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なにをやっているのか

Hybrid-AMR 自律搬送ロボット:メカ設計、エレキ設計、組み込みシステムすべて内製
Konnectt:ロボット数十台を一括管理できるシステム
■ ロボティクス・オートメーション製品の開発と普及 ・自動運転技術をベースにした「自律走行機能」と従来の無人搬送車(AGV)に用いられている「軌道走行機能」をハイブリッド化させた次世代自動搬送ロボットである「Hybrid-AMR」 ・最大50台までのロボットをスマートフォンやタブレットから一括管理するシステム「Konnectt」 ・ローラーコンベアと自動搬送ロボットの連係を可能にする「Luft-Conveyor」 など、現在は物流センターや製造現場で働く方々の作業負担軽減や安全性向上を実現するための製品の開発と普及に取り組んでいます。 ■Open Source Industrial Roboticsプログラム 物流センターや製造工場の環境は千差万別であり、現場によって自動搬送ロボットに求められる形状や機能は異なります。しかし、多くのロボットはパッケージ化された商品として販売されているため、それぞれの現場の特性に合わせて設計を変更することは困難でした。 そこで、LexxPlussはロボティクス・オートメーションに関する情報をパートナー企業にオープンソースとして公開しています。これにより第三者によるカスタマイズを容易にすることはもちろん、製品の急速な普及や、汎用性・信頼性・メンテナンス性の向上までを目指します。

なぜやるのか

ビジョン「持続可能な産業と持続可能な生活を」
代表取締役:阿蘓将也
LexxPlussは、「Sustainable Industry, Sustainable Life (持続可能な産業と持続可能な生活を)」というビジョンを掲げています。 私たちは、自動搬送ロボットの開発や販売を目的とした会社ではありません。LexxPlussの技術を活用し、私たちの生活の基盤となる物流業や製造業をより持続可能な産業と成長させていく、それが私たちの見ている未来です。そのためには、自動搬送ロボットに限らず様々な製品・サービスを開発していきます。

どうやっているのか

Team Meetingの様子。社長含めたエンジニア全員で課題解決に取り組んでいます
第4世代試作機
■ とことん課題解決にこだわる文化 世界で通用する自動搬送ロボットを開発するために、顧客課題にとことん向き合い、何が最適なソリューションか全員で考え議論しています。 ■ アジャイルとウォーターフォールをハイブリッドで実践 開発速度を速める目的で、LexxPlussではアジャイル開発を導入し、PDCAを高速で回せる開発体制を構築しています。一方で、安全性・信頼性のある自動搬送ロボットを開発するために、ウォーターフォール型の開発プロセスを一部導入しています。 ■ 10%ルールとイノベーションタスク 私たちは「ロボットを作りたい」のではなく「顧客課題を技術で解決する」ことが目的です。そのために、「イノベーションタスク」という制度を導入し、仕事時間の10%を顧客課題を解決するための新しい技術ソリューションの開発に充てています。 開発例:屋内GPSを用いた作業員導線分析システム、360度カメラを用いたオンライン現場視察システム など ■ 開発パートナープログラム 物流分野に新しいイノベーションを起こすためには、開発環境もオープンになる必要があると思っています。企業や組織の垣根を越えてLexxPlussと共に自動搬送ロボットのソフトウェア開発を行うために、DeepTechエンジニア向けのギグワークプログラムを導入しています。