コロナ禍で求められるニューノーマルな採用活動
2020年、コロナ禍で採用活動も一変した。
対面による学生との接触は不可能となり、これまでメインであった「合説×インターンシップ」による採用黄金パターンを封じられることとなった。
そんな中でも優秀学生を多く採用している会社はいち早く進め「オンライン化」を進めていた。
中でも「スカウト型求人媒体」と呼ばれる”企業が学生に直接スカウトを送る”形態の接触が急速にメインストリームへと躍り出た。
このニューノーマルな採用へと社長が舵を切るが、この暗中模索の採用を中山とともに形にしたのが稲浦であった。
さらに稲浦は次の50年、200年を支える社員の”採養”と”共育”を推進すべく、人財開発部として進んでいこうとしている。
ーはじめに稲浦さんが桶庄に入社するまでの経歴を簡単にお聞かせください!
稲浦:私は新卒で入社して3年目ですので、就活を進める際にコロナの影響はない世代でした。
大学では建築インテリアについて勉強していたこともあって、住宅不動産業界をはじめに見始めました。
住宅不動産は間違いなくお客様に一生涯寄り添える仕事ですし!
長期インターンのプログラムに参加していたのもその業界の会社でした。
この会社での経験が自分の就活の軸を定めてくれることになりましたね。
ーなるほど、どのような軸が定まっていったのですか?
稲浦:このインターンで行っていたことは社長の右腕として働く、というような内容で、「何をしていた」と一言で言えないほど多くのことをやらせていただきました。
しかし、インターンという響きで「学び」「成長の場」と思って参加したからなのか、自分のスタンスの問題なのか、わかりませんが、とても業務に対して
受動的に
なってしまっていました。
自分の性格的にもとても責任感が強いことも相まって、言われたことをただひたすらこなし続けてしまい、仕事の楽しさがわからなくなってしまいまして…
就活していく中でも働くことにも少しネガティブになってしまっていたんですが、そんな時に出会ったのが桶庄でした。
会社説明会に参加して「これだ!!!」となりましたね(笑)
ー桶庄に入社を決めるきっかけはどのようなものだったんですか?
稲浦:ひとえに社長がとても時間を取ってくれること、その姿勢でした。
長期インターンの中で社長がどれほど忙しい職業かということも良く知っていたのでなおさら驚きましたね。
桶庄の選考では会社説明会、適性検査フィードバック、最終選考で社長との接点がありますが、どれも2~3時間くらいかかるんです。
自社に入社するかわからない学生にそんなに時間を使っている社長は他にいないだろうと思っていました。
漠然とではありますが、入社後も社長との距離が近く働けそうという印象もありましたね。
ーすごいですね。一人一人に向き合って採養されているんですね。
稲浦:そうなんです。理念にあるように
「すべては、私たちの笑顔のために」
なんです。
私たちは桶庄に関わったすべての人が含まれますから、もちろん就活生も入るというお話は聞いていました。まさか本当にここまでとは…笑
最終選考後には自然と
「ご縁がなかったとしても、この会社に出会えたことが
ありがたい、出会えてよかった。社長は恩人です」
と社長に言ってしまいました。
ー社長も採用活動中に言われるとは思ってもみなかったでしょうね。
ー話は変わりまして、入社前後でイメージと異なることはありましたか?
稲浦:そうですね。もちろん人の部分は想像していたよりもいい人が多く、本当に面倒見のいい会社過ぎて驚きました笑
私たちの世代は現社長の佐藤寛之社長が採養に携わった最初の世代でしたので、大卒の新卒社員が増え始めた世代なのですが…
社長は採養した後もたくさん挑戦できる環境を用意してくれていました。
新卒採用もバンビPJという形で社内PJを組んで行っていますが、メンバーは3年目以下、私が1年目の時は先輩は1名だけで、社長直下の部隊が1年目と2年目のみという感じでした。
ーすごいですね。採養という重要な業務を1年目が回すのは大役ですね。
稲浦:おっしゃる通りです。私は最初営業だったんですが、そのまま採養のやりがいも感じ、今では経営戦略室で人事の仕事をしています。
今後、採養だけでなく、人事に関することを学んでいってゆくゆくは人財開発部のトップになりたいなという夢もあります…!社長が一番想いをかけている部分は人の部分ですから、私もそこをお手伝いしたいなと強く思っているんです。
私が一番大切にしているのは4つの約束の2つ目
「従業員に対する約束」
です。
「1人1人が輝き、笑顔と感謝と幸せがあふれる会社を創ります。」
という文章がありますが、これを支えるために人事として、できることをしっかり果たせるようになりたいです。会社は人で成り立っているわけですからね!
―素晴らしい夢です。最後に就活生の方に一言いただけますか?
稲浦:はい!新入社員として入る会社はとても重要です。それはどうしてかと言うと
長い社会人生活の基盤を作る
からです。
初めて見たものを親と思うヒナのように、社会人として初めて入る会社の常識は、社会人として生きる自分の常識になります。
それは働き方も文化もすべてです。
ですので、どの会社でスタートを切るか、ということが人生に直結してしまうなと感じています。
もちろん入社するまで考えたこともありませんでしたから、桶庄に入社できてよかったなと思っています。
皆さんには
周りに左右されずに自分と向き合って決めてほしい
と思っています。
大学生視点で合理的に考えた会社選びはきっと後悔することもあると思います。
これまでの二十数年の人生に偽りがないように働ける会社を選ぶことをお勧めしますし、それを見つけるために、担当者として皆さんに向き合います。
(もし、桶庄に合わない方がいたら、もっと合っている会社を選べるようにお手伝いしたいと思っています。)
ちなみに桶庄に合う人というのはとてもシンプルで
自分だけでなく、周りの人のことも考えられる人
ご縁を大切にできる人
の二つかな、と思います。
これに当てはまる人であれば、私のように説明会で心をわしづかみにされると思います笑