なにをやっているのか
「新産業共創プロセス」の6つのステップを用いてプロジェクトを推進します
2022年9月開催Industry-Up Days Autumn 2022カンファレンスの運営メンバー
<SUNDREDは「100個の新産業を共創」を目指す「新産業のインキュベーター / アクセラレーター」として活動を行っています>
私たちは社会起点で『実現すべき未来』を共にデザインしていくことからプロジェクトをスタートし、エコシステムの実現のためのプロトタイピング、PoCを行い、スケールする事業・産業を適切な形で創り出していきます。成長領域において相互成長可能なエコシステムをデザインし、適切な事業体にリソースを集約しています。
SUNDREDは、各領域のプロフェッショナルの知見を集め、社会起点の目的を優先して行動する新しいタイプの社会人「インタープレナー」達の活動を起点とし、多様なセクターと一緒に新産業の共創を行っていきます。
・社会起点の目的を共創し、目的を実現するためのエコシステム(新産業)をデザインする
・インタープレナーをエンパワーメントし、プロジェクトを組成する
・新産業共創の文脈を共有し、成長領域・重点領域にリソースを集約する
・「スタジオ」型のオープンでフレキシブルな新産業共創のスタイルを確立する
なぜやるのか
コンセプト:新産業共創の仕組み
2022年9月開催Industry-Up Days Autumn 2022カンファレンスのインタープレナーパネルの登壇者
<新しい目的に向けて、新たな経営リソースを集約し、エコシステム(新産業)を共創していく仕組みが求められている>
◆現代社会の課題◆
30年成長してこなかった日本経済。物質的充足を目的とした20世紀型の大量生産・大量消費の社会システム・価値観からの転換を求めて、一人ひとりの、社会の、地球の幸せを実現していく新しい仕組みを切望している日本および世界の人々。
COVID-19を経て、今こそ新しい時代に相応しい新産業の共創が求められています。何かのコピーや小手先の変更ではなく、多様な社会の単位において新しい目的を共創し、それを実現するための新しいエコシステムを、これまでとは異なる関係性を構築しながら創り上げていくことが求められています。
しかし、既存のバリューチェーンの中での個社のスコープに閉じこもっていたり、個社の製品やサービスありきや、個社都合優先の発想であったりしては『新産業』を創出していくことは困難です。
これまでなかなか社会システムのアップデートが実現されて来なかったのは、そこにプロセス、仕組み、共通認識、マネジメント、個人の考え方等、様々な課題が入り混じって存在していたからに他なりません。
◆SUNDREDのソリューション◆
SUNDRED/新産業共創スタジオは設立以来、個社起点ではない社会起点の目的をともに探索し、それを実現しようとする仲間達とプロジェクトを進めてきました。オープンかつフラットな対話を通じて、誰もが想像している「実現すべき未来」の解像度を高め、目的とエコシステムの仮説を共創し、ステークホルダーを巻き込んでエコシステムの構築を進めていくプロセスを通じて新産業の共創を行っています。
この新産業の共創をドライブしていく存在が目的志向で行動する社会人「インタープレナー」。「インタープレナー」は大企業・中小企業・スタートアップという産業界だけでなく、医療、自治体、大学・研究機関・教育、官公庁、プロフェッショナル等、あらゆるセクターに存在しています。社名・役職・性別・年齢を超え、多様性・多面性を尊重し、誰かのロジックで優劣を決めるのではなく、対話を通じて、社会起点の目的を創り出していきます。ともに探索し、メンタルモデルを超え、試行錯誤し、自らが動かせるアセットを動かしてエコシステムの構築を推進し、社会に新しい価値を生み出し、成果を分かち合っていきます。そして新産業共創の活動を通じて「インタープレナー」同士の強い絆が形成されていきます。
SUNDREDでは、アカデミアの知見とプロジェクトでの実践を通じて開発した「新産業共創プロセス」に基づき、社会起点の目的の共創からスタートする新産業共創プロジェクトを推進するとともに、その中核となって活躍していく「インタープレナー」の発掘・育成・組織化を行い、あらゆる社会の単位において新しい時代に適した価値創造の仕組みが実装されていくことを目指しています。
どうやっているのか
SUNDREDの事業「Industry-Up as a Service」の4つの軸
対話による知識創造・蓄積・共有・発展を促す「フューチャーボード」の様子
◆Value:思いと情熱のエネルギーで人と組織の可能性を解き放つ◆
人々が共に想像できることは実現できる。より良い未来を実現したいという人々の思いを実現可能なプロジェクトに変換するために、SUNDREDは、自ら率先して動き、人や組織の可能性を解き放ち、ポジティブな思いと情熱のエネルギーを集約・増幅しています。
◆働き方と働く環境◆
SUNDREDで働く人は全員インタープレナー。社会起点で世の中と向き合い、フラットかつオープンな対話を実践し、自律的に行動をするチームで活動しています。22名のメンバーの働き方はそれぞれ、フルタイム勤務の正社員からパートタイム勤務の業務委託、多くのメンバーは副業/兼業をしています。SUNDREDの外で一人ひとりが所属するコミュニティや身に着けられる知見とスキルをSUNDREDで活かされる多様性と柔軟性溢れる組織です。
本社オフィスは東京都内にありますが、普段から業務がリモートワークのため、北海道、栃木県、大阪府、長野県、広島県、そして海外にメンバーは広がっています。
◆SUNDREDで身につく知識・スキル◆
SUNDREDは様々な地域でプロジェクトを推進しているので、様々な地域の人々と接点を持つことが出来ます。業務を通して触れる領域の幅も広いです。ヘルスケア、ウェルビーイング、リプロダクティブヘルス、森林、人材育成、陸上養殖、ドローン等、各業界で活躍する大企業、スタートアップ企業、専門家と関わりながら、プロジェクトマネージメントが実践出来ます。
また、新産業共創フレームワークからは、「単体組織」レベルでの社会課題の解決策だけではなく、「産業エコシステム」の規模で社会課題を分析する視座が身につくこともSUNDREDの特徴です。