今回紹介するのは、第3技術部主任の西川誠也さんです。
彼を一言で言うと「お餅」。
昔、おばあちゃんが孫に言っていた言葉がある。
それは「道を聞かれる人になりなさい」と。
果たしてこれには、どんな願いが込められているのであろう。
それにはまず、道を聞かれる人とはどんな人なのであるかを考えてみる必要がある。
まずはやはり「ちゃんと教えてくれそうな人」、ではないだろうか。
面倒くさそう、迷惑そうに話をされるよりもちゃんと教えてくれる方が良いだろう。
加えて、「頼れそうな人」「話しやすそうな人」「オシャレ過ぎずシンプルな服装の人」「人見知りしなそうな人」「危険じゃなさそうな人」など。
服装に関しては、奇抜なファッションや最先端を行くファッションは、少し近寄りがたい印象を持ちがち。
清潔感がありシンプルな服装だと声もかけやすい。
そう、おばあちゃんが孫に込めた思いとは“穏やかで平和的なオーラ”のある人、そんな人へと成長してほしいという事だったのではないだろうか。
しかし、今では地図アプリなどが充実しているためか、道を聞くことも聞かれることもなくなって来ているように感じる。
だが彼は違う。今でもよく人に道を聞かれるのだ。
それもそのはず、彼は「道を聞かれる人」の特徴“穏やかで平和的なオーラ”を兼ね備えているからである。
そしてそれを、意識して行っているのがすごいところだ。
たいていの人は、自分で意識してもなかなかその通りにはいかないものだろう。
毎年元日に決める“今年の目標”や夏に向けた“ダイエット宣言”、値上がりするたびの“禁酒・禁煙宣言”など、
自ら決めたことでも気付けばなかったことになっている人は少なくないだろう。
自ら決めたことを実践し続ける継続力が彼にはある。
彼は学生時代からマンガやアニメ、スポーツ、音楽など様々なジャンルの仲間の中にいた。
個性豊かな人たちに囲まれているうちに自分らしさとは何か、自分はどうありたいのかを考えるようになった。
そして一つの答えにたどり着いた。
「どんな人からも接しやすくどんな人たちとも仲良くしたい。」
それから彼はシンプルな服装や髪形を意識するようになり、人から頼られ話しかけられやすいよう試行錯誤するようになった。
今でも「ナチュラルなキャラでいることの難しさと大切さ」を学び実践し続けている。
だからこそ、彼には話しやすい感じや居心地の良さ、悩みを打ち明けてもしっかり聞いてくれそうな雰囲気に優しいオーラが漂っている。
女性にとってはなかなかの優良物件である。
しかし彼と一緒にダイエットしようとした女性は、もう二度と逃げられないだろう…。