クリエイターの資質を開花させた「飲食店×カルチャー」。尖っていたから6年働き続けられた

動画制作クリエイター、ディレクター、バンドマンと多彩な顔を持つ岡田様。and peopleに入社して6年間、SNSの運用や店舗の立ち上げなど新しい挑戦を続けてきました。長く働くことができた理由とお店の魅力について熱く語ります。

お店のセンスに感銘を受けて入社

-and peopleに入社してどれくらいですか

アルバイトとして入社して6年です。他に映像関係の仕事やバンドもやっているので、アルバイトとして柔軟な働き方を選んでいます。週4日くらいシフトに入っています。

-6年はすごいですね。お店ではどのような業務を担当されてますか

ホールやキッチン等の一般的な店舗スタッフとしての業務に加えて、お店のSNSやYou Tubeの運用、プロジェクションマッピングの映像調達を担当しています。

-入社の経緯を教えてください

もともと20歳くらいの頃表参道で美容師をしてました。場所柄おしゃれなお店が多くて、自分もそういうお店が好きで興味があって。and peopleを知ったのはお客さんの口コミでした。まだ宇田川店1店舗だけでやっていた時代です。

ちょうど別で働けるところを探していたのもあって、どんな感じか知ろうと一度お店を利用してみたんです。実際にお店でサービスを受けて「ここで働きたい」と思ったのが入社のきっかけです。インテリアとか空間のセンスが素晴らしいなと感銘を受けました。

担当した公式インスタグラムはフォロワー1万3千人超えを達成

-飲食業界で6年同じ店で続くのはすごいことだと思います。続いた理由はなんですか

社長−僕らは校長って呼んでいるんですが-との距離がものすごく近かったことです。僕とはすごく気があったというか、友達みたいな関係になることができました。神南店、銀座店の立ち上げの際にも一緒に頑張ったのがいい思い出です。

その関係性の中で、一般的な飲食店のスタッフ以上の業務に挑戦をさせてくれたのが本当に大きかった。具体的にはお店のインスタグラムの立ち上げを提案したところ、立ち上げから運用まで任せてくれました。

当時は飲食店の公式インスタグラムがそれほど一般的ではなかった頃で、ノウハウもあまりなかった。イチから試行錯誤して今では1万3千人を超えるフォロワーが付くまでに成長しました。and peopleの空間の魅力がインスタグラムを通して多くの人に伝わった結果だと思います。

他にもプロジェクションマッピング用の動画の素材の選定や購入業務も任されています。このような通常の飲食スタッフを超えた挑戦ができたことが、6年間続いた原動力になっています。自分で何をするか決めることができる、挑戦をすることに制限がない環境が素晴らしいですね。

次は公式You Tubeの立ち上げに挑戦する

-今新しく挑戦していることはありますか

お店の公式You Tubeチャンネルを作ることを計画しています。and peopleみたいな規模のお店で公式のYou Tubeをやっているところはほとんどない。個人店のシェフとかもっと規模の大きいスターバックスみたいなところは、You Tubeを持っているところはあるんですが。

ですので、参考になる動画もなくて、どのような動画がいいかゼロから考えないといけません。ただ、もし成功すればこの規模の飲食店としては最初のケースになるので、そういった意味でも成功させたい取り組みです。お店のテーブルや椅子は全部手作りで装飾しているんですが、DIYの人に刺さるようなand people流のおしゃれな家具製作動画みたいなのもありかなと考えています。

あとはスタッフに焦点を当てた動画を作ることでお店の魅力が伝わればいいなと。and peopleという店名には、お店の素敵な空間があってそこに人がいるという意味合いがあります。お客様にしてもスタッフにしてもそこに人がいることで空間が完成する。You Tubeで人と空間の魅力をたくさんの人に伝えたいですね。

「飲食店×カルチャー」の魅力があったから長く働けた

-and peopleの魅力を教えてください

やはりおしゃれな空間は魅力的ですね。校長のセンスは独特で大好きですし、集まってくるスタッフも服とか音楽、映画が好きだったりとか、感性が尖っている人が多いです。

それってお客様にとってはもちろん働くスタッフにとっても魅力で。ただの飲食店じゃなくて「飲食店×カルチャー」みたいな。飲食店×デザインだったり飲食店×音楽、飲食店×映像のような幅広いカルチャーが掛け合わされて、and peopleの魅力になっているんです。

「飲食店×カルチャー」の魅力があったから、僕も長く働くことができたと思います。他の飲食店で長続きしなかった人でも、and peopleならモチベーションを保てる人も多いはずです。尖った感性がある方は歓迎したいですね。

and peopleで育まれたクリエイター魂を発揮して人生を切り開きたい

-今後の目標はありますか

and peopleでのインスタグラムや動画の取り組みをきっかけとして、プロとしてクリエイティブな仕事をしたい思いが強くなりました。and peopleとは別にフリーランスとしてメディア制作の仕事を始めているので、そこで培ったノウハウででさらにand peopleに貢献できたらいいなと。最終的にはand peopleから外注を受けるくらいのレベルのクリエイターを目指したいですね。