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【社員インタビュー】病院とのつながりの強さがGHCの一番の強み

こんにちは。GHCの広報担当末澤です。

GHCでは、医療機関向けの経営分析支援システム「病院ダッシュボードχ(カイ)(https://www.GHC-j.com/dashboard/)」や無料の「病院ダッシュボードχZERO(https://www.GHC-j.com/dashboard/zero/)」を開発しています。

現在、同システムの利用者の増加やさらなる機能の拡充に伴い、開発を担うエンジニアの採用に力を入れています。今回の社員インタビューは、同システムのエンジニアとして、2022年8月に入社した伊藤さんです。

幼少期から、パソコンに興味を抱きゲームのプログラミングなどを楽しんでいた伊藤さん。働きながらサイバー大学に通い、データサイエンティスト分野を学んだ後、ビッグデータを扱うシステムの開発に携わるエンジニアをめざし、GHCに入社しました。J検(情報検定)や基本情報技術者、応用技術者などの多彩な資格を保持しエンジニアとしては幅広い知識を有している伊藤さんに、エンジニアをめざした理由から、病院経営データシステムの開発についてお聞きしました。

ビッグデータが活用できるエンジニアをめざして

_ITエンジニアをめざした理由について教えてください。

伊藤 小学生の頃、親にファミリーコンピューターについて「これは何で出来ているの?」と聞いたところ、「プログラミングして作っているのだよ」と教えてくれたのです。そこで、家にパソコンがあったので、テトリスのようなミニゲームを作り始めたことから、プログラミングに興味を抱きました。

_小学生の頃から、プログラミングに関心があったのですね。では、GHCに入る前はどんなことをしていたのでしょうか。

伊藤 専門学校を卒業後、ソフト開発をしている会社に就職し、運用、ソフト開発などに携わりました。退職後はフリーランスに転向し、多様な分野の開発に挑戦し、技術を磨いていきました。

GHCに入社する2年ほど前に、「何か新しいことがしてみたい」と考え、サイバー大学に進学しました。

_サイバー大学では、どんな分野を学んだのでしょうか。

伊藤 何か新しいことをやろうかと考えていたときに、「データサイエンス協会」が発信していた情報のなかに「開発能力と、ビジネス知識と、サイエンス知識があると、データサイエンティストになれる」というようなことが書いてあったのです。そこで、データ産業的な分野を極めていくことは、おもしろいのではないかと考えました。

ところが、僕には開発の知識はあるけれど、データの知識がないことに気付きました。データ分析の知識は統計学など、大学で学ぶ数学レベルの知識がないとわからないことが多いのです。そこで、独学で勉強するよりは、大学に進学して勉強したほうが大卒の資格も取得できるうえに、広範囲な知識を得ることができると考え、サイバー大学IT総合学部のデータサイエンスコースに入学しました。

_オンラインで学習したのですか。

伊藤 そうです。当時、通信制の大学の数が少ないうえに、IT系となると、カリキュラムがあるのは、サイバー大学しかありませんでした。

_コンサルがやっているような統計学なども学んだのですか。

伊藤 はい。Excelなどのようなツールを活用してデータを取り込んで、グラフ化して分析したりしました。専門学生時に取得した単位を活用できたため、途中編入で入学し、働きながら3年かけて、卒業しました。

_IT開発という多忙な業界で、昼間仕事をして、帰宅後、オンラインで学習することは大変ではありませんでしたか。

伊藤 それなりに大変なこともありましたが、働かないと生活できないですから(笑)。とはいえ、通学する必要はありませんでしたし、E-Larningのように、自分の好きな時間にコンテンツを視聴してテスト受けることができたため、土日にまとめて、学習することによって、社会人と両立することができたのだと思います。



エンジニア向け転職サイトに登録してGHCへ

_その後、GHCに転職したと思うのですが、GHCはどのように知ったのですか。

伊藤 就職先を探していたときにITエンジニア向けの転職サイトに登録していたところ、GHCからオファーをいただきました。

_登録されていたサイトはどのようなサイトなのですか。

伊藤 プログラマー向けの転職サイトで、就職活動をしていなくても、自己学習やスキルアップにも活用できます。同サイトには、転職情報のほかに、プログラミングの問題がDランクからSランクまで公開されていて、制限時間内にそれらの問題を解いていくと「問題解決できた」とみなされ、ポイントが加算され、レベルがあがっていきます。

そうしたスキルは、人材を探している企業にも公開され、求職者がどのレベルにあるのかがわかるようになっています。

_それで、GHCが伊藤さんのスキルを確認して、オファーしたのですね。

伊藤 僕のスキルを確認したかは不明ですが、GHC側でも「どんな人材を求めているのか」などの条件が設定できるため、同サイトが条件にあった人材と企業をマッチングしたのだと思います。

_なるほど。伊藤さんはGHCが求めている人材にピッタリですもんね。では、転職するうえで、譲れない条件はありましたか。

伊藤 ビッグデータ分野で開発したいと考えていたため、データを扱っている企業という点が条件でした。

_他社からもオファーがあったとは思うのですが、GHCに決めてくれた理由はなんですか。

伊藤 一番に内定をいただいた会社だったからです。業界にこだわりはなかったので、繰り返しになりますが、ビッグデータを扱っている企業なら、どんな会社でも挑戦してみようと考えていました。




