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「泣きながら勉強してきた」アメリカで情報工学を学ぶ、高身長学生インターンを取材

ー自己紹介をお願いします。

林湧喜(はやしゆうき)です。アメリカのUniversity of California Irvine校でComputer Engineeringを専攻しています。学校が夏休みの3ヶ月間、日本に帰国をしてMETRICAでエンジニアとしてインターンをさせていただいています。

父親の導きでアメリカの大学へ留学

ー林くんの幼少期〜高校時代までどのように過ごしていたのかを教えてください。

好奇心旺盛な子供でした。また、幼稚園時代から父親に「お前は将来アメリカの大学に留学していろいろ学んで来い」 と言われていました。小学生のころはいろいろなスポーツをやり、サッカー野球卓球水泳バスケなどに夢中でした。

中学生になり、バスケ部に所属し、部活生活が充実していたため、あまり勉強をしていませんでした。中学2年の時、バスケ一筋だった僕が勉強をするきっかけになった出来事が起こります。期末テスト前に、父親に軽い気持ちでめちゃめちゃ簡単な連立方程式の質問をしたところ、僕の理解力の低さと無勉強が父親にバレて、死ぬほど怒られました(笑)。この時の父親が怖すぎたためその後勉強を必死にして、数ヶ月でそれなりの点数を取れるようになれました。そして中学3年の頃、進路を決める際に父親に「留学どうするんだ」と言われました。内心、「あっ、あの留学の話マジだったんか。無理やろ。」と思いましたが、父親の勧めを受け、留学を目的に関東国際高校の海外大学留学クラスに進学しました。

高校生活はとても充実していました。幸いなことに、中学生の時に父に怒られたことがきっかけになって勉強する癖がつきました。幼稚園時代から父親から言われていたアメリカの大学への留学を目指しながら、毎日少しずつ英語の勉強をしていました。また、部活ではバスケ部の副部長になり、大会では良い結果を残すことができました。大学受験を経て、アメリカのUniversity of California Irvine に進学して、今に至ります。

こうやってふり返ってみると、現在の大学で留学生活ができているのは父親のおかげであり、父に引っ張られて連れてこられたのだと思うので、感謝しています。

未経験で飛び込んだアメリカのComputer Engineeringの世界。「泣きながら勉強していました。」

ーなぜその大学、学科を選んだんでしょうか?

海外大学への進学だったので、治安・環境が良いところを選びました。また、学力も自分にあうところで決めました。コンピューターの基礎的な部分から勉強したいという思いから、Computer Engineeringを専攻しました。

ー大学のComputer Engineeringの学科ではどんな勉強をしているのでしょうか。

ハードウェアとソフトウェアに関して勉強しています。ハードウェアに関しては半導体、コンピュータ構造、電子回路など。ソフトウェアはOS、セキュリティ、ソフトウェア開発などです。その中でも特に、ドローンの制作、RISC-Vプロセッサーの構築、アプリ開発などの課題に熱中しており、プロジェクトの中で授業で学んだ内容を適用することはとても楽しかったです。今まで勉強してきたことが繋がることで、物事がどう動くかを理解したり、それをどうやって発展させていくか考えたりすることが楽しいですね。

ー林くんが感じる、現在、留学しているからこそ経験できていることは何だと思いますか?

2つあります。

1:入学時点で数学、物理、プログラミング等の深い理解がなくても、Computer Engineeringを専攻する機会が与えられていること

2:様々なバックグラウンドの学生と交流ができること

だと思います。

日本の大学では、情報工学部を受験する際、微分積分や物理などの難しいテストをパスせねばならず、受験の段階で専門分野に携われる人が選別されていると思います。僕が日本で出会う情報学部生は、数学的な知見がとても深いという印象です。
一方僕のアメリカの大学では制限もなく、自由に専門を決める/変更することができます。そのため、さまざまな様々なバックグラウンドを持った生徒が集まっています。専門分野に未経験な留学生、趣味として電子工作をする人、英語が出来ないけどコードでなら会話できる人、すでに仕事を持っている優秀なエンジニアなど、本当に様々です!僕は特に専門的な知識がない、未経験の留学生の枠です。仮に日本の大学受験をしていたとしても、当時数学的知識が少なかった自分は、どこの情報工学科にも受からなかったでしょう。そんな僕でもアメリカではComputer Engineeringを専攻でき、その上多種多様な優秀な学生と一緒に勉強することが出来ていることに、本当に感謝しています。

このように良いことも沢山ありますが、大変なことも多いのも事実です。優秀な学生と勉強できるということは、その人たちと同じレベルで競争し合う必要がありました。個人的に一番キツかったのは物理で、名前に”工学”とつくだけあって物理の講義はとても難しかったです。「まじでわかんねーよ」と連呼して泣きながら勉強していました(笑)。それでも結局いい成績は取れずじまいで、ちゃんと理解できたかも怪しいところです。Computer Engineeringのレベルの高さに圧倒されながら、日々勉強に励んでいます。

海外大学へ留学し、未経験にも関わらずComputer Engineeringを専攻する機会をもらいましたが、より一層勉強していかねばと日々感じます。優秀な仲間からいい刺激を受けながら、彼らに負けないように勉強をして、熱量をもって残りの大学生活を過ごしていきたいと思っています。

やりたくないことも必要であるならばやり遂げることができる性格

ー自分のことはどんな人だと思いますか?

