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【プログデンスの創業背景】技術と信頼で基盤を築いてきた企業のこれまでとこれから

株式会社プログデンスの代表、山田でございます。

本日は、プログデンスの創業背景についてお話しさせていただきます。「質の高い仕事でお客様の事業発展に貢献したい方」、「これまで培ってきた技術を活かし、本物の価値を提供したい方」は、ぜひ最後までご覧ください。

プログデンス創設の背景

プログデンスは、某IT企業の第一線で活躍していたエンジニアたちが集まり、新たに独立した企業として誕生しました。前企業はネットワークの保守・運用を主な事業としていましたが、同じ分野で起業してもあまり意味がないと考え、上流のITコンサルティング、設計・構築やプロジェクトマネジメントに特化した企業としてスタートしました。

なぜ独立し、新たな企業を設立したのか

それは、当時のIT業界の状況が大きく影響しています。ITバブルの時代、人さえ揃えば簡単にビジネスが成立する状況でした。そのため、多くの経営者が次々と会社を立ち上げ、社員を派遣先に送り込むだけのビジネス展開を図る企業が増えていたのです。


本来、企業は明確なビジョンを掲げ、社会貢献を目指すべきところ、当時、多くのIT企業は組織を大きくすることや売上を積み上げることだけに注力していました。残念ながら、前企業も少なからず同じような状況で、「実体のある純粋な技術会社(IT企業)を一から作り直したい!」と考え、独立を決意しました。

ー同じ志を持つ仲間の集まり

それまで関わってきた社員や、関係のあったエンジニアにその想いを伝え、起業時には約15名が集まってくれました。それぞれが前職でも相応の役職についていましたが、全てを投げ出して“ゼロ”から創るプログデンスにその力を賭けてくれたのです。


ある人は役員のポジションを捨て、また別の人は立ち上げの協力を即答で引き受けてくれました。他のエンジニアたちも早々に決断し、後輩を連れて合流してくれるメンバーもいました。彼らはプログデンスにとってなくてはならない存在です。

ーなぜ、「売り上げだけが積み上がる経営スタイル」が嫌だったのか

私たちが何より大切だと考えているのは“質の高い仕事でお客様の事業発展に貢献すること”です。


起業は決して楽ではありませんでした。文字通り“ゼロ”から一つ一つ作り上げなければならない為。取引先もなく、社員も限られている、潤沢な資金もなければオフィスもない。労務規定は勿論のこと、お客様との契約書等の書類関係も一切ない状況でした。あるのは自分達の身体と、「こんな会社を創りたい!」という想いだけ。


ただ一つ、大きな財産だったのは、これまで一緒にビジネスをしてきたお客様たちの支援です。不安だらけの起業を応援してくれるお客様たちから『うちの会社の口座を持っていけ(※1)』、『この仕事をやる』、『この会社の社長と繋いでやる』といった、たくさんの助けをいただきました。そのおかげで、今のプログデンスがあると言っても過言ではありません。


(※1)大手SIer/役職者から、会社間の取引開始審査許可と取引実績を作ること。

社名に込められた想い

起業時は、社員とお客様に恵まれ、ビジネスモデルも出来上がりつつある状態でしたが、肝心な社名が決まっていませんでした。社名が決まらないと会社登記ができず、お客様から「契約するよ」と言われても契約書を作れない、そんな状態でした。


そこで、各自で考えた社名案を持ちより、知人社長のオフィスの会議室を借りて、皆で社名を決めることになったのですが、多くの候補が出たものの、なかなか決定には至らず、2時間も経過すると皆、適当なことを言い始め、ヤマダ〇〇に倣って「山田伝記でいいんじゃね~」とか、訳の分からないことを言う人も出てきました(笑)


そんな中、「どんな会社を作りたいかをよく考え、それを社名に入れよう!」、「インパクトを出すために社名に濁点を入れよう!」という提案があり、これがきっかけで『プログデンス』社名が決まりました。


「なぜ起業したのか?」「どんな会社を創りたいのか?」そこは皆、共通の想いがあったためブレることはありませんでした。


『社員、お客様との信頼関係をしっかりと構築し、そして一歩一歩、堅実、着実な健全な経営を心掛ける』


という共通の想いから抜き出された言葉が【進歩(Progress)+信頼(Confidence)】であり、その想いを併せ持った社名として「PROGDENCE」と命名しました。2006年10月20日に法務局に申請し、正式に企業としての『プログデンス』が誕生しました。

今後の展望

プログデンスは、「トータル・ソリューション・プロバイダー」というサブタイトルを掲げていますが、それは名実共に出来上がりつつあります。この言葉は、“あらゆる問題を解決に導くサービス事業者”を意味しているのですが、現在のITの重要性や可能性、多様性から考えても極めて広義なものです。


さまざまな技術に精通しているのは勿論のこと、お客様との密なコミュニケーションを通じて課題を抽出し、解決策を提案・実行していく技術力が求められます。また、ITシステムは作って終わりではなく、その後も継続的にサポートし、クライアントの事業を支えることが必要です。


プログデンスは、これまでの強みとしていたネットワーク基盤の設計・構築に加え、年数を積み重ねるごとに技術領域と事業を増やし、ここまで成長してきました。


2019年にはSD-WANのフルマネージドサービス『PD-WAN』、2020年には教育機関向けクラウドサービス『SchoolShuttle』をリリースし、高い評価をいただいています。特に『SchoolShuttle』はGIGAスクール構想やリモートワークの普及を受け、全国の教育委員会からの問い合わせが増えています。また、このサービスを開発・販売する上で、マイクロソフトやGoogleといった、これまでとは違ったプロバイダーとの協業により、その展開に拍車がかかっています。


これからも時代の流れに合わせ、プログデンスはさらなる成長と進化を遂げていきます。これまで得意としてきたオンプレミスのネットワークやSVシステムのデザインに加え、クラウドと組み合わせたセキュアなシステムを提供し、本当の意味での「トータル・ソリューション・プロバイダー」としての地位を確立することを目指します。


共に挑戦し、新しい挑戦に取り組みたい方からのご応募をお待ちしております!


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