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My Story #8【水野さん×データサイエンティスト×CAEエンジニア】

こんにちは!アイクリスタル株式会社の採用担当です。
今回は、エンジニアの中で最年少でありながらCAEグループリーダーを務める水野さんにお話しを伺いました。

プロフィール
出身地:東京都
経 歴:早稲田大学 創造理工学部 総合機械工学科 卒業
    早稲田大学大学院 創造理工学部研究科 総合機械工学専攻 修了
前 職:自動車部品メーカー
趣 味:登山はじめました(会社の部活動)、フットサル、ゲーム
息抜き:猫の動画を見ること

◆仕事内容について

ー現在、アイクリスタルで行っている仕事内容について教えてください。


CAEおよび機械学習を用いたNEDO(国家プロジェクト)の研究開発業務と機械学習を用いた民間案件の受託解析業務です。

ー仕事内容で大変に感じる部分を教えてください。

大変に感じる部分は、難しいですが強いて言えばスタートアップなので人数が少なく、行う業務が多岐にわたる部分です。民間の企業様の案件やNEDO、シミュレーションのソルバー開発など多岐にわたる業務を現在は担当しています。
我々アイクリスタルのエンジニアは、それぞれ得意分野があるということや案件も様々ということもあり、取り扱う案件やその組み合わせは人それぞれなので、それも業務が多岐にわたる理由の一つです。

ーやりがいを感じる部分を教えてください。

やりがいに感じる部分は、大変に感じる部分でお話した色んな事ができることはやりがいですね。
一つの事だけしかできない環境よりも色んなことに携われる楽しさの方が勝っているので、今の環境に満足はしています。
あとは、シンプルに機械学習の勉強になる部分です。
未経験から機械学習の分野に飛び込んだので、色んなことを吸収できる環境であり成長できる環境はやりがいを感じます。

◆アイクリスタルに入社を決めた理由

ー大手企業にお勤めのご経験を経て、あえてスタートアップに転職を決めた
 その理由について教えてください。

前職はCAEエンジニアではなかったので、学生時代に培ったCAE技術の経験を活かせることに加えて、学生時代には触れなかった機械学習技術の習得ができる環境だと思ったためです。

特に興味がひかれたのは、大学発スタートアップである点です。
名古屋大学の研究室初のスタートアップであることは、技術力の裏付けであり、技術力が命のスタートアップにおいては安心感がありました。

実際転職活動をしていた時、面接を受けたのはアイクリスタルだけでした。
「良いところがあれば転職しようかな?」くらいの気持ちで取り組んでいたという事もあったので、
アイクリスタルに出会ったから転職を決意した!という感じですかね。

ー魅力を感じたエピソードなどあれば教えてください。

当時前職で工場研修があり、そこで実際の製造現場に触れて「人依存な部分」や「改善できる点」がまだまだ沢山あると実感した出来事がありました。
それがアイクリスタルに応募する直前だったので、面接でプロセスインフォマティクスの話を聞いたときは、目の前で感じた機械学習で課題を解決できる手段があるんだ!と衝撃を受けました。

プロセスインフォマティクスという言葉自体は初耳でしたが、元々CAEを用いた研究を学生時代に行っていたので、実機で実験・製造をする前にPC上で検討を行うというプロセスインフォマティクスの内容はすぐに理解することができました。

◆転職をしたことで得られたものとは

機械学習技術を習得したことです。あとは、お客様とのやり取りが多く、コミュニケーション能力が向上したことです。

ー機械学習について、習得するまでの経緯や苦労などあれば教えてください。

Pythonを扱うのも初めてだったので苦労はしました。
始めは自分で調べたり、人のコードを見たりして勉強もしましたが、
アイクリスタル独自の寺子屋という学習教材を利用して研修もできたので、1~2ヶ月程度で技術を習得することができました。

あとは実際の案件に取り組むことで日々勉強!という感じです。

ーエンジニアが直接お客様とやり取りをしてコミュニケーション能力が磨かれる 
 というのはかなり珍しいと感じますが、最初は苦手意識などありましたか?

一般的な普通の技術職で、お客様と直接やり取りをするというのは初めて聞きました。
かなり珍しいと思いますが、実際は面白いと感じることが多いです。


苦手意識というより、むしろダイレクトにやりがいを感じる事ができると思います。
困りごとの解決ができた時に直接お客様とやり取りをしている分、貢献していることを実感できるタイミングが多いので、やりがいに繋がると思います。

◆今後の抱負について

CAEを用いる中で大変だと感じることや、CAEのみでは技術的に限界なことに対して、機械学習を用いることで解決したいです。 

数時間から数日というように長くなりがちなCAEの計算時間を短縮する可能性を秘めたサロゲートモデルの技術開発を行いたいです。 

また、プロセスインフォマティクスの概念上、高精度なデジタルツイン上で検討を行うことが重要ですが、CAEの物理モデルのシミュレーションだけで現実を完全に再現するのは困難な場合があるので、その乖離を機械学習で解決するようなアプローチを行ってみたいです。 


水野さん、お忙しい中インタビューに答えていただいてありがとうございました。


この記事を読んで、少しでもアイクリスタルに興味を持っていただけましたら、ホームページに詳しい事業内容を掲載しておりますのでリンク先より覗いてみてください!

アイクリスタル株式会社 | インフォマティクスの力でプロセス革命を
プロセスインフォマティクス技術で製造業の課題解決を支援しているアイクリスタル株式会社です。データドリブンの開発・設計によってものづくり工程の最適化や開発・設計期間の短縮を実現します。プロセスインフォマティクス事業としてAI教育、コンサルティング、受託解析や内製支援サービスを提供しています。
https://aixtal.com/




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