけ、ONとOFFをしっかり切り替えられているようです💡
私自身週に2回リモートワークという働き方をしていて、まさしくプライベートとの線引きは課題だったので、対処法、真似させていただきます😎😎
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リモートワークをするにあたって、どんなスキルが求められると感じますか?
(畠山)_私の考えは、前提として仕事を振ってくれる方に「この人であればリモートで仕事してもらっても問題なさそうだな」と思ってもらうことが必要です💡
エンジニアとしての技術力や自走力は、リモートであってもなくても必要なことだと思います。
他にあげるとすると、「必要な時に必要な量のコミュニケーションが関係者と取れること」です。
これもリモートでなくても重要な要素ではあるのですが、遠隔地で顔を合わさず仕事をするような状況になるとこの点が相対的に重要度ランキング上位に上がるような気がします。
すぐに返信ができない状況では、👀・🙆・🤔といった絵文字を付けて、メッセージを読んだことを相手にすぐ伝わるようにします✅
次にいつまでに回答できそう・対応できそうかの返事コメントを書きます。
※SlackやTeamsなどビジネスチャットツールでは、メッセージに対して絵文字を付けて反応することができます!
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前提として信頼してもらえるスキルや人物面が必要であり、そのうえで「必要な時に必要な量のコミュニケーションが関係者と取れること」、やはり営業メンバーの意見と同様、コミュニケーション面が重要なんですね💡
顔が見えないからこそ、円滑で誠実なやり取りを行うことの重要性がかなり高くなるようです。
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いかがでしたでしょうか?
今回リモートワークに関して、実際の市場調査からしてみました。
エンジニアは職種としてはリモートワークを実現しやすいのですが、コロナ禍が収束を見せることで徐々にリモート案件が減少傾向となる可能性があることや、スキルによって実現のしやすさが左右されることもわかりました👀
その中でもMarvelでは、エンジニアが一番スキルを発揮しやすい環境で成長できるようリモート案件を開拓し続ける営業努力と、Marvelのエンジニアの方々のスキルや向上心の高さにより、高いリモート率をキープしています🔥🔥
リモートワークにも、出社型での働き方にもそれぞれのメリットがありますが、今後もエンジニアの皆さんが場所にとらわれず最大限に輝けるよう邁進してまいります!
最後までご覧いただきありがとうございました!