ホーム
船造りを通じて 日本に活気を与えたい
「造船業といえば日本」と言われたのも過去の栄光で、現在は3kと言われるイメージや、国の補助がないということもあり日本造船業界は落ち込んでいます。 しかし、日本の輸出入の99.6%は船が担っています。船は世界の経済、ひいては人々の暮らしに欠かせないもので、日本の衣食住は船の存在で成り立っています。その反面、造船業への関心やたずさわる人やも減少しており、技能職人の高齢化というのが現実の問題点としてあります。当社では沢山の船を造り人々の暮らしを支えると共に、造船業に興味を持ってもらう事を目的としています。
価値観
東洋造船鉄工には専門的な造船の知識を持っている人が多数おります。昔は大学に存在していた造船学科というのも今では少なくなり、ほとんどの方が入社する際には何もわからない人ばかりですが、専門的知識を持っている人を筆頭に技術の継承を行なっっています。中には船を造り始めて一筋50年の方もいらっしゃいます!これからもこの技術を絶え間なく継承していきたいと考えています。
造船所のお客様は船主様になります。私たちは常に船主様のご希望通りの船を造れる様に綿密に打ち合わせしながら船を造っています。また修繕の際も同じで、より良い使い勝手ができる様な提案や相談も常にする様に意識しています。常に顧客第一に努めています。
東洋造船鉄工では健康診断を毎年実施し、体調チェックや、ストレス管理を随時行っています。
昨今では全国からの多くのお客様が来社される中、コロナウイルス対策として、毎日の検温や消毒、マスクの着用を社員一同徹底しています。
船の建造には様々な建造ルールがあり、随時改正されています。また数ミリのズレが船に影響してくるという繊細なものでもあります。その為船が出来てから改造しなければならないというリスクを負っていますが、これまでの経験と失敗から学びより多くの船を造っていきたいと思っています。
造船所には色んな部門があります。工事全体を仕切る工務部の中に鉄工、ドックチーム、機電課、配管、塗装、現図などなど沢山の仕事をするチームがあり、また営業や経理も混ざり合い、個性も様々です。沢山の個性を1つの船に詰め込みながら造っていくことになりますが、より多くの個性を詰め込むことが良い船を造る事だと思っています!
東洋造船鉄工では、色んな人の意見を聞き、技術や効率の向上に努めています。その為に毎週工程会議を開き、どうしたらより良くなるのかを話し合っています。その時には下請けの企業の方にも参加していただき、より現場からの声を聞き取りやすくする様にセットアップしています。