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入社歴=(ほぼ)社歴。創業メンバーにいろいろ聞いてみた

今回は、バディネットのこれまでの「リアルな歩み」を皆さんにお届けするべく、創業メンバーであるコンタクトセンター事業部部長の小林さんと、エンジニアリング事業部アクセスエンジニアリング課課長の吉村さんに、社員インタビューを実施しました。
辛かった経験やバディネットの強みなど・・・赤裸々に語っていただきましたので、最後まで読んでいただけると嬉しいです!

小林さん(写真右)
秋田県秋田市生まれ。現在は1歳と4歳の女の子のパパ。趣味はボウリングで、20代の頃はアベレージ200超え。パクチーが苦手。
休日はお子さんと公園やショッピングに行ったり、自転車の練習に励んでいる。
吉村さん(写真左)
兵庫県西宮市生まれ。現在は8歳の男の子と5歳の女の子のパパ。趣味はサッカー、野球、料理、ダイエット、散歩。
休日はお子さんとサッカー、ポケモン探し、自転車練習をすることが多い。


Q.バディネット入社の経緯は何ですか?

小林さん
当時24歳だった大学卒業後の私は、就職活動に失敗し、定職に就かずにフラフラしていました(苦笑)
働いていたといっても、学生時代から続けていたアルバイトで。そんな私を見かねたアルバイト先の常連さんが、「知り合いがベンチャーを立ち上げているのだが、興味無いか?」といった感じで、バディネットを紹介してくださいました。
「新卒入社を逃し遅れてしまった分を、ここで取り返せるのではないか…?これは人生を変えるキッカケになるかもしれない。」と考えた私は、バディネットに入社することを決めました。それがバディネットの創業2年目ですから、もう社歴が10年を超えましたね…。

吉村さん
私はバディネットの創業者である堀さんと共に、バディネットの前身となる会社で、今のバディネットの屋内電波対策事業の元になるような業務に携わっていました。
堀さんが独立するタイミングで「新しい会社で一緒にやらないか」と誘っていただき、入社する運びとなりました。
声をかけていただいた時は「本当に私なんかでいいのかな」という気持ちもありましたが、これまで堀さんと苦楽を分かち合ってきた私は、「堀さんが作る会社は面白そうだな」と素直に感じ(笑)バディネットへの入社を決めました。

Q.これまでで特にやりがいを感じた仕事があれば教えてください。

小林さん
正直やりがいのある仕事ばかりで難しいのですが…。
分かりやすく一番印象に残っているのは、通信キャリア様に対して、単月で「億単位」の見積書を作成した時のことです。この頃の私はまだ20代半ばでしたので、巨額の数字を目の前にし、手を震わせながら見積書を作成していました。(汗)
その当時のバディネットは年商で10億くらいの規模だったこともあり、自分のやっている仕事が会社の業績や成長に大きなインパクトを与えているんだ、というやりがいと、達成感、責任感と自覚、このあたりがごちゃまぜになって溢れて来たのを覚えています。仕事内容とかではなく、現金な話で申し訳ありません…(笑)

吉村さん
関わってきた仕事全てです。というのはカッコつけすぎましたが。(笑)
現在のバディネットの基盤を築いたプロジェクトの、営業部隊の最前線になって業務をさせていただいた時はとても記憶に残っています。
プロジェクトの内容は、全国の飲食店を中心に様々な施設に2万台ほどの通信キャリア様のWi-Fiを設置し、その運用と保守をするものでしたが、バディネットはこれを創業2年目で請け負い、3年間の期間を経て成功を納めました。
ここまで話すとキラキラして見えますが、実は壮絶な3年間でした…(涙)数字が足りなければ休みなく飛び込んで設置したり保守したり。全国に代理店を作るべく、ありとあらゆる所を駆けまわったり。本当に日本全国どこでも行ったんじゃないかなと思ってます!(笑)
苦しい期間にはなりましたが、この3年間があったことでバディネットの基礎は形成されました。創業メンバーの一員として、事業の根幹となる業務に関われたことは、やりがいを超え誇りに思っています。



