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公認会計士としての経験を活かしながら経営者に伴走する

こんにちは。ひかり税理士法人の採用広報担当です。当社は、税理士法人ですが、公認会計士の方が活躍いただけるフィールドもあります。今回ご紹介する西田充貴さんも、公認会計士として監査法人勤務を経て、京都事務所に昨年入社した会計監査のプロフェッショナルです。会計士として税理士法人で実現したいこと、そのために、いま努力していることについて詳しく伺いました。

ベストプラクティスを共有して付加価値の高い支援を

―― 西田さんは2023年7月に入社され、即戦力として京都事務所で活躍されています。監査法人から税理士事務所に転職しようと思われたきっかけについて、教えていただけますか?

西田:監査法人では、大手企業の会計監査に約5年間携わってきました。第三者として決算書や財務諸表の適正性をチェックし保証する立場ですので、お客様企業とは常に対峙するポジションです。それは一体、誰のために行っているのかと言えば「株主」ということになりますが、自分自身は目の前のお客様に喜んで頂きたいという思いが強かったです。それを実現するには監査法人ではなく税務も財務も会計も包括的に支援している税理士法人の方が望ましいと思い、転職を決意しました。大手企業による経営のベストプラクティスを多数見てきた経験は、上場相当の健全な経営を目指す中小企業のお客様に対してだけではなく、規模・業界・業種を問わず、会社を成長させたいと取り組んでおられるあらゆる中小企業のお客様に付加価値の高い支援を行う上でフルに活かせていると感じます。

―― 数ある税理士法人を比較検討した結果、当社を選んだ決め手は何だったのですか?

西田:半年間かけて関西圏の様々な税理士法人や会計事務所を調べる中、京都の中でもある程度規模が大きく、多くの会計士が現場でコンサルタントとして活躍している当社に強く惹かれました。

会社の数字を任せてもらえるCFOのような存在に

―― 入社したら、どのようなことに取り組みたいと思っていたのですか?

西田:監査法人では、いわゆる経営のベストプラクティスを数多く見てきましたので、さらなる高みを目指している経営者の方々に企業経営のモデルケースを具体的にお伝えしていきたいと考えました。とくに、いま経験を活かせていると感じるのは融資支援です。当社では中小企業のお客様に対して中長期計画の策定支援も数多く手がけていますが、提出先の金融機関がどのような数字に着目するのかという点において、きめ細かくご支援しています。会計士としての経験をフルに発揮しながら、経営者様の期待に応えられている実感があるので、「転職して本当に良かった」と感じています。

例えば、飲食店の経営者様からは、売上の利益を増やすためにはどうすれば良いのか、アイデアや意見を求められる場面が多くあります。利益を上げるには、売上を増やすか、原価を減らすかのいずれかの施策が必要ですが、そもそも店舗ごとやメニューごとの利益を把握していなければ適切なアドバイスはできません。まずは様々な切り口で原価・販売価格を把握し、利益を出せていない店舗に絞ってさらに原因を追求してアドバイスをしたり、利益を出せていないメニューについては販売価格を上げる提案や、著しく利益率が低いメニューについては廃止する提案を行うこともあります。企業様の数字を把握しているからこそできる提案であり、数字を根拠に経営者様に現状の説明をした結果、私のアドバイスが実際に採用され、経営者様に感謝された時には大きなやりがいを感じますね。

 ―― 当社のコンサルタントとして歩み始めてから、ご自身が今後めざす将来像に変化はありましたか?

西田:ゆくゆくは、お客様企業から「数字の面はすべて任せた」と言っていただけるCFO(最高財務責任者)のような存在になりたいという大きな夢ができました。未来の数字を予測して、経営者の皆様と試行錯誤しながら、同じ熱量でゴールに向かって走っていく。「顧問」というよりは「伴走者」であり続けたいと思っています。

徹して寄り添い、経営者のポテンシャルを最大化



―― いま、中小企業のお客様に伴走している中で、どのような点にポテンシャルを感じますか?ここをもっと伸ばしていけたら……と思う部分がありましたら、ぜひお聞かせください。

西田:もっともポテンシャルを感じるのは経営者の「機動力の高さ」です。私が所属する京都事務所には、京都というブランドに誇りを持ち、東京への進出にもスピード感を持って取り組んでいるお客様が多数いらっしゃいます。一方で、その右腕となる経営幹部の育成に課題を感じているお客様も多いのが実情です。

―― そうしたお客様の課題の解決に向けて、いま具体的に取り組んでいることがありましたら教えてください。

西田:税務顧問を務めているお客様に対して、経営理念やビジョンを一緒に言語化し、それを中期経営計画の数字に落とし込んでいくご支援に力を入れているところです。お客様はなぜその事業をしているのか、どのような未来を実現したいと思っているのか、数字だけではなく想いをしっかりと汲み取れるよう、創業の原点からお伺いしていきます。なお、コンサルタントはアドバイザ−ではないので、あくまでも経営者様が持っているものを引き出すことに専念しています。でしゃばって意見することは控え、なるべくお話の中から課題を抽出し、問題提起をするような形でヒアリングを進めています。

―― 素晴らしいですね。社内で、西田さんの働き方や仕事観に影響を与えている人はいますか?

西田:複数います。特に、私の上司も、監査法人からひかりへ転職してこられた方で、自分にとって、まさにロールモデルと言える存在です。お客様と電話で話している様子を見ていると、言うべき時には厳しいことも率直に伝えて、最終的にお客様が一番良い選択をできるように最善を尽くす姿勢が伝わってきます。「ここまで寄り添うのか!」と思わず脱帽してしまいますね。

お互いがリスペクトをもって切磋琢磨できる環境

―― 今、当社のどんなところに働きやすさを感じていますか?

西田:社歴を問わず、手を挙げれば色々なことにチャレンジさせてもらえる環境です。監査法人は年功序列が厳しいものでしたが、当社には多様なバックグラウンドを持つメンバーがいるためか、お互いリスペクトが深く、年齢や社歴による垣根がほとんどありません。京都事務所では、税務推進事業部全体で毎朝朝礼をしているのですが、どの課のリーダーも明るくて、朝礼でもネガティブな発言はまったく出ません。挑戦しやすい雰囲気を率先して醸成して下さっているのだと思います。

―― 公認会計士の資格を持つ西田さんのような方が思いっきり挑戦できる機会が当社にはあるのですね。

西田:そうです。挑戦する機会こそ、監査法人や上場企業の経理社員のままでは、なかなか得難い部分ではないでしょうか。当社では、自分の存在価値を、社内でどんどん高めていけます。個性の塊のような中小企業経営者の方々から刺激を得て、共に成長していける。活躍と成長の場を探し求めている公認会計士の方々には、ぜひ当社の仕事の面白さを知ってもらいたいです。

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