ワンスターは経営戦略に対して最も結果を出したメンバーをMVPとして、半期に一度開催される総会で表彰し、社員全員が称賛する文化があります。
今回は17期上半期MVP賞を受賞されたFさんに話を伺いました!
Fさんは2021年の4月に新卒でワンスターに入社され、現在はメディアプランナー職として活躍されています。
早速ですが、受賞時の感想を聞かせていただけますか?
素直に嬉しかったですね!
受賞することは自分の努力や成果が認められたという証になりますし、何よりもこれまで関わってきたクライアント、パートナー、チームメンバーの方々へ少しでも恩返しができたことが1番嬉しかったです。
皆さんへの感謝の気持ちが伝わってきますね!
受賞の理由は何だと思いますか?
主に2つあると考えていて、
1つ目は数字を大きく伸ばし、それを継続させられたことです。
月に売上300〜400万円程の規模の案件を、3ヶ月後に約10倍の3,000万円まで拡大させ、それを数ヶ月間継続させることができた点を評価いただけたのかなと思います。
2つ目は広告運用以外の業務への挑戦です。
特に大きなプロジェクトとしては、データAI局という別の部署での取り組みに参画しています。広告配信後にどのような効果が得られるかを予測するAIモデルの開発に携わっており、アルゴリズムの分析やモデル生成、外部との交渉などを実行するプロジェクトマネジメントを行っています。
広告運用でも結果を残し、他の分野にも多角的に挑戦していて素晴らしいですね!
売上を10倍に伸ばす過程で努力したこと・苦労したことはありますか?
少し抽象的ですが、やれることの全てを徹底して行う、ということを意識していました。
何か特別なことをしたというよりも、普段ワンスターが行っていることはクライアント貢献のために理にかなっていると思っているので、あとはそれをどこまで愚直に遂行していくかが大事だと思っています。
僕だけではなく、チームメンバーも同じマインドで愚直に行動してきたことが今回の成果につながったのだと思います。
例えば数字が伸び悩んでいる時に、過去のノウハウに頼ってありがちな原因のみを推測するのではなく、クライアントの市場状況や競合代理店の動向、ユーザーの購買意欲などを自主的に情報収集をして、広い視野で原因分析を行うようにしていました。
目の前のことに着実かつ徹底的に向き合ってこられたのですね!
データAIの業務をやれているとのことでしたが、もともと興味や知識があったのでしょうか?
AI知識はありませんでしたが、興味はありました!
大学院で研究をしている中で、仕組みを創ることや新しいことを0から作り上げていくことに面白みを感じていたので、メディアプランナーの業務以外でも、機会があればやってみたいと考えていました。
(当時の研究内容は、脳がんの治療法という医学系だったのでAIには全然関係ありませんでした笑)
今回データAI局が設立されるという話を聞いた時に、単純にやってみたい!と感じたので、手を上げてみたところアサインしていただいたという形になります。
今後も拡大していく中で様々な部署や取り組みがあると思うので、自身が興味があるものには積極的に参加していくつもりです!
学生時代のバックグラウンドが新しい挑戦のきっかけになったんですね!
メインの業務ではメディアプランナーをされていますが、どんなお仕事なのでしょうか?Fさんが思うメディアプランナーに向いている人、向いていない人の特徴を教えて下さい。
メディアプランナーの仕事は、クリエイティブディレクターが作ったクリエイティブを配信した結果を分析してどういう人に配信するか(属性、年代とか)を最適化していくことがメインの業務です。
また、セールスコンサルタント・クリエイティブディレクターとともに「誰に」「何を」伝えるのかという戦略設計も行います。
向いている人は、実験や検証が好きな人ですかね。
効果的な広告戦略を立てるには、仮説を立てて、それを実際のキャンペーンで検証して、その結果を分析、改善した上でまた検証して…ということを繰り返して、最適な組み合わせを見つけ出す作業が必要になります。謎解きや知恵の輪のようなパズル的な要素もあるので、そういったことが好きな人には楽しいかも知れないです!
向いていない人は、あまりいないと思います。
何か特別なスキルや知識が必要なわけではないですし、入社後にメディアについての研修もあるので業務をすること自体は誰でもできると思います。
ただ、WEBマーケティング系の企業は数字に向き合い続けなければいけないですし、数字結果を基に戦略を立てていくことが求められるので、数字を見ることにアレルギー反応が出てしまう方は難しいかも知れません(笑)
Fさんにとってはパズルのような感覚なんですね!
メディアプランナーに必要なスキルは何だと思いますか?
2つありまして、1つはロジカルシンキングです。
イメージとしては、ロジックツリーのように構造的に考える力が必要だと考えています。
先程お話した実証や検証をするというのは、簡単に言うと下記の様な流れになります。
1.結果として現れてきた数字がなぜそのような結果になったのかという仮説を立てる。
2.仮説を検証するために、いくつかの方法で検証する。
3.検証して帰ってきた数字が想定通りの結果か、そうでないかを判断し更に仮説を立てる。(1~3を何度も繰り返す)
4.どの仮説が一番確からしいのかを導き出して、そちらを基に戦略を立てる
様々な可能性を考慮して、論理を組み立て虱潰しに検証して仮説の妥当性を評価する能力は非常に重要だと思っています。
2つ目は逆算思考です。
クライアントから提示される目標数字を基に、その目標を達成するために必要な成果を週ごと、あるいは日ごとで計算し、それに基づいてメディア戦略を立てる必要があります。
目標に向かって1つずつ積み上げていく論理的思考と、目標を逆算して計画を立てる逆算思考の両方を駆使することで、より効果的な広告戦略が打てるんじゃないかなと思っています。
筋道を立てて物事を考える力と、目標を見据える力が大事なんですね!
最後に今後の目標についてお聞かせください!
現在セクションリーダーとしてチームを任されておりますが、1年以内には局長に昇格したいと思っています。今より大きな組織を率いることで、より大きな目標に挑戦できるし、難易度が上がっていくことの楽しさ、わくわく感、達成した時の喜びを実感してみたいです。
局長への昇格と新しい挑戦、Fさんのキャリアにとって大きな一歩になりそうですね!
本日はお忙しい中、ありがとうございました!
広告運用やAIモデルの開発など、多角的に挑戦しているFさん。その挑戦が、周囲にも大きな影響を与えていそうですね!