なにをやっているのか
私たち株式会社Happyは、「Happyな暮らしを問い続ける」会社です。
主には遊休不動産の活用及び空き家再生をメインに、地元・神戸市長田区を中心にさまざまな属性の人の暮らし豊かになるような活動をしています。
【事業概要】
自分たちが欲しいもの、楽しいと思えるもの、面白いと思うものをつくることで、結果として社会貢献につながっていくと考えています。
ただサービスを提供するのではなく、その人がどう生きていきたいかを探り、住む場所だけでなく、仕事や関わるコミュニティなどすべてを含めたデザインを提案し実践する。
私たちの事業は最初から社会課題の解決を目指すのではなく、目の前にいる人、出会った人がどんな暮らしをしたいのか、を問い続けながら臨機応変に生み出し、それらを通じて社会に「暮らしの選択肢」を広げています。
【既存の事業内容(2023.2月現在)】
・サービス付き高齢者向け住宅「はっぴーの家ろっけん/はりま」(神戸市長田区/明石市播磨町)
・物件紹介だけではなく、人生をヒアリングし仕事やコミュニティまで提案する「おせっかい不動産」
・訪問介護・訪問看護ステーション「めばえ」
・コミュニティスペース「かなえ場」(明石市)
・人生偏差値をあげるフリースクール「おせっかいラボ」
・すべての人の余暇を、ダイナミックに充実させるクライミングジム「WAGOMU クライミングジム」
・学びと仕事場は神戸市全域、就労支援B型事業所「WAGOMU」
【今後のプロジェクト予定】
ハンディキャップがあるとアウトドアやグランピングなどのレジャー・旅行は諦めがちです。世の中にバリアフリーを謳うサービス・施設はいくつもありますが、スタッフが対応しきれないケースが少なくありません。
私たちはどんな人でも遊びに行ける拠点をつくるべく、まちづくりと並行してレジャー事業も展開させることにしました。具体的にはボルダリングジムのM&Aを済ませた他、就労支援事業所や子どもたちが集まれる「場」を立ち上げ予定。
マイノリティの方の生活を豊かにしながら、ゆくゆくは旅行業にも挑戦していきます。
▼過去メディア掲載一覧
読売新聞記事::https://www.yomiuri.co.jp/s/ims/zoomcarehome/
▼会社資料:
Facebook:https://www.facebook.com/rokken.happy.home
Twitter:https://twitter.com/happyrokken
note:https://note.com/happy_house
なぜやるのか
【Happyな暮らしを問い続ける】
まずは自分たちが楽しいかどうか、周りのみんなも楽しいかどうか、という考えをベースにして実行に移します。
楽しくて喜んでもらえる活動はどんどん周囲を巻き込み、社会に欠かせない存在となるはず。
まずは自分自身が必要としているのか、楽しいかどうか。
そして顔や名前を知っている、目の前の人が喜んでいるかどうか。
もし成立してなければ、そこに社会意義があっても我々がやる意味がありません。
つまり、Happyなアソビは仕事となり、繋がりがある友人や家族などコミュニティも融合させ、結果として社会の課題解決に辿り着くと思うのです。
【Happyのスタンス】
スタッフにはあえて細かい行動指針を定めていません。
その代わり「目の前の3人のことだけを考えろ」と伝えています。
目の前の相手が喜んでくれていても、それで良しとしません。
長い目で見て幸福につながっていくだろうかと考えを巡らせ、ただひたすらにHappyな暮らしを問い続けていきます。
・遠くのシンセキより近くのタニン
・日常の登場人物を増やす
・違和感が3つ以上重なるとどうでもよくなる
・トラブルはお題だ
・3割きっちり
・幸せの総量を上げる
【活躍中のメンバー】
現在はパートスタッフを含め70名近い方が在籍。
自身がやりたいことを実践していく会社なので、不動産領域のプロジェクトマネージャーもいれば、アウトドア領域に長けたプロジェクトマネージャーもいます。
どうやっているのか
【地域ぐるみで大家族の暮らしを実現する“はっぴーの家"】
現在は「はっぴーの家 ろっけん」「はっぴーの家 はりま」を運営しています。
2棟ともサービス付き高齢者向け住宅を謳っていますが、主たる目的は介護・看護ではありません。あくまでも街の価値を上げる「空き家再生事業」としてのサービスです。コンセプトとしては、生活ありきで、地域ぐるみで大家族の暮らしを実現するために介護・看護のサービスを提供。地域に住み、生活している「顔が見える人」との信頼関係を築きながら、地域社会と共生しています。
【人のつながりが残る神戸】
阪神・淡路大震災で多くの建物が壊れ、人々の生活基盤も失われました。
復興の過程で再開発が進んでも、ハコをつくるだけでは人は戻れません。
それでも高度成長期には、経済をけん引した大工場や、町工場、商店街が混在した神戸・新長田。外国人労働者もたくさん住んでおり、人と人とのつながりがありました。昔の街並みや人のつながりを活かそうと空き家再生事業を立ち上げ今に至ります。現在では地域の交流拠点として、学校帰りの小学生が遊びに来たり、子育て中の方が子ども連れで話に来たり、自然と人が集まる場所になっています。
【今後の展望】
これまで神戸を中心に、遊休不動産や空き家を活用した事業を進めてまいりました。
今後は「不動産×福祉×まちづくり」のスタンスで、まちづくりの活動をさらに大きくしていきたいと考えています。車いす利用者や高齢者、子どもなど既存のサービスではカバーしきれなかった方々に、暮らしの選択肢を提供していく想定です。
【開業予定施設】
・グランピング/ワーケーション
2023年4月の運営開始を予定しています。社会的にマイノリティな方々が家の外に出るためのサポートです。
・「食×地域福祉」の複合施設
登録有形文化財の建物を有効活用します。個々に問題を抱えている方は、満足いくものを食べられる状況にありません。私たちは地産地消の宅食サービスを立ち上げ、地元のものを食べていただきたいと考えました。そして、これまで顔が見えなかった方を、“見える存在”に変えていきます。
なお、当複合施設にも楽しいこと・面白いことを入れ込もうと、ジンの蒸留所と宿泊施設も併設する計画です。ゆくゆくはエリア自体を観光資源として広めていければと思っています。