なにをやっているのか
工作機械は正確に動いているように見えても、マイクロメータレベルでは運動に誤差が生じています。その誤差は加工したワークの精度に直結します。
こうした誤差は、これまでプログラム上で場当たり的に補正されてきましたが、オペレーターの経験によるため、属人化しやすい作業でした。そこで、私たちは空間精度補正という考え方を用いることで、この修正作業の属人化を解消しようとしています。空間精度はこの10年くらいで広がってきた考え方で、工作機械の加工領域全体の精度を補償できる一方で、専用の測定器や高度な数学的知識が必要であるため、オペレーターレベルでの対応が難しいという問題がありました。
そこで、私たちは空間精度補正をサービスとして提供います。このサービスによって、空間精度補正の導入ハードルを下げ、属人化を防ぎ、現場の生産性を向上させることが可能です。