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なにをやっているのか

家族の生活をスマート化するプロダクトを作っています
「人」と「人」が協調して「1つの家族」を作るのをイメージしたロゴになっています
私たちファミリーテック株式会社は、「家族」を対象にしたITサービスを開発し、スマートファミリーライフの実現を目指す会社です。「共働き夫婦のお金事情」をスマート化する、決済手段の家族共有化を実現していきます。 ■家族で使えるFinTechプロダクト「ファミリーバンク」■ スマートファミリーライフの実現に向けたプロダクト第一弾となるのは、銀行口座やクレジットカードなどの決済手段を家族でシェアできる「ファミリーバンク」です。ファミリーバンクは、いわばクレジットカードの「家族カード」サービスのようなもの。世帯単位で銀行口座やクレジットカードを持ち、シェアして使えるようにすることで、支払い時の手間や家計管理などの負担をなくしていきます。 ■個人ではなく「世帯」に向けたサービス■ 共働き夫婦が増え、何でも折半するのが当たり前の世の中となりました。しかし、折半といっても、家計用の財布を用意してきっちりと支払いを分けている家庭は多くありません。夫婦で家計負担の不公平感や割り勘の手間が発生している現状があります。私たちは、このような状況は、現在の金融サービスが「個人」を対象に設計されているから起きているのだと考えています。日用品や消耗品の購入はもちろん、家事代行やレンタカー、遊興費など、「家族」の出費はたくさんあります。これらを個人で支払う時代はもう終わり。共働きの時代だからこそ生まれた「家族視点」のサービスなのです。 ■今後の展望■ 私たちの「スマートファミリーライフ」の野望は、フィンテック事業に限ったものではありません。今後5年間で、「家族」に最適化したスタイルを実現するサービスを作り上げていきます。まずは金融領域を皮切りに情報分野へ進出。お買い物メモや通院履歴、年金情報など家族で共有したい情報をみんなで管理できる仕組みをつくっていきます。 また、ゆくゆくは家族のためのネットモールを構築し、ログインアカウントサービスの共有によって、家庭の消費活動をすべて連携させていきたいと考えています。

なぜやるのか

2世帯での暮らしもしやすく
ジワジワ来ている「ファミリー × IT」のムーブメント
■開発背景■ ヒントとなったのは先発プロダクト「共同財布」https://lp.gojo.life/ の反響です。ネット上のコミュニティウォレットとして始まった「共同財布」は、サークル活動や町内会、友人グループのお金の管理に特化していましたが、特に効果的に活用されていたのが「共働き夫婦の家計折半」のためでした。そこで、より家庭向けな機能をピックアップし、性能を高めたファミリーバンクの構想が生まれました。「共同財布」との大きな違いは、実際の銀行口座、クレジットカードを扱うことと、各種引き落としにも対応していることです。大手カード会社様との連携により、実際にカードを発行し、生活に溶けこめるサービスを目指しています。 ■私たちが目指す世界■ かつては「お母さんの買ってきた雑誌」を子供たちも読み、「お父さんの好きなテレビ番組」は家族で楽しむものでした。現在では、サービスの個人化が進み、雑誌、新聞、音楽、動画はスマホやパソコンを使って個人で楽しむものになりました。テクノロジーが進歩した結果として得られた「便利さ」の陰で「家族消費」が失われている状況があります。しかし、個人が大切にされる時代でも、家族は決して無くなりません。私たちは、大切な基礎である「家族」にフォーカスをあて、世の中を捉え直し、家族向けの新しいマーケットを作っていきます。 ■家族単位マーケットの可能性■ 「家族」のためのサービスには、提供する側にとっても大きなメリットがあります。出店者はお客さまの購入履歴から的確なマーケティングを行えるようになり、より包括的で最適な広告を打てるようになります。例えば、現在のネットショップでは、「個人で購入するもの」も「家族で購入するもの」も、一緒くたにされています。その結果、本当はゲームが買いたい人なのに、家庭向けにオムツを購入したため、オムツの広告ばかり出るようになってしまうということが発生しています。家族と個人を分けないことで発生するマーケティングミスは、実はいたるところに存在しているのです。家族向けアカウントに向けた、家族向けのマーケティングで得られる効果は大きいと考えています。

どうやっているのか

綺麗で広々したワークスペースです。椅子も疲れないものを用意しています
開放的なオフィスでフリースペースも充実!
■組織風土■ ファミリーテックではメンバーが役割に関わらず様々な意見を言い合えるカルチャーがあります。私たちはマーケットメーカーとして、正解のない未来を目指しています。そのため、失敗や回り道はあって当然。どんどん試して進んでいくスタイルです。エンジニアであってもコンセプトやペルソナを変えることもできます。各々、技術や財務、デザインなど専門分野で能力を発揮しながらも、プロダクト志向である点は共通しています。 ■活躍中のメンバー■ 現在、フルタイムメンバー3名に加え、業務委託メンバーの協力も得ながら開発を進めています。代表をはじめ、メンバーの全員がエンジニアのバックグラウンドを持つ技術特化型組織です。今後数名のメンバーを増やす想定ですが、メンバー全員がプロダクト志向であることを重要視しています。 ■オフィス環境・働き方■ オフィスは港区虎ノ門にあります。シード期なので密なコミュニケーションを大切にしています。そのため出勤する機会は多いですが、家庭の事情に合わせてリモートワークをすることもできます。仕事の楽しさと一生懸命さのバランスが抜群に上手なメンバーが、プロダクトリリースに向けて頑張っています。 ■会社としてのスタンス■ 【Backcasting(未来先行)】 ・少し先の未来をデザインして、それに現実を向かわせること ・自分たちの提案と現実をすり合わせていくことで大きなイノベーションが生まれる 【User Focus(ユーザーフォーカス)】 ・ユーザーに何が求められているのかを徹底的に考え抜き、それを解決するにはどうすればよいのかを考えること ・既成概念や他社/他者に捉われることなく、純粋にユーザーに向き合うこと 【Market Maker(市場創造)】 ・ないものは作る ・ユーザーの立場に立って、不便なものはなくし、欲しいものは作っていく ■私たちの価値観■ 【Work as a Band(チームとしてのパフォーマンスを高めること)】 ・メンバーそれぞれが相互補完するように働くこと ・チーム全体のまとまりが、質の高いパフォーマンスを生み出すことになる 【Stand in Balance(柔軟性と建設性をもって物事に接すること)】 ・何事にもバランスをとること ・ 物事を一方的に見ず、多視点で公平性を持ってみるようにすること 【Plan, Do, See(絶え間ない改善活動を行うこと)】 ・新しいことにチャレンジするということは、未知との遭遇の連続である ・未知のことでも「仮説立案、行動、検証」を経て、自分のものにしていくことができる