Staff Interview _ Vol.1|住宅に携わり20余年。プランナーが考える「顧客目線」とは⁈
KAGKAS広報です!
この度は、KAGKASのスタッフにスポットを当て、当社が謳っている “KAGKAS品質” とは⁈ がJob Skillsだけに収まらない、プランナーの人となりやホームステージングにかける想いを通してお伝えできればと思い、インタビュー形式で掘り下げてみました。
|インタビュイーはこの人
株式会社カグカス マネージャー:H.M.さん
大阪本社 リフォーカス事業部 空間デザイン課所属 プランナー 2021年入社(宅地建物取引士・二級建築施工管理技士・インテリアコーディネーター)
不動産仲介会社に10年、大手リフォーム会社に10年と、「家」に関わる仕事に長年従事してきたH.M.さん。KAGKASのクライアントの立場を経験してきた彼女だからこそ、その要望を汲み取り、ターゲット層をリアルに捉えた提案ができるのではないでしょうか。入社4年目の彼女が日々どんなことを考えているのか、仕事やホームステージングにかける想い、実績をご紹介します。
|KAGKASに入社したきっかけは?
もともとKAGKASのファンでした。前職のリフォームアドバイザー時代にKAGKASへホームステージングを依頼した際に、そのクオリティの高さに驚き、ぜひ働いてみたいと思い転職しました。
今考えると、インテリアに対するこだわりの想いは昔からありました。不動産とリフォームの会社で得た経験とか知識、資格が現職ですごく活かされていると思います。
|入社後のKAGKASの印象に変化はありますか?
インテリアを扱う華やかな世界だと思っていましたが、現場での納品作業はかなり体力が必要だと感じました。特に入社したのが8月だったので、真夏の室内作業の大変さに驚きました。
また、若いスタッフが多く、お客様へ対寧に接する姿勢やスピード感のある対応などは学ぶことがたくさんあり、自分の仕事の進め方を見直すきっかけとなりました。
|KAGKASでのホームステージングについて教えてください!
私が入社したころは内装に合わせてコーディネートすることはできていたけれど、もう一歩踏み込んで、例えば物件の販売価格・立地・内装の仕様やグレードでこういう人が見学に来るだろうということを見越して、そこに対して訴求できるようなコーディネートはまだ弱かった。なので、自分の経験を活かして、もっとターゲットを意識したステージングをしたいと思っていました。
今は改善されて社内でナレッジシェアを進め、スタッフみんながパフォーマンスの向上を意識しながらプランニングしています。
日本ホームステージング協会主催「ホームステージングコンテスト2024」において、準グランプリを受賞
|閑静な住宅街に建つリノベマンションンのステージング事例。
グレージュ系の内装にブラックの家具や小物でメリハリをつけて、上品かつ落ち着きのある空間に。ドライエリアのテラスを持つ物件の特徴を活かし、照明で深みや奥行きを表現することで暗さを感じさせない演出を心がけました。
|趣味は何ですか? 最近のエピソードもあれば教えてください。
レトロな建物や団地など、昭和40~50年代ごろの建築物を見るのが好きです。旅行も趣味なので、宿泊先もレトロな雰囲気のホテルを選ぶようにしています。最近訪れた先では上高地帝国ホテルがとても素敵でした。仕事中に思いがけず良い雰囲気の建物に遭遇することがあり、ついついスマホで調べてしまいます。
△上高地帝国ホテル
△ザ・プリンス箱根芦ノ湖
自宅ではペットで飼っているオカメインコのメルシー(オス 17歳)との時間が癒しです。平日はなかなか構ってあげられないので、休日は放鳥して一緒に遊ぶようにしています。
|座右の銘があれば教えてください。
「チャンスの神様には前髪しかない」
ほぼ毎日、納品や現地調査で外出しますが、仕事中に思いがけずレトロな建築や良い雰囲気の建物に遭遇することも。自分の “好き” に出会えるのも、“チャンスは来た時に捉えないと逃がしてしまう” という教訓からの、アンテナを張った行動が功を成しているのではと感じます。ホームステージングコンテストへのエントリーも日々の心がけから与えられたチャンスだ!と思ってエントリーしました。
|好きな or 得意なインテリアテイストやご自宅のインテリアテイストは?
