どうも、株式会社エルボーズの椿原と申します。
弊社は、「"誰と、どこで、何をするか を、もっと自由に。」をミッションに掲げる、2017年創業のスタートアップです。フルリモート×フルフレックス×フリーランスチームで、新規事業に特化した伴走型開発サービス「ATTEND biz(アテンドビズ)」を運営しています。
2017年からフルリモート組織で「Slackがオフィス」とか言っています。
このあとの説明をスムーズにするためにお伝えしておくと、私は執行役員で、採用人事・PR・バックオフィスの管轄しています。
弊社、絶賛組織拡大中なのですが、今日、私と採用人事の責任者(たくにぃ)の間で「Slackでの、メンバーの表示名、個人タイムラインの名称をどうするか?」という議論が起こりました。
たくにぃは「管理コストを考えたら本名にした方がいいのでは?」という考えを提案をしてくれて、私は「ニックネームだけでいいでしょ」という考えで、どちらにするか?間をとるか?みたいな議論です。
先に結果から伝えると、
という話になりました。
たくにぃが私の考えを丁寧にヒアリングして、このように整理してくれた形です。
で、たくにぃも背景を書いてくれてますが、会社の方向性やスタンスなどを伝えるには良いネタだなと思ったので、もうちょっと深めに背景を書いておきたいと思います。
大きくわける2つの話。
まず、1つ目。
私個人の話なのですが、戸籍上の名前は椿原 真(つばきはら まこと)と言います。でも、10年近く、公的な手続き以外では、この名前を使っていません。
ある知り合いが自分のターニングポイントでつけてくれた「椿原 ばっきー」という名前を10年以上使っていて、妻も妻の親族も私のことを「ばっきー」と呼びます。この名前で生きている感覚が強く、戸籍上の名前を使うときの方が違和感があるくらいです。別人格の自分という感じ。
そして、妻は入籍したタイミングで、私と同じ姓になったのですが、姓が変わったときに行政や金融機関、その他個人で契約してる様々なものの名称を変更する手続きに時間を使わないといけない感じ、めちゃくちゃめんどくさそうだな…と横で見ていて思いました。
で、ものによっては「これは元の姓のままでいいや」とかなってるわけですよ。これ、戸籍上の名前と違ってるわけで、見方によってはニックネームと変わらない感じになってるなー、管理できてなーとか違和感。はやく統一されたID管理になってほしい。
で、もう1つ。
なんか時代にあってないなーと思うんですよね。メタバースとかWEB3とかがバズワードになってる中でも、名前がIDになり、見た目が好きなアバターになったりする話がありますが、それより全然手元足下の話。
TwiterとかのSNSで繋がって仕事初めて、SlackでアイコンやIDで相手を認識しながらコミュニケーションとって問題なく仕事を進めているわけで「もうそれでよくない??」というか。契約のために戸籍上の名前が必要とかはあるとして、それ以外は別に本名じゃなくても問題ないと思っているんですよね。
ただ、まぁ、クライアント企業の方からすると違和感はあるかもしれません。
でも、仮に、本名っぽい名前に表示がなっていて、メールアドレスやツールの表示名が紐づいたような表示になっていたら「本当にそれが本名か?」なんてわからないんですよね。
私がそれを偽名の「山田 太郎」で統一して、クライアント企業の方へ「はじめまして〜、田中太郎と申しますー。公的書類の例えみたいな名前ですが、よろしくお願いします〜笑」なんて言っても、ぶっちゃけそんな問題ないなと思っています。
まわりが混乱しないよう、統一してくれたら、それでOKなのでは?と。
契約書上は本名とか教えてくれたら、各々がどう呼ばれたいか?どうありたいか?で生きていける環境がいいなと。
もちろん、ニックネームとか特にないとか、本名を使いたい人はそれで全然良いんですよ。ただ、本名じゃなきゃダメ!は思想的に言いたくない。
たくにぃと話してる中でも「あー、確かに、その部分は管理コストあがるね…」「面倒かも。笑」という話はあったんですけど、「"誰と、どこで、何をするか を、もっと自由に。」をミッションに掲げる弊社的には、この方向が良いなーと思いました。
思想を体現するためには、この細かい話も必要なコストだと思うし、思想を体現した上で効率化とか自動化とかする方法を考えれたらいいなと。
(これ、まとめになってますかね?????笑)
以上、一気に書いてみましたが、読んでくださった方、ありがとうございます!!!