1
/
5

なにをやっているのか

旅行支援で海水浴介助
診察の様子
私たち一般社団法人Kukuruは、医療的ケア児とその家族の支援に特化した団体です。沖縄県・那覇市にある「Kukuru+」をハブ拠点とし、地域と連携しながら医療的ケア児とその家族の生活をサポートしています。 ■事業内容■ 当法人は主に下記2つの事業を軸として、活動をおこなっています。 ・バリアフリー旅行支援事業 沖縄旅行を希望される医療的ケア児を抱えるご家族の旅行支援をしています。障がいレベルにあった旅程の提案、バリアフリーの移動手段の手配や、食事中のお子様のお預かりなど、サポート内容はさまざまです。また、沖縄県外への冠婚葬祭の移動や修学旅行にも対応しています。 ・障がい児の在宅支援事業 医療型短期入所、訪問看護・介護を中心に医療的ケア児のケアを網羅的に提供しています。制度外の支援(付き添い入院をするご家族の食事サポートなど)も積極的に実施し、多岐にわたる支援をしています。 上記事業のほか、医療的ケア児を支える方向けのシンポジウム、ご家族同士の懇親会、沖縄での福祉機器展の開催や、介護職員の研修なども幅広くおこなっています! ■今後の展望■ 「誰もが自分の生きる場所を見つけられる世の中を作ること」が、私たちのモットーです。医療的ケアの必要性を問わず、障がい者も健常者も自分の居場所を見つけられる社会の在り方を模索し続けます。 そのためには「地域とのつながり」が不可欠です。新型コロナウイルスによって人々の連帯がますます求められるようになったからこそ、地域の人を巻き込みながら、それぞれの家族に寄り添える体制を構築したいと考えています。 私たちもスキルを磨きつつ、子どもたちを受け入れるキャパシティを広げるべく、新たな風をもたらす職員を迎え入れていきたいです。

なぜやるのか

14周年記念
■掲げる法人像■ ▍ビジョン どんな子供でも、親でも、当たり前の事を当たり前に出来る社会へ ~全ての人がその児(人)らしく生きる場所の構築を目指して~ ▍ミッション 日頃介護を頑張っている家族を支援したい! その中でも、医療的ケア(主に人工呼吸器)が必要な子どもとその家族に対して、次の項目の社会問題の解決を使命とします。 1. 病院からお家へ帰るための不安 2. 在宅で過ごすことでの大きな負担 ▍Kukuruの名前の由来 「くくる」とは、沖縄の言葉で「こころ」を表します。人と人とのつながりは、心。Kukuruでは、一人一人の「こころ」を大切にしていきます。シンボルマークは漢字の「心」をモチーフにさらにKukuruのサポートを受けて笑顔で沖縄の旅を終えてほしいという願いが込められています。 ■事業を始めた経緯■ 代表の鈴木は、幼少時に病弱だったことから、病院が「身近な場所」として育ってきました。医療職を志し看護師となってからは、病棟勤務を歴て、さまざまな訪問看護ステーションに勤務。 その後、病児保育や障がい児保育を専門とするNPO法人に勤めたことが、当法人発足のきっかけとなります。自身も障がい児の子育てを経験するなかで感じたことや、自分がやってほしかったことを現実にするため、2009年に任意団体Kukuruを設立。2010年に一般社団法人化しました。

どうやっているのか

事務所内
リハビリの様子
■魅力的なメンバー■ 32名の職員が活躍しています。事務専門の方は5名おり、医療事務や経理専門の方も数名在中しています。中途で入社された方が多いです。 ▍メンバーの志望動機 代表と前職からの縁で入社した方や、「子どもと近い距離で仕事がしたい・多様な事業をやっているKukuruに来たい」という志を持って入社された方が多く在籍しています。 ▍代表の鈴木について 新たなことに積極的に飛び込む、明るい性格の代表です。自身も看護師として働きながら、医療的ケアを必要とする子どもの子育てを経験。実体験に基づいたサポートによって、多くの利用者から信頼を集めています。 バリアフリー旅行支援事業を実現するために沖縄に移住するなど、行動力の高さも折り紙付きです。「介護」の枠にとらわれず、さまざまなアイデアでどれだけ家族に寄り添えるかを大切にして活動しています。 ■職場の雰囲気■ 上層部は代表を含め賑やかなメンバーばかり。子どもたちと接するなかで、明るく笑い声が絶えない環境です!