QOLMSの活用事例として今回ご紹介するのは、健康サポートアプリ「JOTOホームドクター」を提供し、地元密着企業として沖縄の健康向上に取り組む沖縄セルラー株式会社様。プロジェクトリーダーの田中健介氏に、お話を伺いました。
地元密着企業として、沖縄県の健康向上に役立ちたい。
---通信サービスを手掛ける御社とは、あまり関係がない分野にも思えますが、そもそも、なぜヘルスケアサービスを立ち上げようと考えたのですか?
我々沖縄セルラーは、「地元に根差した地元の通信会社」でずっとやってきています。「地元に全力」というキャッチフレーズを掲げた企業として、沖縄のいろんな課題に取り組んでいます。その一環として、沖縄の健康というところで何かできないかと、ここ数年考えてきまして、ヘルスケア事業への参入を決めたという経緯があります。
過去の沖縄は、「長寿県沖縄」として知られていました。しかし、大変残念なことですが、今ではランキングの下位の方に落ちてしまって、非常に不健康な県になりつつあるのが実状です。我々のアプリやQOLMSを活用しながら、沖縄県民みんなが健康になっていく…、そういった未来を実現していきたいと本気で考えております。
---地元のためということなんですね。ところで、QOLMSを採用するに至ったいちばんのポイントは何だったのでしょうか?
ヘルスケア事業に取り組むにあたっては、なるべく速く世の中にリリースしていくことが大事だと考えておりました。今は変化が速い時代ですから、じっくり考えて検討して、時間をかけて良いものを作っても、それが時代に合わなくなってしまったのでは意味がないですからね。
そういった前提でサービスをいろいろ検討したのですが、QOLMSはもうすでに世の中に出しているという、過去の実績がありました。これが最も大きかったですね。さらには、セキュリティ面での安全性が担保されているというところも、QOLMSの魅力、強みだと思いました。
そして、もうひとつ。個人向けのアプリを提供するということは、最初から決めていたのですが、QOLMSとアプリとは非常に相性が良いということも、大きなポイントでしたね。短納期で世の中に役立つ良いサービスを提供できるんじゃないかと考えて、QOLMSの採用を決めました。
--QOLMS導入した感想はいかがですか?今後への期待等も交えて、お聞かせください。
今はまだ、我々の考えている構想のごくごく一部しか実現できていなくて、やりたいことは山のようにあります。例えば、沖縄県内の医療機関との連携等も、今後推進していきたい課題です。また、今は体重や血圧などの一般的な情報しかデータとして取り込むことができないんですけれども、これをどんどん広げていって、身体のありとあらゆるデータが我々のアプリに入ってくるような仕組みにしていきたいと考えています。
実際に導入してみて、QOLMSならそれを実現できると感じています。アプリがもっともっと進化するように、これからも一緒にとりくんでいけたらな…と、大いに期待しています。そして、我々としては、これが沖縄県民のためだけじゃなくて、将来的には東京や大阪、海外も含めて活用してもらえるような事業に育てていきたいと、夢を膨らませています。
健康サポートアプリ「JOTOホームドクター」
https://jotohome.jp/
沖縄セルラー電話株式会社
https://www.au.com/okinawa_cellular/