細かい役割分担でスピード感重視の開発スケジュール

_入社後、医療の知識がなく、病院向けのシステムを開発するうえで苦労はありませんでしたか。

伊藤 特にありませんでした。入社前に、「医療知識はないのですが、それでも大丈夫ですか」と確認したところ、「入社後に学んでもらえれば問題ない」とのことでしたし、実際に働きながら、学んでいかないと、身に付かないことのほうが多いですから。

_おっしゃる通りですね。では、具体的にはどのような仕事をしているのかを教えてください。

伊藤 経営分析システム「病院ダッシュボードχ」における計算部分の修正や、障害対応、サーバー関連の調査を実施したりしています。

また、例えば、社内のコンサル部門の担当者から、各経営分析システムの「分析結果が表示されるまでの時間を短縮できないか」という要望が出た場合、どのようにすれば、表示時間を短縮できるのかを調査し、調査結果をコンサルに提案し、カイゼン策を考えたりします

_そうしたことは、伊藤さんがひとりで担当しているのでしょうか。

伊藤 いいえ、IT部門のなかで、開発担当やインフラ担当と役割分担されているので、それぞれ、役割に応じて、解決策を考えていきます。

入社前後のギャップというか、驚いた点は各システムの分析画面に関して、IT部門が枠だけ準備して、コンサルが画面を開発している点です。他社だと、コンサルは、分析画面のイメージなどを仕様書にまとめて、IT部門に依頼して、仕様書に沿って、IT部門が開発するケースが多いかと思います。

_そうなのですね。コンサル部門が画面開発を担当しているのはGHCならではの役割分担かもしれませんね。

伊藤 そうですね。コンサルが分析画面を開発してくれると、IT部門側の開発工数が短縮できますし、コンサル側も、IT部門に画面のイメージを伝えて、アウトプットに対する修正を指示する時間も短縮できます。

_GHCは、スピード感を重視していますからね。他社と比較して、開発スケジュールが、タイトだと感じることはありますか。

伊藤 うう~ん。どうなのでしょうね。ただ、「病院ダッシュボードχZERO」の開発は、2、3か月に1機能くらいのペースでリリースしていたので、かなりスピーディーに開発していると思いましたけど。

_リリースまでの期間が短いケースも少なくないため、より効率的に開発するためにIT部門とコンサルで、細かく役割分担しているのでしょうね。

伊藤 そうですね。GHCは、以前は、社員数が50人以下の会社だったようですし、限られたリソースで、スピーディーに開発していくためには、工夫して効率的に開発していくしかなかったのだと思います。

_その通りだと思います。各チーム、どんな業務でも、効率的に作業できることを常に考えながら仕事していると思います。



丁寧に指導し、お互いの業務をカバーできる体制を構築

_一緒に働いているメンバーについて教えてください。不明点があれば、丁寧に教えてくれますか。

伊藤 知識を共有したほうが、お互いの業務をカバーできるようになりますから、各作業については、丁寧に教えてくれます。

_IT部門の雰囲気はどんな感じですか。

伊藤 IT部門は、人数が多くないこともあり、お互い各メンバーのことをよく知っていますから雰囲気は悪くないと思います。基本的に、テレワークがメインなので、顔を合わせること自体が少ないのですが、毎日Teamsを活用しオンラインで、ミーティングしています。

_毎日会議しているのですね。GHCはTeamsで会議することが多いですが、個人アイコンは、ペットのアイコンが多いですよね。

伊藤 そうですね。僕はデフォルト設定です。

_忘年会や新年会など、みんなで食事に行ったりするのですか。

伊藤 忙しくなければ開催しますが、頻度は高くないです。IT部門は割と個人主義的なところがあるので。

_会長のアキさんや代表の渡辺さんとも食事に行ったりしますか。

伊藤 はい。3か月に1回くらいはあるかと思います。おふたりとも、いろいろ経験されているので、話が面白いです。

_伊藤さんは、お酒は好きですか。

伊藤 家ではめったに飲まないのですが、食事会や飲み会などの場では飲みます。GHCはお酒が好きな人、多いですよね。

_そうですね。お酒好きは多いですが、最近は、伊藤さんのように家では飲まずに、食事会の場だけで、お酒を飲む人が増えてきた気がします。

病院とのつながりの強さがGHCの一番の強み

_今後GHCで挑戦してみたいことなどありますか。

伊藤 将来的に、もう少し人が増えたら、メンテナンスだけではなく、病院のビッグデータを活用した新規システムの開発をしたいと考えています。

_では、最後にGHCを一言でいうとどんな会社ですか。

伊藤 「病院とのつながりが強い会社」だと思います。データを活用していくうえで、一番重要なことは、データを保持している病院との関係が強固であることだと思います。データを扱う企業として、そうした点が、GHCの一番の強みだと考えています。

_本日はありがとうございました!




伊藤さんの1日の業務スケジュール
  • 9:00~9:10/在宅で業務開始、ITチームによる朝会
  • 9:30/開発メンバーと会議
  • 9:40/開発業務スタート
  • 12:00~13:00/昼休憩
  • 13:00~18:00/開発業務
  • 業務によっては、夜中に各システムの計算業務を実施する場合もある
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