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【月刊hotarubi】社員インタビュー#4 入社5年目 3Dデザイナー『Hさん』(2024年8月号)

こんにちは。hotarubi採用担当の関口です。

当社にはメインオフィスから徒歩1分ほどのところに、サテライトオフィスがあります。

サテライトオフィスができた当初は在籍するスタッフが少人数だったこともあり、掃除や備品補充、来客対応などは、決められた時間に事務スタッフがサテライトオフィスへ向かい対応することで運用が可能となっていたのですが、ありがたいことに気が付けば事業が拡大し、サテライトオフィスに在籍するスタッフ達も増加してきたことを受け、今月上旬より事務スタッフの常駐を開始いたしました。


サテライトオフィスにいるスタッフからの相談などもリアルタイムで聞くことができるようになったため、埋もれてしまいがちだった些細な要望も吸い上げることができるようになりました。

皆さんが業務に集中して取り組むことができるよう、事務スタッフとしてより一層のサポートをしていきたいと思います!



さて、今月の月刊hotarubiは、第4回目の社員インタビューです。今回インタビューさせていただいたのは、当社で3Dデザイナーとして働いている『Hさん』です。

入社5年目でチーフとしても活躍されているHさんは、普段どのような業務をおこなっているのか。また、どのような人達と一緒に業務を進めているのか…仕事をするうえで日頃から心掛けていることなど、根掘り葉掘り聞かせていただきました!

皆さんにとっても参考になる情報をお伝えできればと思いますので、ぜひご拝読くださいね。


【プロフィール】

□ エンターテインメントグループ所属 Hさん / 2020年入社

前職では3D背景制作の業務を主におこなっていたが、当社と縁があり2020年にhotarubiへ入社。趣味はPCゲームで、特にsteamでローグライトのゲームをプレイすることが好き。


■ Hさんはhotarubiに入社する前から、3Dデザイナーのお仕事をされていたのですか?

1社目の会社ではソーシャルゲームのバナーやイラスト制作、発注書の作成など、2Dデザインをメインにした仕事をしていました。3Dについては独学で少しかじっていた程度だったのですが、自分の今後のキャリアを考えていた時にたまたま3Dの仕事の依頼がきたんです。実務としての経験は全くありませんでしたが、迷わず「ぜひ、やらせてください!」と回答しました(笑)。当時は2Dデザインの仕事も並行しておこなっていたので大変でしたが、独学だけではわからなかった3Dの楽しさを知ることができ、そこから僕の3Dデザイナーとしてのキャリアがスタートしました。もしそこで3Dの仕事を受けていなかったら、自分は今ここにいないと思います。


■ そもそも3Dデザイナーとは、どんな仕事なのでしょうか?

3D制作に関する作業を全ておこなっている人のことを、hotarubiでは3Dデザイナーと呼んでいます。3Dモデルの制作はもちろん、3Dモデルを動かすための骨組を入れるセットアップ作業をしたり、アニメーション制作やエフェクト制作をしたり。Unityなどのゲームエンジンを扱う作業も、3D空間上でおこなうエンジン制御といった作業であれば、hotarubiでは3Dデザイナーがおこなっていますね。

-聞いているだけでも、かなり大変そうですね。求められるスキルも、多そうな印象です。

そうですね。大きい企業だとそれぞれの作業を分業しているところが多いと思いますが、hotarubiでは1人の人間がいろんなことをやっているので、正直なところ求められるスキルは多く、一朝一夕ではできない仕事だと思います。ですが、その分だけ学べることも多いですし、様々な経験をすることもできるので、自分自身の成長に繋げることができていると感じます。



■ そんな3Dデザイナーの仕事に必要なスキルや心掛けがあれば、ぜひ教えてください。

根性論は好きではないタイプなのですが(笑)、物量や細かい部分まで正確に対処しないといけないので、根気が必要な業種だと思っております。クライアントから要求された時に対応するための心意気といいますか、モチベーションの維持は必要だと常々感じていますね。

-クリエイターの仕事は、自分がやりたいと思っていることと、クライアント側の要望とのギャップで悩むことも多そうですよね。

確かに、それはよくある話だと思います。例えばですが、自分は美少女系コンテンツの制作がしたいと思っていたのに、仕事として依頼がきたのは全く異なるジャンルのコンテンツだったとか、自分がやりたいこととの乖離が発生することはよくある話です。

自分の中で線引きをせずに前向きに取り組める人はクリエイターとして成長していくことができると思いますし、僕もそういうガッツのある人と一緒に働きたいですね。


■ 現在、Hさんが担当している案件はどのくらいあるのですか?

現在持たせていただいているメインの案件は1件ですが、メインで担当していない案件についても品質チェックは自分がおこなっているので、実質2~3案件を持っている感じです。ありがたいことに、hotarubiで受けた3D案件の品質チェックはすべて自分に一任してもらえることが多いので、どの案件も基本的には自分の目を通していると思います。あわせて外注先の管理もおこなってるので、作業者兼ディレクターのような立ち位置ですね。ちなみに突発的に依頼がくる案件もあるので、時期によってはもう少し抱えることもあります。

-1つの案件にかかる作業期間は、どのくらいなのでしょうか?

作業期間は、ピンキリですね。1ヶ月かからない案件もあれば、数ヶ月かかる案件もあります。そこまで規模が大きくない案件であれば1人で作業しますが、比較的規模が大きな案件は、複数のメンバーと一緒に進めています。



■ Hさんは社外の方とよく打ち合わせをおこなっている印象ですが、打ち合わせはどのように進めているのですか?