Q.なぜここまで急成長できたと思われますか? 
※2012年設立1年目:社長+社員2名で売上8,000万円 → 2023年3月決算:従業員数235名(役員を除く)で売上60億

小林さん
大前提として、業界の流れやクライアント企業様、パートナー企業様、様々な人とのご縁、運に恵まれたのかな、というのはあると思います。ただ、そういったご縁というものは、うわべだけではビジネスの世界で成立しないとも思っています。
その点で、バディネットは「結果」へのこだわりが凄く強くて。プロセスやアプローチを軽視した成果至上主義とは異なりますが、とにかくクライアントから求められている以上の結果を出す、期待を必ず上回る、クライアント以上にクライアントのことを考える!この文化がメンバーに浸透していて、そこに拘って結果を出してきた。そこで本当の意味での縁が深まり、また新しいご縁を得て。と、当たり前のことですが、ご縁を大事に、一打席一打席に全力で向き合ってきた結果が大きいのかな、と思います。
しかし、これまでいただいたご縁や運は、ずっと続くものではありません。創業以来培ってきた実力を持って、ここまでバディネットを育てていただいたお客様と世の中に、恩返しができるバディネットでありたいです。

吉村さん
2つありますね。
まず1つ目は、懐の深いお客様のおかげです。
私が入社した頃は資本力も含め本当に何も無い会社だったにもかかわらず、多くのお客様からの温かいご支援がありました。創業期から「お客様からのご依頼に『NO』と言わない」ことがバディネットの文化として根付いていたからか、「バディネット、なんだか面白いな」「応援したくなる会社だな」という印象を持っていただいていました。
どんな依頼も断らず、お客様のために奔走できるバディネットだからこそ、ご評価していただけたのではないかと感じています。また、お客様から弟のように愛されていた堀さんのキャラクターにも、起因したのではと感じています!(笑)

2つ目は、堀さんのキャプテンシップ※です。
以前、元サッカー日本代表の岡田監督から「キャプテンシップのあるプレイヤーが、メンバーが持つ唯一無二の個性を発見し、『一緒にやろう』と声をかけることで、理想のチームが形成される」というお話をお伺いしたことがありますが、まさに堀さんだと感じました。
バディネットに集まる個性的なメンバーの得意なことを引き出し、それぞれの強みに合ったチームを作る堀さんは、キャプテンシップの塊です。
※キャプテンシップ:現場で自ら動くプレーヤーとしてのリーダーシップ



Q.創業からここまで色々あったと思いますが、辛かった経験などはありますか?

小林さん
部下の退職が続いた時期ですね…
私は比較的若い時から組織的なものを任せていただき、「会社のために仕事を頑張ること、仕事をせずしてご飯は食べられないこと、どんなに辛くても前進すること」これを当たり前の価値観として持っていました。しかし、当時の私は、働く動機は人それぞれであるということを理解していませんでした。
この価値観の相違から、当時の部下と衝突が多く、どんどん部下が辞めていきました。「そりゃそうなるだろう」って感じですよね。(笑)これが考えを改めるきっかけとなり、私は自身のマネジメント方法を見つめ直しました。
試行錯誤の結果、まずはメンバーそれぞれのモチベーションを上げていこう!みたいなマネジメントをしてみましたが、これで数字が出るのかというと…出ない。(笑)
数字が出なければ、結局退職に繋がるということを学び、「俺らはこれをやるんだぜ!どんな仕事でも、最終的にこんな面白いことに繋がるんだぜ!」というような感じでビジョンを掲げ、ここに賛同してくれる仲間をどんどん増やしていくようなマネジメントに変更しました。
面白い仕事には人が集まり、楽しい仕事だからみんなが頑張れて、そして結果的に成果に繋がる。仕事の在り方を身をもって学びました。
紆余曲折ありましたが、最近は良い組織を作れてるんじゃないのかなって思ってます!

