たまにお会いする方に
と聞かれることがございます。(特に学生や20代の方)
彼らが指すメンターとは「頻繁に会えて教えを乞う1人の師匠的な人がいるか?」という質問です。
結論、上記のようなメンターはいません。
その代わり過去の経営者や偉人達から「本」を通じて思考や判断軸を学んでます。
ただ彼らは亡くなっていたり雲の上の人達であったりするため、一度も会ったことがありません。
私が迷った時は「尊敬する人ならどう考えるか?」と視点を変えて思考することが多いです。
今回は、私が影響を受け、判断に悩んだ時の参考にする5名の方々についてご紹介します。
私の履歴書とは?
「私の履歴書」は日経新聞の最後のページにあり、著名人の経歴や生い立ちをご自身が連載しているコーナーです。
自分自身の考えをアウトプットする場として、私自身の経歴や生い立ち踏まえながら「私の履歴書」を社内連載しています。
過去にも「私の履歴書」を掲載しているので、興味があれば覗いてみてください。
私が尊敬し学ばせていただいている5名の方々
私が尊敬し学ばせていただいている上記5名の方々を、順番に紹介していければと思います。
ウォルト・ディズニー(ディズニー創業者)
弊社の会社名に付けるくらい尊敬しており大好きな方です。
※WALTEXのWALTは「ウォルト・ディズニーの意志を次ぎ、彼を道標とした思想、事業、サービス品質を生み出す」ことを決意した社名です。
この社名は私の中でかなり当たりでした。
経営判断に悩んだ時に良く「ウォルトならどう決断するか?」と考えます。そして、それに沿う判断は私の価値観も反映した後悔しない判断であり、曇りがありません。
元々「起業しよう。感動するサービスやプロダクトを作って、僕が今度は夢を与える側に周りたい」と心の底から思ったのは、19歳のディズニーシー来訪がきっかけです。
その思いはあれから8年経った今も全く変わらず、弊社の第3ステップ「エンタメ事業の開始」までウォルトの名に恥じぬよう走ります。
孫正義さん(ソフトバンク創業者)
出典:ソフトバンク株式会社
現役の経営者で実在する生きたヒーローです。
一代で兆を超える企業を作り、今もなお未来の繁栄に向けて走っています。その志と私利私欲を超えた力強い進みに感動します。
ソフトバンクの中途入社向けホールイベントには、孫さんが生で立って無料で話してくれます。このイベントには会社員時代、有給を取ってまで行きました。
決算発表や各種書籍、インタビューから商売人としての姿勢を学ばせていただいています。
鉢嶺登さん(オプト創業者)
出典:株式会社オプト
一社目のオプト創業者である鉢嶺さんです。新卒就活時に出会ったベンチャー社長達の中で、私の中で志の真っ直ぐさがピカイチでした。
「利益は全部投資します!攻める奴来いよ!」
この採用説明会の一言に当時の僕は痺れました。
一代で会社を上場させ、メイン事業をしっかり引き継ぎ、最近会社名を変えてDX事業に突っ走ってます。
ベンチャーに行ったオプト同期の友人と最近良く話してますが
「ベンチャーやスタートアップの社長って、IPOかバイアウトがゴール。なのに鉢嶺さんは一部上場までやって、さらに『今のままじゃ日本はダメだ!』の目線でDXに邁進してる。もう志が超越し過ぎていて、良い意味ですご過ぎる。」
もはや見ているのは自社の発展ではなく日本の国益目線なのだろうなと思ってます。
まるで幕末の志士です。この姿がカッコいい。
いつか私は自社を成長させて鉢嶺さんに会っていただけるレベルまで成長し「15新卒の浜中です。本当にありがとうございました。」と胸を張ってご挨拶に行くのが夢です。
森岡毅さん(元:USJ CMO/現:株式会社刀 代表)
出典:株式会社刀
実戦型マーケターとして最も尊敬し、特に思考法や戦略を学ばせていただいている方です。
著者は全て読み、資産として自室に置いてます。
毎年1回のペースでいずれかの本を読み返しますが、その度に新たな学びと気づきがあります。噛めば噛むほど味わえる良本ばかりです。
特に「確率思考の戦略論」は社会人3年目で読んだ時は全然理解できませんでした。
ただ、2年後の「経営者2年目」に読んだ時は「めちゃくちゃ面白いし理解できる!」になっており、自身のレベルが上がったことを実感し嬉しかったです。
「目的→戦略→戦術のブレイクダウン思考」や「戦略のカスケードダウン」は、実務で一番活用させてもらっています。
また「戦略のカスケードダウン×私のBtoB営業用知見」を掛け合わせた結果、成約率が大きく上がりました。
本から得た知見で実利益を最も貰ったのは森岡さんじゃないかと思います。
株式会社刀のニュースもウォッチし、いつも学ばせていただいています。
(いつか森岡さんとエンタメ事業のお仕事が一緒に出来たら嬉しいですね。。。)
私はまだまだ未熟者なので、もっと刃を磨きます。
吉田松陰 (幕末の志士、松下村塾の塾長)
長州藩士(現在の山口県萩市)に育ち、有名な「松下村塾」を開いた方。
教育者として尊敬しており、30年という短い人生の中で、
- 高杉晋作(たかすぎしんさく)
- 久坂玄瑞(くさかげんずい)
- 山県有朋(やまがたありとも)
- 伊藤博文(いとうひろぶみ)
- 木戸孝允(きどたかよし)
- 井上馨(いのうえかおる)
などの人物を育て上げた功績を持ちます。
一日一字を記さば
一年にして三百六十字を得、
一夜一時を怠らば、
百歳の間三万六千時を失う。
上記は私が昔から大切にしている吉田松陰の言葉です。
独立してからお正月は毎年「松陰神社」にお参りし、今年1年の決意と去年の感謝を伝えに行っています。
尊敬する人が眠っている神社にお参りに行くのは、近所の知らない神社にお参りする数十倍の気持ちが入って良いものです。
独立初年度の山口県の松陰神社での初詣は良い思い出であり、私の原点です。
年商1億を達成したら、お礼を伝えにまた山口に行きたいと思ってます。
まとめ
ここで挙げた以外にも沢山尊敬している方々はいますが、長くなるので一旦ここで切らせていただきます。
お読みいただきありがとうございました。