こんにちは。
Freedoming所属クラウドエンジニア、三度の飯より四度のコーヒーが好きな板矢 大輝と申します。
この度連載という形で、AWSについての記事を書かせていただきます!
この連載では「うーん、AWSってしょっちゅう耳にするけどなんじゃらほい…」という方向けに
「AWSってなんぞや」という目的で記載していきます!
記念すべき第一回は「AWSってクラウドッスよね!自分知ってますよ!!あ~でもクラウドってそもそも何できるんスかね~?」という方向けに「AWSとはなんぞや」という内容にフォーカスして記載していきます!
○Q,そもそもAWSってなんスか😅😅
A,パブリッククラウドなクラウドコンピューティングサービスの一つです!😎
ぶっちゃけ話ですが、某ウイルスでリモートワークが加速しているこの情勢ということもあり、
「クラウド」という単語の意味が全くわからない方は流石にいないと思うので単語解説は割愛します。
パブリッククラウドというのは端的に言うとパブリックなクラウドってことです。
…もう少し噛み砕いていうと、パブリック(公的)なクラウドなので所謂インターネットのような公の場で提供されているクラウドサービスのことを指します。
AWS、Azure、GCPなどですね。
対義語としてはプライベートクラウドがあります。
端的に言うと1つの企業がクラウド用機材を構築・管理・維持して利用しているクラウド環境のことで、広義的なオンプレになりますね…。
ふじさんやひたさんなどが所有されていた感じでしょうか。
おまけですが、「AWS」というのはAmazon Web Serviceの頭文字を取ったものです。
あのAmazonさんが提供しているウェブサービス、だからAWSなんですね~。へぇ~。
○Q,AWSってなにが出来るんスか🙄🙄
A,大体なんでもできます!😎
現在AWSのサービスは200を超えるサービスを提供しており、正直私も把握しきれていないです。
仮想コンピュータを構築できるサービスやサーバがいらないアプリ実行サービス、
オンライン上でデータを管理できるストレージサービスや数クリックで構築できるIDE付き開発環境サービス、
果ては衛星と気象や災害の情報をやり取りできるような大規模なサービスまで
大小含めとりあえずなんでも出来る、といい切れる程度にはサービスが揃っています。
きちんとした実例をあげるなら
・三層構造(Apache+Tomcat+Oracle)の組み合わせを用いたECサイトの構築
・自宅のドアの開閉と連動したIoTシステム
・衛星と連動した地上の天候、災害観測システム
・サーバを一切保有しない全世界対応なデータ配信サービス
・プライベートネットワークを構築し社内ジョブの監視システム
・コンテナ開発、コンテナ用リポジトリ管理やコンテナ展開に対応するCI/CDシステム
などなど…
普段お仕事をしていて「これってパソコン使ってできないのかなあ」と思い浮かぶものはだいたいAWSで出来ると考えて良いかな~と思います。
○Q,でもお高いのでしょう…?🤨🤨
A,従量課金制度だから上手に使えばとってもお得!😎
よく皆さんが思い浮かべるのは
「ネットにあるサービスだから使いすぎたらめちゃ高くなるんでしょ!」
という金銭的な心配。
ええ、もちろんわかります。
正直なところ確かにそのとおりで、使いすぎたら確実に金額はかなりの金額になります。
構築次第では$10,000/月とかは余裕でいきます。
でもきちんとリソース管理をすることで、金額を安く抑えることが簡単に出来ます。
例えば「各種サービスの無料枠」。
この無料枠というのは「毎月このくらいの範囲ならただでいいわよ~」というAWSのサービスのことです。太っ腹ですね~。
例えばEC2という仮想コンピューティングなら毎月720時間までの利用が無料です。
Lambdaというサーバレスのアプリ実行サービスならに毎月100万件までのリクエスト処理が無料です。
この無料枠におさめて利用する分にはどれだけサービスを使っても無料で事足りますので、趣味で触ってみたい、勉強として使ってみたいという方ならどなたでも無料で出来ます。
もちろん仮に有料の範囲で利用をするとしても、サービスを利用してない間の料金は原則請求されない「従量課金制度」なので、例えば環境をいじらない間は作ったサーバを停止しておく、データサーバを止めておく、などの適切な処置をすれば無駄な支払いをキッチリ削減することが可能です。
○まとめ
オンプレのような実機の管理がなく、場所も取らず、使った分だけ支払い、 インターネットに接続できる環境があれば世界のどこでも同じ環境を利用できる。
だからこそクラウドは便利に発展したのかなって思えますね~。
クラウドサービス、もといAWSってなんですか?という記事については以上です。
次回はAWSアカウントを作成して実際にAWSにログインをしていきます。
ぜひぜひお楽しみに!