【メンバーインタビュー】学業と両立しながら、コーディネーターへキャリアアップ!楽しくて働きやすいKids&Usの魅力とは
今回は、仙川校でコーディネーターを務めるClaudiaさんへのインタビューです。
スペイン出身の彼女に、海外と日本の英語教育の違いや、Kids&Usで働く魅力についてお話を伺いました。
はじめに、自己紹介をお願いいたします。
Maya Claudiaと申します。
地元のバルセロナ大学で英語学を専攻し、2018年に卒業しました。引き続き大好きな英語を学ぶために、スペインのKids&Usで2年間講師のアルバイトをし、その後スコットランドに引っ越しました。
スコットランドのグラスゴー大学で1年間演劇を勉強しながら、イギリス人にスペイン語を教えていました。卒業してスペインに帰国したのですが、コロナ禍でまったく仕事がなく…
そんなとき、グラスゴー大学で出会った日本人の友だちから「日本に来たら?」と誘われ、2020年12月に日本に来て、学生ビザで日本語を勉強していました。
アルバイトを探していて日本のKids&Usにメールをしたら、ちょうど先生を募集していて。2021年4月からアルバイトとして働き始め、2022年4月から正社員になりました。
スペインでの期間も合わせると、7年間Kids&Usで働いています!
ー海外で英語を学び、教えてきたClaudiaさんから見て、海外と日本の英語教育はどのように違いますか?
スペインの話になりますが、10年くらい前までは、英語を勉強する必要性はあまり感じられていませんでした。でも、最近は世界が開けてきましたし、スペインでは仕事が少ないので海外で働く人も多いことから、今では英語の必要性をみんな感じています。これは、日本と似たような状況です。
スペインと日本との違いですが、日本は文法や読み書きを勉強して、テストで良い点をとっておしまい。
あまり自分の考えを周りにシェアしないイメージがあります。
英語は本来、世界の人とつながり友達を作ったり、仕事に活かしたり、コミュニケーションのツールとして学ぶことが本質だと思うのですが、日本の英語教育はその本質から少しずれているような気がしています。
別に流暢でなくても少々間違っていてもいいんです。
英語を実際にしゃべってコミュニケーションを取るという考えが日本の英語教育には足りていないと思います。
ところがスペイン人やヨーロッパ人は自分の意見を言うのが大好きなので、あまり喋れなくても、言いたいことを英語でがんばって伝えようとします。
上手じゃなくても英語を使ってコミュニケーションを積極的にとろうとする姿勢があります。そこが大きな違いだと思いますね。
国民性の違いが大きいのですね。日本の英語教育はどのように変わるべきだと思いますか?
今、日本にはいろいろな国籍の人が来ていますが、10年後には観光ではなく日本に住む外国人が増えるでしょう。その人たちと喋ったり友だちになったりするためには、英語で「自分の考えや意見を伝え、自分という人間を表現する」ことが大切です。
Kids&Usでは、英語を面倒な勉強としてではなく、教室で先生や友だちと楽しく話すためのコミュニケーションのツールとして学びます。最初は年齢に合わせたコンテンツで楽しく学びますが、その楽しさは年齢が上がるにつれて、実際のコミュニケーションツールとして使える楽しさに変わっていきます。子どものころから英語を楽しく使う経験を持ったまま、大人になれると思いますね。
Kids&Usのメソッドには、どういった特徴がありますか?
文法から勉強するのではなく、年齢に合わせたさまざまなストーリー(お話)の中でシチュエーションが用意されていて、それに基づいて英語でどんどん話します。ストーリーは架空のお話ですが、子どもたちが夢中になれるコンテンツを用意することで、お話を自分ごとのように体験し、英語を母国語のように自然に身に付けていくんです。
子どもたちにとっては勉強という感覚はなく、Kids&Usで先生や友だちと楽しくアクティビティで遊んでいる感覚でしょう。
最近は、英語を学ぶ色々な新しいメソッドが増えてきました。でも、Kids&Usのメソッドは、世界のさまざまな国で20年以上もブラッシュアップしてきたものです。例えば5歳のEmmaコースから5年継続して、10歳でBen&Brendaコースを受講し、CEFR A1レベルに到達します。長期的な学習計画に基づいて一年単位の細かいプログラムを用意しているメソッドは、とてもユニークだと思います。
Curious Driveはどんな雰囲気の会社でしょうか?
