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このチームなら、どこまでも行ける。そう思わせてくれた心強い仲間です。

※こちらの事例は、ATTEND bizでWeb制作やWebマーケティングなどの支援を行なっていた際のものです。現在は、Webアプリやスマホアプリの開発支援に特化しております。


どうも、株式会社エルボーズの椿原と申します。

弊社は、「"誰と、どこで、何をするか を、もっと自由に。」をミッションに掲げ、2017年創業のスタートアップです。

フルリモート×フルフレックス×フリーランスチームで、新規事業に特化した伴走型開発チーム「ATTEND biz(アテンドビズ)」を運営しています。

今回、弊社がWebマーケティングを支援させていただいた有限会社 川﨑木工 専務取締役 川崎直樹さんにお話を伺いました。


有限会社 川﨑木工

川﨑木工は、熊本県で創業60年の歴史を持つ老舗企業。建具の製作はもちろん、店舗や住宅の設計・施工、輸入家具の販売、インテリアショップの運営など多角的な経営を行い、業界を牽引してきた。 “木工所出身の建築会社”として、確かな技術力・信頼性によって口コミや紹介で業績を伸ばしてきた同社の、次なる一手とは?
川﨑木工は、建具メーカーをルーツに持つ熊本の建築・設計・施工会社です。
建具で、魅せる。 建具から、描きはじめる。 ...
https://kawasaki-mokkou.com/



一番遠くまで石を投げてみようと思った。

―ATTEND bizのことは、ネットの記事で知ってくださったんですよね。

そうです。東京のスタートアップ企業が熊本に移転するというニュースサイトの記事を目にして、面白い会社があるなと興味を惹かれました。偶然、当社と取引のあったシェアオフィスに入居されていたこともあり、問い合わせてみようと。

ちょうどその頃、創業60周年を迎えるにあたって、会社のこれまでと将来のビジョンを見つめ直し、変えるべき部分は変えていきたいと思っていたんです。ホームページや発信に関しても新しい在り方を模索中で、依頼先を検討していました。

建築に強い制作会社が良いだろうか? それとも、既存の会社に継続して頼むか? 選択肢は複数ありましたが、何よりも自分たちが面白いと思えるもの、今の川﨑木工にないアイデアがほしいと思ったんです。

地方の建築業界は、良くも悪くも横のつながりが非常に強く、仕事は知り合いに頼むのがスタンダード。ですから、あえて未知の会社に頼んでみることによって、まっさらな視点で見た川﨑木工を知りたいという思いもありましたね。どうせなら一番遠くに石を投げてみようと考え、問い合わせフォームからコンタクトを取りました。


―ATTEND bizとのプロジェクトがスタートしてから、完了までの流れを教えてください。

問い合わせ後はすぐに返信があり、初回はオンラインで話を聞いていただきました。2~3回はオンラインでのヒアリング・提案があったと記憶しています。

その後、代表の小谷さんに来社いただいて、当社の社長も交えた対面の打ち合わせを行いました。じっくりと事業を掘り下げ、壁打ち相手になってもらったことで見えてきたものは多く、「これまで認識できていなかった自社の姿」が浮かび上がってきましたね。

当初はオンラインショップや新規事業を始めたいと考えていたのですが、今あるものを生かしてPR手法を変えるだけでも、既存事業が伸びるのでは?と情熱的な提案を受けまして(笑) 実は既存事業にも伸び代があることに気づかされたんです。コーポレートサイトが古くなっていたので、まずはそちらから手を入れていくことになりました。

実際に制作が始まってからも、スムーズにプロジェクトを進められました。まずはプロジェクトマネージャーと一緒に、マーケティングを考慮に入れた設計に時間をかけました。ある程度ページ構成が固まってからは、ディレクター・デザイナーにも打ち合わせに加わってもらって、撮影、デザイン確認、コーディング……。このあたりは、一般的なWEB制作会社さんと変わらないかもしれませんね。

ひとつ違うのは、リリース後にどんな手を打つか、制作と同時進行で詰めていったこと。完成・納品したら終わりではなく、そこからがスタートであると強く意識するように。完成後、リリースして数日後にWEBサイト経由の問い合わせが来たときは「そんなにすぐ反応があるもの!?」とびっくりしました。

まさに社外に自分のチームを持つような感覚。

―ATTEND bizに依頼して良かった点・苦労した点はありましたか?

最大のメリットは、自社を客観視できたことです。ヒアリングの過程で、建築業界の外から見た川﨑木工の姿や、進んでいくべき方向性が明確になりました。また、それぞれの工程に合わせて、ライター、カメラマン、PRマネージャーetc.適任者を連れてきてくれた編成の巧みさにも驚きました。まさに自分のチームを社外に作ったような感覚でしたね。

当社のような中小企業では、基本的に会社の方針や戦略は、父である社長と私だけで考えなければならないと思っていたんです。でも、日々の業務をこなしながら中長期的なビジョンを描くのは物理的に難しい。一緒に会社の未来を模索してくれる存在ができて、本当にありがたかったです。

ATTEND bizのチームには、自分が考えていることを常時チャットで相談して、フランクにやり取りができました。一般的な外注先と社内スタッフのちょうど中間というか(笑) 絶妙な距離感ですよね。苦労した点は、今のところないです。オンラインでの打ち合わせも、コロナ禍でもあったため、特に抵抗なく進められたと思います。

―今後のATTEND bizに期待することは何ですか?

ATTEND bizとは、これからも形を変えながら、ずっとお付き合いしていく予定です。私たち経営者の伴走サポートに加えて、広い知見やノウハウに裏打ちされる、一歩先を見据えた提案をいただけたら嬉しいですね。

これは余談ですが、フリーランスのクリエイターと柔軟にチームを組みながら事業を運営する手法は、職人さんと協業する建築業界とも、感覚的に近いものがあるんです。新しいスタイルの働き方を見せてくれる会社と仕事ができていることも、今後の当社にとってプラスになると感じています。

胸を張って「建具屋が建築をやるんだ」と言いたい。

―ATTEND bizを勧めるとしたら、どんな人や会社が対象になりますか?

私のような人、じゃないでしょうか(笑) 数年以内に事業継承を見据えている。社内にも自分自身にもリソースが足りない。でも会社を変えたい。新しいことをしたい。そんな方には心強いサポーターになってくれると思います。当社と同じ業界だったり、属性だったり……。当社のように伝統技術を持っている企業は、特に相性が良いかもしれません。


―今後の展望を教えてください。

PRや発信を工夫して、建具という技術を知ってもらい、後世に残していくことを目標に掲げています。ここ数年ずっと「建具屋を脱却して、建築会社になりたい」と突き進んできました。

ところが、ヒアリングの中で川﨑木工のアイデンティティを深堀りしてみたら、建築における建具の重要性、建具づくりの技術を持っている優位性に気づくことができたんです。今は胸を張って「建具屋が建築をやるんだ」と言えます。

今後は新規事業にも着手しますが、まったく新しいことをやるのではなく、現在の領域を広げていくイメージ。売上10倍、100年続く企業を目指すためには、きっと自社の力だけでは難しいでしょう。でも、ATTEND bizと一緒なら、普通では届かない地点まで到達できるんじゃないか。そんな風に考えています。



以上、有限会社 川﨑木工 専務取締役 川崎直樹さんのインタビューでした。

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