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アイカサの軌跡(前編) 〜急成長を遂げる傘シェアリングサービスの歴史〜

「アイカサ」は、2018年12月にサービスを開始した、日本初の傘のシェアリングサービスです。突発的な雨にもビニール傘をわざわざ購入せずに、アイカサを借りて利用し、雨が止んだ際には最寄りの傘スポットに傘を返却することができるのが特徴。現在は渋谷や上野、東京をはじめとした都内全域と、福岡市での展開を合わせて、スポット数約770箇所。登録ユーザー数は7万3千人超えを達成。

圧倒的なスピードでスポットやユーザー数を獲得してきたアイカサ。
サービス開始から約1年でどんな事をしてきたのか、その軌跡をご紹介します。

前編
2018/12 ~ 2019/08 の軌跡


2018/12
“日本初”の傘シェアリングサービス!スマホ1つで、どこでも傘を借りて利用出来る「アイカサ」12月渋谷を中心にサービス開始決定!

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株式会社Nature Innovation Groupは、2018年12月1週目より、渋谷を中心とした都心部の駅近くの店舗やオフィスビルなどの遊休スペースに傘のシェアリングスポットを配置した、日本初の”傘”シェアリングサービス「アイカサ」を開始しました。
(当時アイカサスポット40〜50箇所、傘1000本で開始)


2019年3月14日
環境省の推進する「プラスチック・スマート」キャンペーンに賛同・連携

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ポイ捨てなどにより、回収されずに河川などを通じて海に流れ込む「海洋プラスチックごみ」

この問題を解決するためにアイカサは、環境省の推進する「プラスチック・スマート」と提携。"環境保全活動"というCSR観点からも、環境に優しいエコな取り組みに尽力してきました。

2019/03
2020年東京オリンピックパラリンピックに向け、渋谷区観光協会とシェアリングエコノミー協会の連携協定に事業者として参加

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渋谷区観光協会とシェアリングエコノミー協会は、「PLAY! SHARE SHIBUYA」を合言葉に、これまでの観光サービスとは違った新しい体験を提供、地域内のさらなる観光振興に取り組んでいくものとし、アイカサは傘シェアで創る、傘を持ち歩かない雨の日の生活を提供してきました。


2019/05
福岡市&LINE グループと「共創」。駅や商業施設など43箇所のスポット、傘1000本を展開。

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5月21日より福岡市内にて福岡市営地下鉄天神駅や西鉄福岡駅などの公共交通機関、ソラリアステージ、キャナルシティ博多などの天神・博多を中心に本格的に展開。

LINEグループは、2018年8月に福岡市とより豊かで便利な未来志向のまちづくりに向け共働しています。この思いと、アイカサが目指す「環境にやさしいスマートシティ」というビジョンが合致し、今回のコラボレーションが実現しました。

雨の日の煩わしさを解決し、手ぶらでもスマホ1つあればLINEから傘を簡単に、安く借りられることによって雨の日の街の回遊性がアップ。雨の日をより便利に、より快適に過ごせるようになり、持続可能な都市づくりにも貢献をしていきました。


2019/05 
JR上野駅など、上野エリア約50箇所にて展開開始

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上野の街をパンダ柄の傘で埋め尽くす。

上野観光連盟、各商店会、上野の街の皆様方と共に「傘のいらない上野」を実現すべく、令和元年6月12日より当エリアにてサービスを開始。
それに伴い、JR上野駅・御徒町駅、京成上野駅、東京国立博物館、東京都美術館、東京文化会館、東京藝術大学大学美術館、上野の森美術館、アトレ上野店、松坂屋、丸井、多慶屋、など約50スポットを展開しました。

また展開に伴いパンダ柄のオリジナル傘を作成。

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パンダの可愛い傘が借りられて楽しい、かつ便利、というハッピーな体験を上野に訪れた方々に届けてきました。


2019/06
JR東日本スタートアップとの資本業務提携締結により3000万円の調達を実施。駅や駅ビルでの展開実証実験開始へ。

2019年6月12日、JR東日本スタートアップと資本業務提携契約を締結。

上野駅、御徒町駅での傘シェアリングの実証実験を開始しており、多くの人が利用する駅や駅ビルは傘のニーズが高く、こうしたシェアリングサービスに親和性を感じるとともに、駅利用者の傘を持ち歩く負担や置き忘れの解消につながる可能性を感じ、本格的な事業化に向けて業務提携に至りました。


2019/07
渋谷区との連携。渋谷区内でのアイカサスポット増設へ

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東京都渋谷区(区長:長谷部健)との連携をスタート。この連携により、渋谷区役所本庁舎を含む渋谷区公共施設へのスポット設置を開始。

アイカサのサービス発祥の地、渋谷。昨今、アイカサは福岡市との連携を皮切りに、上野や品川など、都内でもエリアの拡充を推し進めていましたが、サービスインから半年を機に原点回帰へ。『完全に傘がシェアできる街、渋谷』の完成のために、今回の渋谷区との連携が実現されました。


2019/08
日傘仕様の『アイカサ』をリリースし、環境省の推進する熱中症予防声かけプロジェクトとの連携

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「熱中症予防声かけプロジェクト」との連携による「晴雨兼用傘シェアリングサービス」の展開。今夏、年々増えている熱中症の予防のために、関係省庁や様々な企業・団体・自治体等と連携・推進。

「これからの夏本番のために、日傘仕様のアイカサも欲しい!」という声も多く寄せられていました。そんなお客様からの声を受け、そして、年々増えている熱中症件数に対して、アイカサでも寄与するためにも、環境省の推進する熱中症予防声かけプロジェクトとの連携のもと、今回、99%UVカットという高い遮光・遮熱機能を持った晴雨兼用傘の開発、展開に至りました。


2019/08
小田急電鉄との実証実験を開始。新宿駅周辺10箇所にアイカサスポット設置

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2019年8月14日から新宿駅周辺に傘のシェアリングサービス「アイカサ」を導入し、沿線への展開に向けた試験運用を開始。

日本国内に於いても、特に電車の利用者数が多い街、『新宿』。実証実験は、多くの小田急線利用者の移動を便利にすると同時に、新宿駅周辺では「傘は、買わなくてもシェアで使える」という環境を創る事で、雨が降ると駅に散見される「傘のゴミ」を少しでも減らし、環境負荷を減らす一助となることを目標として実現されました。


【後編】

https://www.wantedly.com/companies/company_1864602/post_articles/208240

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