自分は勤勉で愚直な人間だと思います。よく「自分の好きなこと以外はやりたくない」というようなことを言っている人がいますが、自分はそれとは真逆で、「やりたくないことでもそれが必要であるならやり遂げるとこができる」人間だと思います。

ー林くんの好きなもの3つと、その理由を教えてください。

1:ゲーム

最近はスプラトゥーンをやっています。きっかけは友達の家でやらせてもらってすごく楽しかったからで、1ヵ月前にスイッチを買って始めました。始めたゲームはある程度極めたい人間なので、早くウデマエを上げねばと毎日帰宅してから寝るまでずっとやってます(笑)

2:漫画

漫画は昔から好きで、同じものでも何回もを読んでしまいます。スポーツ系が好きで、特に好きなのがアオアシ、ダイヤのA、あひるの空です。最近だと社長に勧められて、左ききのエレンにハマっています!

3:ペット

ペットにウサギを飼っています。散歩に行ったり、家で一緒に戯れたりしています。手のかかる子ですが、めちゃめちゃかわいいです。

「METRICAでは周りの優秀なメンバーに刺激を受けながら、メリハリのある勤務ができています。」

ー現在、METRICAではどんなことをされているのですか。

CTOの幅野さんの指示のもと、METRICAで開発している機械学習モデルをエッジデバイスに乗せるためのリサーチと開発をしています。 また毎週土曜日の勉強会のために論文を1本読んで、勉強会で発表することも仕事の一つです。就業時間後も同じ学生インターンの中村君と論文の議論をしたりもします。夏休みなので、週5日10:00~19:00で働いています。キーボードやデバイスを買っていただき、働く人に良い環境を作ってもらえていると実感しています。中村くんが前のインタビューで言っていたように、休日でもオフィスに出勤したくなります!

ーMETRICAにジョインされたきっかけは?

きっかけはWantedlyです。3ヶ月間の夏休みの間で仕事を探していました。METRICAが自分が勉強したい機械学習やエッジデバイスの開発をしていたので興味を持ち、オフィスでお話を伺ったところ、プロジェクト自体も面白く、また職場の環境がとても良さそうと感じて、METRICAに決めました。

ーMETRICAで働いていてよかったことを教えてください。

たくさんありますが、特に楽しいのは勉強会、ボドゲ、毎日のお弁当です。METRICAでは毎週土曜日にエンジニアが集まって、読んできた論文を教えあう勉強会があります。レベルの高い議論の中に参加させてもらい、とても勉強になっています。次にボドゲですが、METRICAではカタンというボードゲームが流行っており、社長が気まぐれに「疲れたー!カタンやろう!」と言って始まりまることが多いです。みんなでコミュニケーションをとることができ、いい気晴らしになります。最後にお弁当ですが、近所に安くておいしいお弁当屋さんがあり、日替わりのメニューをいつも楽しみにしています!METRICAでは周りの優秀なメンバーに刺激を受けながら、メリハリのある勤務ができていると感じます。

ーMETRICAメンバーについて他己紹介をお願いします。

▲西村さん: 医学、エンジニアリング、経営などなど幅広く専門的な知見を持っているCEOです。一緒に話していると、ものすごく頭がよくて物事を深く考えていることが伝わってきます。いつも僕らに色々なことを教えてくれて、その一つ一つが勉強になります。

▲幅野さん: CTOでエンジニアをまとめてくれている方です。エンジニアリングの知見が深く、困ったことを相談すると解決案を一緒に考えてくれます。エンジニアとして働きやすいのは、幅野さんがいるおかげだと思います。

加藤さん: 総務を担当していて、いつも職場を和ませてくれる方です。僕らエンジニアが働きやすい環境を整えてくれています。

中村君: 同じ学生インターンで、機械学習や画像処理について深い知識を持っている人です。それだけではなくて、なんでも完璧にこなしてしまい、METRICAのみんなから大将と呼ばれています。教えることが好きで、勉強会では一緒に議論しながら助けてくれます。彼のような、同年代の圧倒的に優秀な人がいることが、とても刺激になっています。

石井さん: マーケティング学生インターンの方です。 仕事内容で一緒になることはありませんが、週一回の医療勉強会で自分の知らない医療のことを教えてもらったりしています。

ー最後に一言お願いします!

業務を通して機械学習やエッジデバイスの知見を高めていきながら、インターンが終わるまでにはその中から自分のしたいことを厳選していこうと思います。

アメリカに帰るまでにMETRICAのおかげでブラッシュアップした自分を見るのが楽しみですし、なにより自分が関わったことでMETRICAの成長に加担できていればとても嬉しいです!


↑林くんは身長が192センチあります!

同じインターンの中村くんと同年代ということもあり、仲良く一緒に頑張ってくれている姿を見れるのも嬉しいです^^

これからもよろしくお願いします!

METRICA株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
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