なにをやっているのか
株式会社ありがとうサービスは、愛媛県今治市にある2000年創業の企業です。主に「リユース事業」「フードサービス事業」「地方創生事業」の3事業を柱に成長を続けてきました。
■リユース事業
株式会社ハードオフコーポレーションとブックオフコーポレーション株式会社のFCとして合計84店舗を展開しています。昨今ではカンボジアに4店舗、タイに1店舗を出店し、リユースという環境に優しいビジネスを世界へ拡げています。
■フードサービス事業
「モスバーガー」や「俺のフレンチ・イタリアン松山三越裏」のFCの他、独自開発の業態など、幅広く飲食事業を展開しています。現在は地方創生事業とも連携しながら、地域に根ざした商品開発にも力をいれています。
■地方創生事業
地方自治体より指定管理を受けて運営している施設が現在、2つあります。
「鈍川せせらぎ交流館」
今治市玉川町の鈍川(にぶかわ)にある温泉施設です。pH9.9のアルカリ単純泉が日本有数の濃度を誇ります。
「玉川湖畔の里」
今治市玉川町の龍岡にある地元産品の直売所です。周辺の生産者さんたち約100人から新鮮な野菜などが毎日、届きます。春の花見、秋の新米祭りなど、各種イベントを企画し実行しています。
例えば、「鈍川せせらぎ交流館」と連携した宿泊施設の整備、瀬戸内らしい柑橘類を使ったビール開発等々、2つの施設と連携した様々なプロジェクトが進行中です。
なぜやるのか
■地元で、地方創生事業に熱中する理由
株式会社ありがとうサービスの前身である今治デパートを、現代表である井本雅之の父が経営していた頃から、当社は今治市に根ざした活動を行ってきました。先代から続く、地元への愛情が当社事業の根幹にあります。
2017年にはJ3に所属するプロサッカーチームFC今治のスタジアム建設にも投資しています。消滅可能性都市でもある地元今治市を元気にしたい!盛り上げたいという想いが地方創生事業への進出を支えていたのです。
■スポーツと食に注力している理由
私たちの地元今治市も多くの地方都市と同様に急激な人口減少という大きな問題を抱えています。そんな状況下で、ただ人を集める観光振興や移住施策では本当の地方創生は起こせないと当社では考えています。
■しまなみサンセバスチャン計画
スペインのサンセバスチャンは丁度、今治市と人口規模が近い美食で有名な町です。今治市の食、温泉、景色、すべてをつなげて1つのプロジェクトとして推進していこうというのがこの計画の概要です。当社の地方創生事業の柱となる計画でもあります。
当社では既に面白い人材が新規でクラフトビールを開発するなど、素晴らしい動きを始めています。そんどんたくさんの事業が連携していき、事業者みんなで高め合い、豊かな町を形作っていきたいと考えています。
人の量より、質。
私たちは、今治市を心身ともに豊かで、善き人が集まる地域にしていきたいのです。そして心身ともに豊かでいるための重要な要素として、スポーツと食があります。私たちはこの食とスポーツを中心に据えて活動を展開しています。
どうやっているのか
当社では既に面白い人材が新規でクラフトビールを開発するなど、素晴らしい動きを始めています。そんどんたくさんの事業が連携していき、事業者みんなで高め合い、豊かな町を形作っていきたいと考えています。
■温かい人柄と面倒見の良さ
当社の地方創生事業の一貫として9月にオープンしたばかりのチョコレート店。12時にオープンして15時には売り切れてしまうほどの人気店になっています。売れ行きが良いのはありがたい一方で、多くのお客様が待ってくださっているのに在庫が追いついていない状況に事業責任者である店長も責任感から苦しい時期を過ごしています。
そんな時、真っ先にアドバイスや相談のために駆けつけてくれるのが代表の井本です。
「事業はいっぺん失敗してもまた立て直せるけど、人の心はいっぺん折れると修復が難しいから。」と、社員を1番に気遣ってくれるそんな温かい代表がいます。