なにをやっているのか
私たちRECYCLRE inn グループは、産業廃棄物=“ゴミ”の処理を行う会社です。
日々大量に持ち込まれる木材や様々な”ゴミ”を自社処理工場で選別・加工し、燃料や原料として再販売する循環型のリサイクルを行っています。
例えば、
家屋解体やリフォーム、住宅の新築工事で大量に発生する木材ゴミを受け入れ、当社独自の処理技術で木材ゴミを「燃料用チップ」「製紙原料」「ボード原料」に加工し、製紙メーカー等に販売しています。
上記はあくまでも一例ですが、
“ゴミ”として持ち込まれたものを、選別・加工し資源として再販売する。
それが私たちのビジネスモデルです。
使い捨て文化の増幅や地球温暖化に伴い多発する自然災害等、廃棄物は年々増加の一途を辿っており、当社でも受け入れ制限や予約受け入れを行わざるを得ない状況が近年続いています。
地球温暖化問題のパリ協定(脱炭素)、持続可能な開発目標=SDGs等、地球の環境問題に関する意識や取組が世界的に強化されている中で、人間の生活で大量に発生する“ゴミ”とどう向き合うか?という問題は地球規模でのテーマとなっています。
欧米諸国の取組と比較して大きく後れを取っている日本でも2030年までのガソリン車撲滅、2050年までのCo2排出ゼロ社会の実現など、環境問題の解決に向けたメッセージを強化し始めています。
この現状を私たちは大きなチャンスととらえ、
新しいプロジェクトをスタートさせました。
◆新プロジェクトについて
従来型の受け入れゴミを加工処理し再販売する。という「受け身のビジネスモデル」から、様々なモノづくりの現場で大量発生する産業廃棄物=ゴミをどのように3R(リサイクル・リユース・リデュース)し、循環型のモノづくり体制を構築し環境問題に対応した循環型のモノづくり企業に変化するかを提案し、実践する「攻めのビジネスモデル」への転換に挑戦するプロジェクトです。
Projectの実現に向けて、
・新設備導入による大幅な処理能力の向上
・新設備導入による廃棄物処理バリエーションの拡大
・自社工場の大規模増改築による導線変更による収益拡大、扱い品目の拡大
・自社物流機能の強化
を現在進めています。
なぜやるのか
どんなものでも「モノづくり」は必ず新たな”廃棄物=ゴミ”を生み出します。
製造工程で発生する産業廃棄物=ゴミはもちろん、流通し消費され、いずれは新たな”廃棄物=ゴミ”となります。つまり、”モノづくり”は”ゴミ作り”でもあるわけです。
人間が日々生活し、経済活動をより活性化していく事が求められる中で、モノづくりで発生するゴミとどう向き合うか。が問われ始めています。
人々が求めるモノを作るという経済至上主義の価値観から、モノを作る際に発生するゴミをどのように3R(リサイクル・リユース・リデュース)し環境に優しいモノづくりを実現できるか。地球温暖化問題、SDGs=持続可能な社会の実現に繋がる経済活動を実現するかという新しい価値観が芽生え始めています。
私たちRECYCLRinnグループがこれまで培ってきたゴミ処理の独自技術やノウハウ、高い技術力と充実した設備を保有する限られた事業者にのみ付与される様々な処理免許など、私たちだからこそ実現できる環境問題対策がある。
この独自の技術とノウハウは、日本社会の環境問題の解決策として必ず大きな役割を果たせると私たちは確信しています。
どうやっているのか
私たちRECYCLRinnグループは、従業員数24名程度のまだまだ小さな会社です。
しかし、地球温暖化対策・SDGs(持続可能な開発目標)を視野に入れた「循環型社会の構築に貢献する」という大きなビジョンを掲げてスタッフ一丸となって事業を推進しています。
昨年2020年には「循環型農林事業部」を新設し、
京都京北町で里山事業をスタートさせました。
京都京北で林業家と農家が力を合わせ循環型里山開発を進行しています。アイガモ米、無農薬野菜の栽培、循環型アウトドア宿泊施設、炭作り、クラフト工房などなど多様なプロジェクトが同時に行われています。
単なる「廃棄物処理施設」ではなく、
地球環境の保護・持続可能な社会の実現をビジネスとして本気で取り組む集団。
それが私たちRECYCLRinnグループです。