北欧インテリアの温かみのある優しい雰囲気が好きです。自宅は16年前にリノベーションすることを前提に購入した戸建てで、当時は不動産会社に勤めていましたがリノベーションの経験がきっかけとなってその後リフォーム会社に転職し、取引先だったKAGKASと出会いました。自宅のインテリアの中では、40歳の誕生日記念に購入したスウェーデン製のヴィンテージキャビネットが特に気に入っていて、Yチェアやデザイナーズ照明と合わせてコーディネートしています。
△H.M.邸リビング
△スウェーデン製のヴィンテージキャビネットとメルシー
|お仕事をする上で大切にしていることはありますか?
おしゃれでかっこいいだけのインテリアを作るのではなく、あくまでも成約に結びつけるためのステージングをすることを心がけています。初めて物件に足を踏み入れた時の第一印象を大切にし、広く見えるような家具の配置や記憶に残るフォーカルポイントを作るなど、ステージングで工夫できることがないかを常に考えてコーディネートしています。
物件は想定してステージングしたターゲット層とは違う層の人が購入される場合もあるけれど、ある程度見に来られる客層は絞ることが出来ます。そこを意識してステージングできれば成約に繋げることができると思っています。自分の好きなインテリアに仕上げたとしても、それはプランナーの自己満足。クライアントは “早期” で “いい条件で” 成約させるためにKAGKASに任せてくださっているので、そこにお応えする姿勢が大事だと思います。
|ここは自信あり!な納品事例をあげるなら⁈
今もありがたいことに前職の会社から依頼をいただいています。ホームステージャーとしての成長を感じてもらいたいと思い取り組んだ物件。▽
最近増えてきたタワーマンションの高層階の物件。レンタル家具とは思えない高いクオリティを目指して、広々としたLDKを海外インテリア風にステージングしました。▽
|大阪本社スタッフにH.M.さんの印象を聞いてみました。
Nさん:いつもニコニコ楽しそうに仕事に取り組まれている印象です!基本的に明るく柔らかく優しいお人柄ですが、言うときはしっかり言う、芯の強さも感じられます。
Mさん:センス抜群で、どんなテイストや物件のコンセプト、要望にもピッタリとハマるステージングをしている印象で、いつも参考にさせてもらっています。
Sさん:いつも楽しんでお仕事されていて、つられて周りにも活気が出ます。クライアントの要望を的確にとらえたステージングで、特にグリーンの使い方がとても素敵です。家具選定だけでなく小物もペルソナに合ったものを選んでいて、生活している様子が浮かんでくるようです。
|印象に残っているお仕事やエピソードなどはありますか?
どのお仕事もそうですが、「Mさんのおかげで成約になりました。」というクライアントからの言葉をいただけることが何よりの励みです。KAGKASのステージングが “家” という高額な買い物の購入動機のきっかけになるようにこれからも日々向上心を忘れずに仕事に取り組みたいと思います。
|これからのKAGKASについて思うことをお聞かせください。
納品事例でもあげたように、最近は高額物件のプレミアムなホームステージングのご依頼が増えてきています。単に家具のレンタルでインテリアをコーディネートしています、ではなくてどんな間取りやテイストだったり、どんな販売価格の物件にも対応できるだけの知識や感性を高め、クオリティを上げていきたいです。そのためには日々アンテナを張って、トレンドを取り入れつつプランナー同士情報交換しながらお互いにスキルアップを図っていきたいです。
クライアントに安心してホームステージングを任せていただけるように、感性を磨きつつ経験値を積んでハイグレードな物件にも対応できるよう社内全体のパフォーマンスの向上に努めていきたいです。
品質の向上=クライアントからの信頼となり、KAGKASのホームステージングが安心して依頼できる販促ツールとして認知されるためにも、H.M.さんをはじめ常に顧客目線でサービスをお届けする姿勢がKAGKASの強みです。