Vecesの原点と成し遂げたい未来-MVVとみんなで目指す組織-

こんにちは。代表の中井です。

今年も年の瀬ということで改めて弊社の創業した背景と目指す世界観について簡単にまとめてみたいと思います。

Vecesの原点

そもそもVecesは、どんな想いで創業した会社なのか？
その原点についても話していきたいと思います。
※個人としての創業経緯は中井個人のストーリーに書いてあるため、事業としての創業経緯を中心に記載しております。

前職は、最初は1年位したら起業してビジネスをやっていこうと強く決意して入りました。その中で一生懸命仕事を2年,3年と続けていくうちに、ヒトの良さや仕事の面白さから気づけば「この会社好きだな、みんな好きだな、もっと働いていたいな」と思う機会が多くなっておりました。本当にいい会社でした、今でも大好きで誇りに思っております。

半面、そんな中会社がM＆Aし、目の前の仕事に疑問を覚える機会も同時に増えてきておりました。
会社のネームバリューに信頼して事業主様は依頼してくれているのに、ご予算の小さいお客様や親会社のために優先度を下げるお客様は、"暴利で新卒が担当し本質的には何もしていない状況"と変わらないという状況が多く見受けられました。
僕は大好きな会社だったからこそ、「こんな商売してていいのか、本質的に顧客のためになることを徹底的に見直すべきなんじゃないか」と想いが強くなったあまり、他の部署や上長とハレーションが起こることが増えてきました。

振り返ると当時状況的にしょうがない部分も多いし、会社としての判断はきっと間違ってなかったと思います。稚拙な自分を恥ずべきだったかもしれません。(当時の上長の方々にはこんな自分を否定もせず議論してくれたこと、今でも頭が上がりません。
しかし、僕は経営者の曾祖父・祖父・父の傍で幼少期からずっと育ってきた人間です。中小企業の酸いも甘いも見てきてました。
どんなに能力があったとしてもどれだけ想いがあったとしても、環境や状況によって事業を実現することができない、という現実を痛いほど見てきました。
そんな自分が企業が不幸になる現実を目の当たりにして目を背けれるわけがない。「もう起業以外の道はない、今やらないと二度と戻れなくなる」という結論になり、気づけば行動を起こしておりました。この時の自分の判断は未だに後悔は1ミリもありません。

成し遂げたい未来

上記の背景と1年弱事業を行ってきた経験より、我々の目指すMVVは下記を制定しております。

Mission
広告業界を”あるべき姿”に改革する

Vision
本質を問い続ける伴走者

Value
Value 顧客・市場に対する提供価値にこだわる
Essence 全ての事象に本質を追求する
Consideration お互い思いやれるwin-winの関係を築く
Enthusiasm 目の前の仕事に熱狂して楽しむ
Seriousness 何事も全員で本気でやり切る

広告業界のアップデートをKGIの至上命題として掲げております。
今後機械学習が発達し代理店の差別化がこれまで以上に困難になる世界線は加速し、代理店と事業主はフェーズによりミルフィーユのような層状構造になっていくと考えております。
広告業界がそういう世界線になることで、少しでも日本が不平等の少ない資本主義社会になる未来につながっていくと信じております。

そのために我々は、オペレーションが本来の価値ではないお客様に対して、事業の戦略から介入しつつ広告実行のスペシャリストとして品質を最大化していく、ニュースタンダードな伴走型専門家集団を作り上げていきたいと考えております。
ただ、既存の代理店がそうなっていない限り、この目標の実現は決して生半可な道ではなくいばらの道となっていくことが予想されます。

そんな厳しい夢を追うからこそ、決して崩すことのできない社是VECESを毎日徹底的に体現していきたいと考えております。

みんなと目指すその先の未来

我々の使命としては、販促の面より売上を最大化しその先に事業主様とともに成長をしていきたいと考えております。
ただの外注先ではない。本質的価値が何なのか見極めそれに対して顧客とともに苦楽を歩む。それこそが我々の描いていくべき組織像となります。

その組織像を実現していく過程では社内でも合理的ではないことは徹底的に省き、顧客だけでなく社員のみんなも本質的にハードスキル・ソフトスキル両面で成長していける環境に拘っていきます。
各々の人生の目標を会社という箱を用いて少しでも帆を前に進め、ここの会社にいた一瞬一瞬を全てのステークホルダーと果実を分け合いたいと思っております。

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

来年もVeces一同をよろしくお願いいたします。
まだまだ道半ばですが、2025年はより法人としてはリスクテイクをし、挑戦を続けてまいりたいと思います。