こんにちは!アーリークロスグループの採用・広報担当です。
本日は、アーリークロスグループの社会保険労務士法人のお仕事を紹介します。
そもそも「社労士」とはどのような業務をおこなっているのでしょうか?
社労士の業務は、主に2つに分けられます。
①社会保険・労働保険・給付金の申請など労務関係の手続き代行(「独占業務」と呼ばれる社労士にしかできない業務)
②給与計算の代行、労務回りの制度構築などのコンサルティング業務
何となくイメージはつくものの、実際に仕事をしている雰囲気を知りたいと思い、社労士法人で課長を務める山下さんに話を聞いてきました!
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山下さんは現在入社3年目ですが、もともと社労士として仕事をしていたのですか?
もともとはアパレル企業で8年ほど働いていたんです。
転職してIT企業で人事や総務の仕事を始めて、労務の知識をつけていきました。自分なりに労務の実務に関して勉強していくなかで、せっかく勉強するのであれば社労士資格を取得しようと思って取りました。
社労士事務所で働いた経験はありませんでしたが、前職がIT企業だったということもあり、IT活用やDX推進に注力しているアーリークロスには親和性を感じたことや面接時の雰囲気など最終的にはフィーリングでアーリークロスへの入社を決めました。
社労士事務所で働くことは不安ではなかったですか?
前職で労務に関する業務はおこなっていましたし、給与計算実務能力検定1級の資格も持っていましたが、自分の知識が通用するのかという不安はありました。
ただ、アーリークロスでは、入社後すぐに新規のお客様を担当することはなく、既存のお客様を少しずつ引き継ぎますので、少しずつ慣れていくことができました。
現在の主な業務内容を教えてください。
メインとなる業務は、給与計算と労務に関する相談です。
会社には必ずしも専任の労務担当者がいるとは限らず、専任スタッフでも労務の実務に精通していない場合もあります。
そのため、社労士にご相談いただき、私たちが適切なアドバイスをしています。各クライアントの業種や働き方に合わせた36協定や就業規則の作成などを行うことも多いです。
アーリークロスでは、1人あたり15~20件のクライアントを担当していますが、それらを全て一人で完結させるわけではなく、各クライアントにはメイン担当とサブ担当が置かれています。そのため、ダブルチェックをおこなったり、業務を分担したりしながら進めることができます。
1日のおおまかなスケジュールを教えていただけますか?
繁忙期やイレギュラー対応をする際は除いて、おおまかにはこのようになっています。
9:00 業務開始 チャットやメールの返信・1日のタスク確認
10:00 朝礼、給与計算
12:00 休憩
13:00 上司や部下との1on1
14:00 クライアントの就業規則の作成
16:00 クライアントとの面談。お困りごとの確認や今後のアドバイス
17:00 給与や勤怠システムの導入支援(設定やレクチャー)
18:00 業務終了
イレギュラー対応も多いとお聞きしますが、どのようなときにやりがいを感じますか?
社労士というのは、事業主や労務担当者からみると頼れる相手です。
頼られるとともに、クライアントの成長を一緒に創ることで、自分の成長にもつながっていると実感できるときにやりがいを感じます。
前職では自社の給与計算や労務に関する整備をしていましたが、現在は業種の異なる複数の会社の労務実務に携わっています。
クライアントによって要望や状況も異なるため、ケースバイケースで自分の知識や経験を用いて問題解決できることにもやりがいを感じています。
常に頭の中にいくつかのカードがあって、どのカードを使って解決すれば良いかを考えています。
社労士(補助)として仕事をするうえで給与計算の経験は必須なのでしょうか?
給与計算の経験があると入社後、スムーズに業務に慣れていただくことが出来ると思います。
しかし、当社では資格不問・未経験採用の求人もありますし、給与計算の経験がなくても入社後にご活躍いただくことは可能です。
「給与計算実務能力検定試験」は3か月もあれば合格できるものなんですよ。とはいっても、資格を持っているから実務ができるとは限りません。
例えば建設業や製造業は変形時間労働制を採用していることが多いため、給与計算の際には注意が求められます。また、クライアントによってはいろいろな手当があり、「その手当は社会保険の対象になるのか」など注意すべきことは多岐にわたります。
未経験の場合は、このような特に注意を求められる業務をいきなりお任せすることはありませんのでご安心ください。
しかしながら、勉強して知識を増やしていく必要はありますし、前職の経験に縛られるのではなくマインドセットを変えていく必要はあります。
職場の雰囲気はどのような感じですか?
先ほどお伝えしたように、全員がメイン担当とサブ担当をもっているので、互いに作業の進行具合を確認して、助け合いながら進めています。
社労士資格をもっているフルリモートのメンバーもいますし、出社しているメンバーも業務に慣れてきた後は週2回程度リモート勤務をしています。
そのため、メンバー全員が出社していて対面で話をするという環境ではないものの、チャットで分からないことを聞いたり、ほぼ毎日Google Meetを繋いでミーティングをおこなったりしています。
最後に、社労士法人アーリークロスで働くうえで求められることはありますか?
私は、労務に関する仕事は「ボールを拾いに行く仕事」だと思っています。イメージはバレーボールですね。
クライアントから色々な角度のボールが飛んできて、それを落とさずに打ち返したり、他の人にパスしたりする必要があると思うんです。
それも、ただボールを返せばいいというわけではなく、クライアントの満足度を下げずに返していく必要があります。
そのためには、場合によっては自分の方向に飛んできていないボールにも対応しなければなりません。サブ担当の案件や、自分の担当ではない案件にもアンテナを張っておくことで、多くの事例に関与することができ、社労士として成長することができると感じています。
この点は、アーリークロスの価値観の一つである「ATI(圧倒的当事者意識)」を持つという視点ですね!
あとは、仕事でミスをしても前向きに捉えることができる人は向いていると感じています。
経験の有無を問わず、はじめはアーリークロスならではの仕事の進め方などで悩むことも出てくると思います。
ただ、ミスは誰にでも付きものなので、今後ミスをしない為に次はどうするか?を前向きに考えられるメンタルは求められるかもしれません。
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山下さん、ありがとうございました!
社労士法人アーリークロスでは、未経験の方でも安心して業務をスタートできるということがよく分かりました。
圧倒的当事者意識を持ち、さまざまなイレギュラーに前向きに対応できる方をお待ちしています。
いきなり選考は…という方には、選考前にまずカジュアル面談をおこなう事が可能です!