メンバーインタビュー⑥:工学の世界からマーケティングにシフト、そしてNoSHAPEにジョイン。ギルド型のNoSHAPEは自己研鑽の場として運命を感じました
今回は、2021年4月にNoSHAPEにジョインした西野さんにインタビューを行いました。工学からメディア、マーケティングにシフトした経歴をお持ちの西野さんには、そのときの心境やNoSHAPEで実際に働いてみた感想などをお話しいただきました。
<プロフィール>
R&D Aventure:西野
建築設計の世界からベンチャー企業に転身。その後多くのベンチャー企業で事業責任者やマーケティング責任者、メディア編集長を歴任。そのキャリアのユニークさから多くのメディアでこれまでのキャリアについて掲載。現在、これからの働き方を研究しつつ、複数の企業にて新規事業立ち上げ中。
マーケティングの世界だからできる貴重な経験
ー新卒から数年は建築に携わっていたそうですが、マーケティングにシフトしたきっかけはありましたか?
西野 当時は建築だけでいくのか、他の世界を見た上で建築と掛け算するのか迷っていました。建築に行ったら設計の世界だけで終わる可能性が高いと思いましたし、他の事業を覚えたほうが結果として世界は広がると思ったので、マーケティングの世界に入りました。
当時は起業したいと思っていましたね。でも、ベンチャーブーム真っ只中だったので、設計を突き詰めても設計では起業したとしても、その領域しか経験できないと悟りました。
ーオンラインサロン運営にも携わっているとのことですが、昨今のオンラインサロンブームについて感じていることはありますか?
西野 言葉を変えているだけで、昔からあるものではないのかと思っています。昔の有料のファンクラブって、今でいうオンラインサロンですよね。ネットで運営できるからオンラインサロンとなっているということです。
実際に私が携わったオンラインサロンで、十数万の価値がある講座を月額3000円で提供したんですよ。内容自体も練りに練った内容で力をいれたものでした。でも、結果はたったの1名のエントリーです。そのときの失敗の理由は、サロンメンバーが求めているものを明確に理解できていなかったからです。
オンラインサロンのメンバーには2種類いると思います。繋がりに対する安心感にお金を払ってくれる人、払うお金に見合ったリターンを求める人、運営側はどちらかをターゲットに絞るのか、それとも両方ターゲットにするのかを明確にする必要があります。
そんな貴重な経験は、設計だけでは得られなかったと思います。
色々なスキルを持つ人との関わりが自己研鑽につながる
ーでは、そんな経験豊富な西野さんが、NoSHAPEにジョインした決め手を教えてください。
西野 色々なスキルを持っている方が多いので、他の会社にいながらでも自己研鑽になるなと思ったことが決め手ですね。
実際に入ってみて、ギルド型で働き方の多様性を重視している会社だなと感じました。今っぽい企業ですよね(笑)
ーNoSHAPEで実際に働いた感想を教えてください。
西野 自分を律しないとタスクを動かすのが難しいと考えています。感覚では本業があって副業的に参加しているというものだと思いますが、実際の物事は違います。物事はプロジェクトとして動いているので、自分の時間をどう動かすかが難しくなっていますね。それが課題だなとは感じています。
良かった部分は、いろんな方がいて凄いなと。目の当たりにできて刺激になっている部分です。NoSHAPEのコミュニケーションツールであるslackは色んな情報が飛び交っていて勉強になります。
仕事は「ちゃんと」やることが大事。だからちゃんと教えます!
ー仕事をする上で大切にしていることを教えてください。
西野 「ちゃんと」やることです。ちゃんとって意外と難しいんですよ。ちゃんと伝える、ちゃんと結果を出す、当たり前のことを当たり前にやることは大切です。
SDGs関連のメディアをやっていて言語化できた部分もあります。それは、誰も取り残さないことです。編集は特に変態の集まりなんですよ(笑)ですから、Webに拒否反応を示す人、変化についてこれない人でも、誰一人として辞めさせないし、ちゃんと教えるようにしています。
ーDJをやっていた経験もあるとか…
西野 今はあまりやっていないですけど、昔はレギュラーイベントを主催したりしていました。
とにかく、やり続けることなんですよね。やり続けていれば周りのDJがいなくなるから(笑)生き残ればonly1になれるってことに気づきましたね。
それは仕事にも通ずるものがあるかもしれませんね。
ーこれからNoSHAPEで取り組んでいきたいことを教えてください。
西野 新しいことにどんどんチャレンジしていきたいです。既存のことをやっていてもお金にはなるけど世界は広がらないので、NoSHAPEを広げていくためにも新しいことにチャレンジしていきたいと思います。
NoSHAPEは、プロジェクトに応じてチームの陣形や自分の役割を変化させる集団です。正社員という雇用形態にこだわらず、業務委託という形態で時には社外から、様々な領域のプロをアサインし、ギルドを組成します。
西野さんのように会社に正社員として籍を置きながらNoSHAPEに力を貸してくださる方や、特化したスキルを活かしたい方も、NoSHAPEが少しでも気になった方はぜひお話聞かせてください。あなたと一緒に働くことを楽しみにお待ちしております。