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(キャリアナビゲーション創業ストーリー①)現在のビジネスの原点|理系学生として研究とボクシングに明け暮れた大学生・院生時代
今では年商10億が目前の長嶋代表ですが、学生時代はビジネスには全く興味がなく、
とある事に熱中するあまり、就職活動すらしてない学生でした。
今では考えられない学生時代を深堀した創業ストーリー①では、長嶋代表の過去に迫っていきます。
この記事は学生インターンの萩原がインタビューしました。
Q.長嶋代表自身が理系学生だったそうですが、大学時代はどんな学生でしたか?
僕の大学は化学科で、高校時代から化学が好きで、
得意だったって理由で進学しました。
実験とかいわゆる化学を専門的に勉強できることに面白みを感じていたので。
元々、勉強も好きだったんですけど、その他にスポーツやるなら本気でやりたいな
と思ったので学外のボクシングジム探して入門しました。
大学時代はほんとに
「個人でやりたい化学の勉強とボクシングで貫き通したな」
っていう大学生活でした。
Q.化学とボクシングですか!研究はどんなテーマでやっていたのですか?
僕がやっていたテーマは「分析化学」という分野で簡単に言うと
触媒っていうのが化学物質反応をいわゆる促進してくれるその反応を改善させる
っていうのをやっていました。
具体的には病気を早く治すみたいな、化学反応の薬みたいなのがあって、
エネルギーの加速をさせるために触媒っていうのを研究していました。
「色々な安定した触媒っていうのはどういうものなのか」
みたいなことを毎日実験して研究室にほぼ閉じこもってやっていましたね。
Q.毎日実験室に閉じこもっていたのですか?大変じゃなかったですか?
いや、僕はむしろ「すごく楽しかった」です。
研究だけじゃなく、発表なんかもさせてもらって、
学部生だと卒論の発表が「7分」とかしかないんですけど、
院生だと「30分」くらいプレゼンできるんですよ。
周りからすれば「そんなに話すことあるの?」って印象だと思うんですけど、
二年ずっと研究室の中でそれだけに膨大な時間を費やしてきたので、
結構話すことがいっぱいあるんですよね。
プレゼンをした後は、教授から質問とかが来るんですけど、
僕はそれがまた好きで修論の発表会で答えるのが楽しかったです。
Q.そのまま研究職での就職はしなかったのですか?
当時も今もそうですが、(特に理系学生は)就職活動というと
やっぱり友達との情報交換とか、先生のアドバイスとか、
普通一般的にはそういうのを聞いてやると思うんですけど。
僕の場合、どうせボクシングでやってこうと思っているんだ
みたいな感じだったので、先生から推薦をもらったんですけど断りました。
まあ怒られましたけど(汗)
周りから「大学院まで行ったのにボクサーってなんだよ」
みたいなことも言われたので、もう後戻りできないってのもありましたし(笑)
そのあとは2年頑張りました。
ただ、不幸にして大きな怪我をしてしまい、結局は「就職」という選択肢に。
大学の先生からすると「ほら見ろ」という印象だと思いますけど、
いわゆる理系の就職でもなく化学の研究職でもなく、
「人事職」というような職業を選ぶことになりました。
Q.教授からの推薦だとすると、かなりいい就職先だったんじゃないですか?
社名を出すかはちょっとあれなんですけど・・・
よくCMでも出てくる有名企業や外資大手企業でした。
でも、蹴っちゃいましたね(笑)
現時点でそのことを考えると「もったいない」っていう感じもしますが、
「そういうことがあったからこそ今の自分がある」とも思っています。
Q.(もったいない・・・)そんなにボクシングが楽しかったんですか?
今思うと「本当に苦しかった」ですね。めちゃくちゃ痛いし(笑)
あの時点では「昔の自分を見返してやろう」っていう気持ちがすごいあったと思います。
当時の心境としては、ボクサーだと「今しかできない」っていうのと。
化学者として「ノーベル賞とって見返す」とかっていうのもあると思うんですけど、
なんかノーベル賞をとる人を見るとほとんどが70歳超えているんで、
そこまで待てないと(笑)
単純に「早く結果が出る」ことを考えて、
「ボクサーを続ける」ってことを選んじゃいましたね。
当時を思い返しても、好きだったわけじゃないかもしれないですね。
今でも格闘技を見るのは好きなんですけど、やりたいとは思わないですね(笑)
創業ストーリー①はここまで!
創業ストーリー②では、理系学生の就活支援のきっかけや、
ゼロからの就職活動をインタビューしましたので、そちらもチェックしてください!
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