外注先の方に対しては、依頼した制作物について「キャラクターや背景の造形をこうしてほしい」といった指示や処理方法を説明したり、クライアントの方に対しては何かしらの相談があった時に作業者目線でお答えしつつ「ここはこうしましょう」とこちらから提案させていただいてみたり…オンラインで実施することが多いので、画面を共有し実際に操作をしながら、説明することが多いです。

-社外の方と関わる際に、心掛けていることは何かありますか?

距離感と信頼関係は、大事にしています。特に、こちらが発注側になった時に気を付けているのは「取り決め以上の要求はしないこと」。信頼関係は日々の積み重ねにより築けるものだと思っていて、相手側がどんなことを懸念し気にしているのかを汲み取りつつ、会社間で契約した範囲内で、お互いのベストを尽くせるように進めることを意識しています。

後は、予算や納期に関する話をする時には作業者間で話すことはせず、必ず上長に同席してもらったうえで話すようにしています。先方との信頼関係は大切ですが、気軽な関係になりすぎるとついつい作業者間で話が進みがちになってしまうので、そこは明確な線引きをするように心掛けていますね。


■ Hさんが仕事をしていてやりがいを感じるのは、どういう時ですか?

全部です!僕、全部の仕事が好きなんですよ。今まで扱ったことがないジャンルのコンテンツであっても「やってみたら楽しそう!」と思うタイプなんです。それで実際に触れてみると様々な発見があって、きっかけがなかっただけでこんなに面白かったんだと気づかされることが多いですね。

例えば、キャラクターのモデルを1体制作するにしても、女の子と男の子では形の出し方が違って「楽しい」という感情に繋がるんです。もちろん成果物を見た時の達成感や、エンドユーザーからのレスポンスをみて嬉しく思うことも、やりがいのひとつです。


■ 逆に大変だと感じるのは、どういう時ですか?

もちろん仕事なので、納期が厳しいスケジュールを提示された時はしんどいなと思う時もあります。ただ、自分の中には「請け負った仕事はベストを尽くす。必ず良い実績を残したい。」という気持ちが常にあるので、そういった部分がモチベーション維持に繋がっていると思います。


■ hotarubiで一緒に働いている人たちについて、教えてください。

優しい、親切な人が多いですね。お互いの意見を言いやすい関係性が築けていると思います。落ち着いた雰囲気ですが話しかけにくいと感じたことはないので、仕事は進めやすいです。皆さんこちらの話をしっかりと聞いてくれますし、わからないことに対しては丁寧に答えてくれるので、有難いです。


■ Hさんから見て、hotarubiはどんな会社だと思いますか?

自分が入社した時に思ったのは「綺麗な会社だな」です。社内のルールが形骸化していない、きっちりとしている会社だなと。そういったところが、この会社の美徳だなと思います。

また、良い意味で周りの人や会社に気を遣っていただけていると感じます。面白そうな仕事を積極的に任せてもらえたり、以前少しだけ体調を崩してしまった時には親身になって話を聞いていただき、症状が悪化しないよう作業用の椅子を変えていただいたりと、本当に有難かったですね。そういった経験があるので、hotarubiは人を大切にする会社なんだと僕は思っています。


■ 今後の目標や挑戦したいことがあれば、教えてください。

会社から求められていることと自分がやりたいことの共通点として、テクニカルなことをやっていきたいですね。アートディレクターやテクニカルアーティストと呼ばれる人達って、技術レベルがかなり高い人達ばかりなんですよ。自分はまだまだだなと思っているので、技術レベルをあげていかないといけないと思っています。有名どころの企業の人達と今後やりとりをすることになった際に、技術的な面で話ができて実践もできる…そういった組織づくりをしていく必要があると僕は考えているんです。今のhotarubiにはそういった面でまだ不足しているところがあると感じているので、そんな組織づくりができる人物になることが、今の僕の目標です。


■ 本日はお忙しいなかお時間いただき、ありがとうございました。Hさんの今後のご活躍を、期待しています!

ありがとうございました!


いかがでしたでしょうか?

今回Hさんにインタビューをさせていただいて関口が感じたのは、仕事に対する【情熱】と【貪欲さ】です。そういったHさんの気持ちが、独学からスタートした3Dデザイナーとしての仕事のキャリアを、ここまで積んでいくことができたのだと思います。

また、個人的に印象的だったのは【全てがやりがい】と言い切った時のHさんです。質問をした時のHさんはとても楽しそうにお話をされていて、仕事が好きだというHさんの気持ちが、ひしひしと伝わってきました。嫌いとまではいかなくとも、【全部の仕事が好き】と迷いなく心から言える人は、なかなかいないのではないでしょうか?

今回のインタビューでは、Hさんから学ぶことが多くありました。冒頭でもお伝えしたとおり、今回のインタビュー記事の内容が、今後の皆さんの転職(就職)活動の参考になっていただければ幸いです。


それでは、今月もご拝読いただきありがとうございました。来月もご拝読のほど、よろしくお願いいたします!

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■会社概要

  •   名称:株式会社hotarubi 代表取締役 太田 匡都史
  •   設立:2014年4月
  •  所在地:東京都千代田区九段南2-3-26 井関ビル5F
  • 事業内容:アプリやゲームの開発・運用事業、サウンドクリエイティブ事業、映像制作事業
  •   企業HP:https://hotarubi.co.jp/

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