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SEO対策は生成AIに淘汰されるのか?

Photo by Solen Feyissa on Unsplash

生成AIアンチからファンに変わりました。

SEO対策と生成AIは、今ホットな話題となっていますね。GPT4oによってAI精度も向上しており、SEOライターは3年後かさらに近い将来不要になっているでしょう。特にSEO会社ではライターに依頼するよりAIに依頼する方が構成の手間やレギュレーション確認など工数が下がるため、記事コスト削減も可能です。

現状のSEO業界の課題として挙げられるのが通称コタツ記事です。
※コタツに入って書いたんか?と言われる品質の記事。

コタツのような上位表示しているサイトを最大公約数的に作成したキュレーション記事は淘汰されます。Googleが提唱しているE-E-A-Tを生成AIを利用してどのように担保するかオペレーションエクセレンスが求められ、SEOのコンテンツ制作フローは間違いなく近い将来変化します。

コンテンツマーケティング>コンテンツSEO 

に比重が偏るイメージです。


高い確率で考えられるオペレーションは以下で弊社でも一部導入を開始しています。

1.ライティングや検索意図(ユーザーニーズ)を満たした文章は生成AIが作成して、
専門家の執筆監修をつける。

自社のオウンドメディアでは、生成AIが記事構成〜執筆までを実施しており、

SEOコンサルタントが画像作成や内部施策(タグや発リンク/内部リンク設定)や独自要素、体験談や属人的なナレッジ(事例やテクニックなど)を追記をしています。人間が執筆するより、むしろAIの方がわかりやすい文章であることも多いです。

以下ライターを入れていた時代と生成AIを活用したオペレーションの原価比較です。

1.ライター:5000文字※文字単価(2.0円)+入稿作業1,000円=11,000円
→納期1週間、専門性低い

2.生成AI+SEOコンサル監修:10000文字※0円+SEOコンサル監修〜公開=5000円〜8,000円
→納期3日〜5日、専門性高い

原価は安く、専門性は高く、納期も早いです。

100記事作成した場合は60万円近く原価が変わります。また、上記の中Googleが提唱しているEEATを担保しているのは圧倒的に生成AIを利用したオペレーションです。

※もちろんSEOコンサルタントがゼロから書き上げる方が良いですが、結構x100 大変です。

以下ここ1週間、Xで話題になっている「山奥SEO」を生成AIで作成して2位表示。SEOコンサル監修なしの生成AIのみですが、残念ながらしっかり上がります。


自社メディアで現在は試作していますが、クライアントワークで年間1000本以上作成すると、原価が500万円以上変わる可能性があり、SEO業界の生成AIの活用は事業上のインパクトも非常に大きいです。

また現在弊社で試作しているワークフローは以下の通り。(完全にハック視点なのでもう少しプロンプトを工夫・・。)

  • 1.他社のページをHTML形式で抜き出す
  • 2.GPT4oに同じ意味だが別の文章になり10000文字で執筆するように指示
  • 3.生成された文章を専門家が監修して公開



上記ワークフローだと、参照元のページとほぼ同じ内容になる(SEO上は評価されるが)ため複数ページをGPT4oに読み込ませて執筆させる、構成段階で監修を入れるなどワークフローの整理が実践投入では必要そうです。

SEOコンサルは残る、「SEOライター」は5年後に淘汰

生成AIを導入することで、いわゆるSEOライターは5年後に淘汰される可能性が高いです。またSEO会社以外にもリテラシーが上がることで専門性の高くないコンテンツを外注するという行為自体がなくなる可能性があるため、専門性の担保がサービス提供の価値になります。

つまり、

コンテンツマーケティング>コンテンツSEO

ユーザー行動を起こし態度変容ができるコンテンツをどうやって作るのか?がSEO会社に求められるため早めにオペレーションを整備した方が良いでしょう。

以上、生成AI半端ない。3ヶ月以内に一部実践投入する。
でした。


生成AIを活用した生成AIコンテンツディレクターを現在募集しております。AIでSEOを効率化、品質向上させたい方はぜひDMまでお待ちしております。

また現在以下職種で募集しておりますのでご興味ある方はお気軽にDMください。


============募集職種=============

【SEOコンサルタント職】※現在3名

クライアントの商談や定例会議に同席いただき、施策の整理や進行をいただきます。月次の振り返りやKPIなども設定して分析調査〜実行までディレクションもしくは自ら行います。リソース等足りない場合は組織内でカバーし合う文化です。顔出しOKの方はYouTube出演も可能です。

【SEOディレクター職】※現在2名

コンサルタントのサポートを行います。コンサルタントの戦略戦術を理解してツールを用いて調査します。サイト調査、キーワード調査、提案資料の作成、外部指標の調査など総合的に泥臭くツールを利用してSEO対策を理解します。

【コンテンツディレクター職】※現在1名

記事品質を担保する担当職です。ライターとのコミュニケーション、構成確認、校正・編集など記事品質に関わる責任を委託します。


ぜひお気軽にDMくださいませ。


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