吉村さん
経験ではなく、時期の話にはなりますが、創業間もない頃は大変なことばかりでしたね。
スタートアップ企業にはよくある話だと思いますが、社員が少ない中で会社を運営するために、何から何まで自分たちでやっていました。社長も一緒に現場に出て営業をする!みたいな。
正直、8か月間連続で飛び込み営業をしたときは…辛かったです(笑)
私はこの時初めて飛び込み営業を経験しましたが、最初は不安な気持ちでいっぱいでした。でも、そんなこと言ってられない。
「どんな仕事であっても、代わりにやってくれる人はいない。自分たちにしかできない。誰かがやらなければ、会社が潰れてしまう。とにかく結果を出すために、何でもやってみる」こんなことばかり考え、ガムシャラに走ってきました。
次第に、自分では困難だと捉えていた業務もこなせるようになり、自信に繋がっていました。何もなかった時期を耐え忍び、乗り越えられた自分を、今日ばかりは褒めてあげたいです!(笑)


Q.ここがバディネットの強みだなと思うポイントは何ですか?

小林さん
やはり工事会社でありながら、普通の工事会社でない、という部分かと思います。
通信建設業界で、通信建設、工事の事業を主たる生業としていますが、本質的な我々の仕事は「通信建設業界の課題(顧客課題)を解決する!」ということだと思っています。そのアウトプットの形が最終的には工事になる、ということが多いだけで。我々は全国で通信建設を手掛ける工事部隊や管理組織はもちろんのこと、マーケットやニーズを分析し、プロジェクトを企画構築するコンサルチーム、オペレーションの一角を担うコンタクトセンター、業務のデジタル化やDXを推進する開発チームなど。
表面的な課題だけでなく、顧客のコアな課題を解決する為の武器を多数有しており、それらをソリューションとしてワンストップで提供できること。これが1番の強みかと思います。

吉村さん
上場会社のグループ企業として、今の企業規模に合わせた管理統制がなされた状態でありながら、昔ながらのベンチャースピリットが上手く融合していることです。
何か課題に直面したときは、部門を横断して知恵を出し合いながら乗り越えていこうとする風土があり、社員の目的達成意識の高さは他の会社に負けないと感じています。
1つ堀さん語録を紹介すると、「do your part」というお言葉があります。
「人それぞれに与えられた役割があり、その役割を世のために果たす」という意味合いで使われるのですが、堀さんは「バディネットは個性豊かな社員が多いが、皆誰にも負けない特技を持っている。尖った一角形を持ったメンバーが8人集まれば、最強の八角形ができる。だからバディネットは最高なんだよ」って仰ってますね。
強い責任感を持って自身の業務に取り組み、徹底してやり切ることが当たり前になっている社員ばかりであるということは、バディネットの強みであると言えますね。



Q.5G/IoTのインフラパートナーとして、どのように業界をリードしていきたいと考えられていますか?

小林さん
通信技術の面白いところや可能性って、それ単体ではなく、それを活用して何を為すか、というところだと思っています。
無線の規格だけをとっても多数あります。例えばIoTセンサーであれば、どんな規格で通信をとって、どんなセンサーで何を検知し、その情報を活かして、どんな価値を提供し、どんな課題を解決するのか、のような。
我々は通信インフラを創る、守る、ということはもちろんのこと、多くの企業様と連携して、通信技術を活用した様々な課題解決、近未来の社会形成を支えていきたいと思っています!

吉村さん
新しいマーケット/サービスを創出するためには、テクノロジーの進化が欠かせませんが、テクノロジー単体ではなく、「テクノロジー×〇」と何かを掛け合わせることで波及していくと考えています。
「テクノロジー×バディネット」でたくさんの企業様を巻き込み、各社の強みを活かす。ここで生まれた業界の垣根を超えた繋がりによって、バディネットに関わる全ての人が活躍する。こんな、日本経済を盛り上げられる企業でありたいです。

小林さん、吉村さん、素敵なお話をありがとうございました!社員目線で語られる創業期からのお話は、どれも初めて耳にするものばかりで、ついつい聞き入ってしまいました。
かなりリアルな内容になりましたが、バディネットの軌跡を感じ取っていただけたのでは…!と思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

▼株式会社バディネット
公式HP:https://www.buddynet.jp/
オウンドメディア「Buddy Net CONNECT」:https://www.buddynet.jp/column/

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