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所属弁護士へのインタビュー③有村章宏(第一東京弁護士会所属)

有村 章宏(第一東京弁護士会所属)

経歴:
慶應義塾大学法学部卒業
慶應義塾大学法務研究科 修了
新司法試験合格
最高裁判所司法研修所 修了
都内法律事務所勤務を経て入所

弁護士を志した理由

 弁護士を志したのは大学2年の終わり頃だったと思います。子どもの頃からとにかく人と関わることが好きで、人に興味があり、自分ではない他人が何を考えているのか、常に思いを巡らせていました。
 法律の勉強も好きだったので、人と関わりながら誰かの力になれるこの仕事に憧れるようになりました。


当事務所での業務内容

 以前勤務していた事務所では、病院や製薬会社などの医療機関から専門的に相談を受けており、医療事故関係の弁護や、医療広告のリーガルチェック、契約書のチェックや作成などを行なっていました。そのため、医療法や薬機法の内容は熟知しています。
 前事務所で得た知見を活かし、当事務所でも医療機関からのご相談や、企業法務もお受けしております。


 当事務所に入所してからは、離婚や不貞行為による慰謝料請求といった男女問題や、相続、債務整理といった事案を担当してきました。一般民事から刑事事件まで幅広い事案を扱いながら、ひとつひとつの案件に対して深く関わるのが当事務所の特徴だと思います。

弁護士としての強み〜大切にしている3つの柱〜

 私は弁護士として、常に「3つの柱」を意識し、大切にしています。
 1つ目は、「法律の能力」。法律を武器に依頼者を守る弁護士として、法律の知識や、それを活かして依頼者に有利な主張を展開するためのノウハウは必要不可欠です。
 私は学生時代から法律学について誰よりも深く、熱心に学んでいたという自負があります。そうした姿勢が認められ、慶應義塾大学の法律研究サークルでは約2年間代表を務めさせていただきました。私が代表を務めていた法律研究サークルは600人を超える規模であり、政界に著名な方々を排出している伝統のあるものです。法律の知識を深めるだけでなく、多くのメンバーを取りまとめるうえで、折衝や交渉のスキルも身についたと思います。


 2つ目の柱として大切にしていることは「コミュニケーション力」です。
 弁護士は依頼者の権利を正当に主張するために、依頼者の話を掘り下げて聞き出し、相手方と粘り強く交渉することが求められます。私は子どもの頃から、フィギュアスケートやピアノ、書道、将棋など、結果を残してきました。学校以外にも多くのコミュニティで人と関わることで、一つの価値観に囚われない柔軟性を養うことができました。コミュニケーションの力は、弁護士となった今でも自分の大きな強みになっていると思います。

 3つ目は「リサーチ力」。これは以前所属していた事務所で養ったスキルです。
医療事故では、依頼者である医療機関の弁護をする際、必ず依頼者側の主張が正当であることを裏付けるものが必要になります。また、過去の裁判例を参考に主張を展開する場合もあります。
また、そうした資料を探して見つけ出すだけがリサーチ力ではありません。いくつかの資料からもっともエビデンスレベルの高いものを選んで提示することが非常に重要です。前事務所ではリサーチ力をかなり鍛えられ、依頼者さまからもたびたびご評価いただきました。


 一般民事でもエビデンスが重要であることは変わりありません。法律書や、裁判官が書いた本、裁判例や行政庁のガイドライン、通達などなど、価値の高い文献からリサーチすることで、説得力のある主張を構築できます。また、案件そのものを理解するという意味でも、このリサーチ力は活かされていると思います。どんなご相談でも型にはめることなく、さまざまな角度から徹底的に調べます。逆に、型にはまらないイレギュラーなご相談でも動じることなく対応できます。

※掲載中のココナラ法律相談より抜粋しております。

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