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年収が上がるコミュニケーション

年収が上がるコミュニケーション

デザイナーとしてダックビルでキャリアアップしていきたいと思い、入社した私ですが、まず最初に鍛えられているのはコミュニケーション能力でした。

私は元々人とコミュニケーションを取ることが苦手で、営業やカスタマーサポートと違って、デザイナーならデザインを作れば良いから、コミュニケーションしなくても済むかなという安直な考えを持っていました。

しかし、コミュニケーション能力はどんな仕事にも共通して必須の能力で、デザイナーもその例外ではありませんでした。(悲しい)

「デザイン=問題解決」ということから考えると、問題が何なのかを把握するところからデザインが始まります。そしてその問題を把握するには質の高いコミュニケーションが必要なのです。

さて、話が少し変わります。

私は以前に、「バケモノ」と呼ばれるほど仕事をなんでもこなせるタイプの人に出会ったことがあります。彼は上司からの信頼も厚く、後輩からも尊敬されていました。

しかし、彼は仕事をたくさん引き受けるあまり、働きすぎて体調を崩すこともしばしばでした。責任感が強いあまり、仕事を断ることができないことが、彼の弱点でした。多くの人は、「なぜそんな彼に、理不尽なほど多くの仕事を任せ続けるのか」と上司の判断を疑問に思うかもしれません。

ですが、理不尽な決断をする上司の多くは、正しい判断ができる情報が与えられていないからだという話を聞きました。同じ状況だったとしても、上司に報告する内容の情報量によって上司の判断が変わるのです。

「〇〇の仕事ができていません。締切は本日ですが、本日中にやるべきでしょうか?」

このように上司に相談したら、

「締切が今日なら当然、今日やるべきじゃないか」

と答えるかもしれません。

一方で、

「〇〇の仕事ができていません。締切は本日です。しかし他の業務との兼ね合いで、無理をしなければ終わらない状況です。期日中に間に合わせなければならない特別な理由がある場合であれば本日中にやりますが、どういたしましょうか?」

と、状況をもう少し詳細に説明すれば、

「無理をすると体に良くない。本日中に間に合わせないといけないわけではないから明日でも大丈夫だよ」

より柔軟な判断を下す可能性が高まります。

キャリアは積み上がれば積み上がるほど、仕事の量が増えがちですが、日々のコミュニケーションの積み重ねで仕事の量を自分で調整することができるのです。

また、私は、残業時間が増えることは、会社にとってメリットが大きいと思っていましたが、社員のパフォーマンスの低下、会社全体のモチベーションの低下に繋がるため、むしろデメリットが大きいということを知りました。

自分ができない仕事を無理にやると結果的に質の低い仕事をやるようになり、デメリットが大きいため、その場合は引き受けないことも親切だということも教わりました。

私は今、朝礼や夕会での業務報告、日報、議事録などで、報告の仕方を細かくフィードバックをたくさんいただいています。基本的なことですが、コミュニケーションが苦手な私が自分の弱みを強みに変えていく上でとても大切なことだと思います。

今後も引き続きダックビルで学んだことをこのブログでシェアしていきたいと思います!


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