とてもアットホームで上司ともコミュニケーションをとりやすく、自分の意見を積極的に取り入れてもらえる環境です。何か新しいことをやろうとすると、みんなで一緒に「会社にとって何が一番いいか」を考え、みんなで結論を出していますね。
意見を言うのが怖くないので、反対の意見も言えますし、困っているときも遠慮せずに伝えて、みんなに手伝ってもらえます。
労働環境・働きやすさについては、どのように感じていますか?
休みがとりやすいです。たとえば、体調が悪い日は、休んだり自宅で仕事をしたりしても問題ありません。
私は大学の博士課程の学生なのですが、仕事しながら勉強もできているのは、Kids&Usで働くメリットだと思っています。
博士の勉強でスペインとロンドンに行くことになって、スクール長の倉敷さんに「1週間休みをとってもいいですか?」と聞いたら「いいですよ!」と言ってもらいました。
社員のことを考え、本当に必要なことを認めてくれる点は大きなメリットだと思っています。
Kids&Usで働くには、どれくらいの英語力・指導力が必要でしょうか?
Kids&Usの先生はCEFRのC1レベルの英語力が必要なのですが、ここでは毎日英語を使って働くので、すぐに英語力をアップできますよ。
レッスンの中で指導する内容については、Kids&Usのカリキュラムや指導マニュアルがあるので、先生は心配しなくても大丈夫です!Kids&Usのガイドをしっかり読んで理解できれば、問題なく先生として働けると思っています。
ですので、教員免許を持っていなくてもいいですし、今までほかの仕事をやっていて「先生になりたい!」という方でも、Kids&Usならいい先生になれると思います!
Claudiaさんは仙川校のコーディネーターをされていますが、業務内容を教えてください。
レッスンを担当することもありますが、ほとんどの時間はコーディネーターとしてスクール長をサポートしたり、ほかの先生とコミュニケーションをとったりしています。
たとえば、メソッドが守られているかを確認するために録画したレッスンの動画を見て、
先生たちに改善点をフィードバックしたり、倉敷さんと一緒に生徒のスピーキングテストをして、学習進捗の確認・フォローアップのためのアクションプランを考えたり。
毎月1回、先生たちとのミーティングがあるほか、スペインの本社とのミーティングにも参加しています。ちょうど、本社の人は私と同じカタルーニャ人なので、コミュニケーションがとりやすいんです(笑)
本社のスペイン人からすると、たとえば、なぜ日本人がライティングテストでLとRを間違えるのかがわからないので、私が日本の英語教育を踏まえた上での日本人の特徴などを説明しています。
本社と一緒に考えて、来年から日本のためにフォニックスのプログラムをブラッシュアップすることになりました。
仕事をするうえで大切にしているポイントを教えてください。
一番大切なことは、Kids&Usメソッドを守ることです。
また、先生たちにメソッドを順守してもらうために色々なフィードバックをする機会がありますが、意見をハッキリ伝えることも大切ですが、頭ごなしにこうしてほしいと伝えるのではなく、先生の立場から「共感」してあげることが大切だと思っています。
あとは、仕事をするときはポジティブに楽しむのがポイントです。毎朝起きたら、面倒くさいことは考えずに、「今日は何をやろうかな!」と考えるようにしています。
実際、毎日新しいことが起きて、生徒たちからおもしろい話を聞けるのが楽しみなんです。先生たちとも、「元気?」「今日何してた?」とおしゃべりしたり、倉敷さん(代表)と仕事の予定を話し合ったり。
Kids&Usは日本ではまだ新しいサービスです。
日本進出後の7年で多くの学習実績を積み上げてきているとはいえ、日本の皆さんに広く知られているとは言えません。
Kids&Usのサービスをもっと知って頂くためにまだまだ出来ていないことだったり、マーケティングやブランディングの観点でたくさんやらなければならないことがあります。仕事しながらも、未来に向けた前向きな話をいろいろと話せる毎日が楽しいですね。
最後に、未来の仲間へのメッセージをお願いいたします。
Kids&Usはスペインでできた教室なので、良い意味で日本っぽくなく、ヨーロッパのような雰囲気になっています。日本では珍しい経験ができるチャンスですので、海外の雰囲気が好きな方にもおすすめです。
Kids&Usのメソッドをゼロから学べるので、心配しなくても大丈夫です!
子どもが好きな方、英語が好きな方、先生になりたかった方。Kids&Usなら、いい先生になれますよ!子どもたちと一緒に、毎日ワクワクしながら英語を楽しく学びましょう!
Claudiaさん、ありがとうございました!