こんにちは!税理士法人アーリークロス 財務支援部の奥田です。
本日は、
「税理士法人ってどんな仕事するの?」
「いろんな職種を募集しているけれど、どういう業務内容なの?」という方に向け、
アーリークロスでの各部署の業務を紹介します!
今回は、事業推進部 DXチーム編です。
事業推進部とは
会計業界において珍しい業務を担う部署で、DXチームと財務コンサルティングチームに分かれています。
今回ご紹介するDXチームは、企業様のバックオフィスの業務改善のコンサルティングを実施し、クラウドツールの導入を支援するチームです。
ヒアリング→現状把握→課題抽出→最適な業務フロー設計→クラウドツールの導入支援→その後のカスタマーサポートまでを行っています。
マネーフォワードクラウドシリーズなどのクラウドツールを導入するため、お客様の基幹システムを変更する必要がない点、システムと会計両方面からサポートを行える点が弊社の導入支援の強みです(給与・勤怠関係のサポートについてはグループ内の社労士法人とも連携しています)。
今回は、DXチームの松田さんにお話をうかがいました。
松田さんは、クラウドツールの導入支援とその後のカスタマーサポートを担っています。
ここからは、松田さんに1日を紹介していただきましょう。
ある日の松田さんの1日 (勤務時間 9:00~18:00 / @天神オフィス)
8:40 出社
8:50 みんなで掃除
9:00 朝礼
DXチームで集合して、その日の予定について報告します。
ちょっとした雑談も。
9:15 クラウドツールの設定代行
導入することが決定したクラウドツール(マネーフォワードクラウド会計、マネーフォワードクラウド経費など)の初期設定作業をお客様に代わって行います。
事前にお客様からヒアリングした内容を完全に再現できるよう、設定。
規模の大きなお客様の場合、承認までの経路の分岐点が増え、設定の作業が複雑になっていきます。
設定作業が終わると、別の社員にダブルチェックを依頼します。
お客様の要望を無事設定できたときの、達成感はひとしおです。
11:30 お客様からの問い合わせ対応
既に導入が完了したお客様から、クラウドツールの使用方法について質問がきているので、回答します。
お客様とやりとりするツールは、基本的にチャットです。
12:00 休憩
13:00 お客様との定例MTG
クラウドツール導入の進捗報告や追加のヒアリングを行います。
設定が完了したら、使用方法のレクチャーなどもこの場で。
お客様は、日々の業務に加えて、バックオフィス業務の効率化を図ろうとしています。
そんなお忙しいお客様に時間を極力取らせないよう、ツールの使用方法や前後のフローをできる限り一度で理解していただくことを心掛けています。
専門用語は使わず、どういう言い回しが通じやすいのかを考える日々です。
15:00 IT導入補助金申請のサポート
クラウドツールの導入にあたり、IT導入補助金を利用されるお客様が多くいらっしゃいます。
申請のために必要な情報をお客様にお伝えするため、資料を作成します。
16:00 NotePMでお客様向けのマニュアル作成
お客様が参照できるよう、クラウドツールのマニュアルをNotePMで作成します。
心がけているのは、「見やすさ」と「理解のしやすさ」。
各ツールの公式マニュアルも存在しますが、お客様自身で欲しい回答をマニュアルから探し当てるのは一苦労です。
そのため、弊社の方でより嚙み砕いた表現、よりピンポイントな操作方法を記載したマニュアルをNotePMを利用して作っています。
それをお見せして「理解が深まった」「課題が解決できた!」というお声をいただいた時は、マニュアル作りを頑張ってよかったと思います。
17:00 お客様からのチャット対応など
18:00 日報作成→終業
その日の業務の進捗を課長に報告し、退勤します。
お客様へクラウドツール導入を完了するまでの一連のスケジュールは、期日の範囲内である程度、自分自身で計画を立てて進めることができます。そのため、休みや帰宅時間などの調整はしやすいです。
職場環境としての魅力
将来性のある仕事に従事できる点がもっとも魅力的です。中小企業の業務改善(DX推進)は、生産年齢人口の減少に伴い、今後ますます需要が高まる分野です。その分野で、最新のクラウドツールに触れることができます。
「今後、クラウドが主流の時代になる」これが今の世の中の潮流です。
その真っ只中にあり現在も急拡大成長を続けているマネーフォワードプロダクトに携われることはそれだけで魅力的であると言っても過言ではありません。
様々なクラウドツールを連携させ、効率化させていった先には「これまで1日かかっていた作業が30分で終わるようになった!」という声を聴ける未来が待っています。
実際、お客様にクラウドツールの使用方法を実演した際に、感嘆の声を聞けるととても嬉しいです。
税理士業界はAIに取って替わられる衰退産業だと言われることがありますが、それはあまりにも表面的な意見です。
ヒトがやらなくても良い作業をAIに代替えし、個人の価値を発揮できる業務によりたくさんの時間を費やせるようになる余白があるという意味では、大いに伸びしろがある産業です。
やりがいを感じる瞬間
お客様と直接やり取りを行うので、お客様から頼りにしていただいたり、感謝の言葉をいただけることにやりがいを感じます。
入社してすぐの頃は、まだ知識も経験も浅かったのでクラウドツールについて飛び交う話題もわからないことが多かったです。そこで、まずは自分が担当者となった「マネーフォワードクラウド経費」について、必死に食らいつき、学びを深めるようにしていました。
そんな生活が始まって2~3週間すると、お客様からのマネーフォワードクラウド経費に関する質問を上司宛ではなく私宛にいただくようになってきました。
お客様に「マネーフォワード経費なら松田」と認知されたのがとてもうれしかった記憶があります。
と同時に、この領域についてはプロである自覚を鮮明に感じました。
今では経費の他6プロダクトを設定できるようになり、その時以上にプロとしての自覚とスキルを求められていると日々痛感しております。
最後に
松田さん、ありがとうございました!
同じ社内にいても、実は漠然としか知らなかったDXチームの業務について
より具体的にお話をうかがえて良かったです。
会計ソフトの利用経験があり、お客様のサポートに関心がある方にはとてもぴったりな職種
であると感じました。
税理士法人アーリークロス及び、事業推進部に興味を持っていただけた方、Wantedly等を通じて、コンタクトを取っていただけると嬉しいです!