なぜ退職者とのコミュニケーションが必要なのか？

タンソーマンでは今回、アルムナイの制度を取り入れることに決まりました！

アルムナイとは？

アルムナイとは、労働条件やビジネスフェーズが合わないことによる退職となった方を対象に、
将来的に会社の状況が変わりマッチングするフェーズが来た際に、再度ジョイン頂けるためのリレーション構築を目的とするものです！

以下では企業側と個人のメリットを簡単にまとめた表です！

このように、アルムナイは会社にとっても元社員にとってもお互いレベルアップできる仕組みです！

アルムナイの導入の背景

いきなりですが、何人に1人が転職を経験したことがあるかわかりますか？

正解は2人に1人です！　　

こちらは、日本の転職経験者の割合を示したグラフで、勤務年数が増えるほど転職経験率は増加し、10年ほど職務経歴がある正規雇用者はおよそ半数が転職したことがあると分かります。

　　このグラフを見た採用担当者の多くは、「どうすれば転職を繰り返さず自社に留まってもらえるのか」を考えるのではないでしょうか？

　しかし、タンソーマンでは「どうすれば退職した後もメンバーとよい関係を構築できるか？」を考え、その結果アルムナイの制度が非常にマッチしているという結論に至りました。

タンソーマンの課題

　　当社の考えとして、退職後も関係構築を維持するためには退職後の手厚いサポート・頻繁なやり取りはもちろんのこと、重要なのは密なコミュニケーションだと考えます！

　働きやすい環境づくり、悩み・不安・気づきがみられるようであれば1on1を通じて問題を先延ばしにしないこと、問題は即解消すること、業務内容以外にも個人的な話もできる人間関係の深さは会社づくりの基本的であり本質的なところだと思います。

　しかし、タンソーマンの課題として退職者との関係構築が不十分だと考えております。

　タンソーマンは脱酸素×saasという結構珍しい分野であり、専門的な知見を持っている人も限られています。

「脱炭素業界」は供給は少ないが需要が大きい業界であり、この分野に精通している方を探すのは非常に困難です。

　また、タンソーマンでは採用時に重視していることの1つとして「価値観の一致」があります。

価値観の一致に関して深掘る。

→オープンなコミュニケーションやタンソーマンのmvpに共感でき、一緒に組織作りをしたいと思える人を歓迎しています。

誠実な行動と透明性のあるコミュニケーションが信頼関係を築くと考えており、社内の雰囲気は非常に良いです。

つまり、会社が掲げているミッション・ビジョン・パーパスに合っていることが長期的に仕事をする上で大切になります。

　スキルよりも価値観やビジョンを大切にしているので、タンソーマンで今まで働いた経験のある人はきっと貢献していただけると考えています！

弊社の代表の福元は、過去に証券会社で勤務し、飛び込み営業という当時のスタンダードに疑問を持ち、税理士のクライアントに投資信託を進めてもらうというやり方で売り上げをのばし、社長賞を受賞した経歴を持っています。

　信用というのは非常に重要で、過去に働いていた従業員と再契約をするのは現代では一般的ではありません。しかし、過去に働いていた会社には信頼関係があり、会社を辞めてからも同期や上司と連絡を取り合っているという人は少なくないと思います。

今後のタンソーマンの取り組み

　タンソーマン愛を持っているが、タイミングや条件が合わずやむを得ず退職した人材が、数年後自社のビジネスのフェーズが変わればマッチする可能性があるため、業務形態を問わずそれを歓迎します！業務委託ベースのスポットの依頼などを含めタンソーマンの業務ををサブで行うことも可能にする予定です！

　具体的にはリファラル採用、SNSのシェア依頼などスポットで依頼することで負担なく、進めていくことができます。

また、正社員ではなくインターン生は就活・新卒採用の関係で、どれだけワークしている人材であっても退職せざるを得ない状況があります。終活終了後、新卒採用後の出戻りは大いにあり得るため、就職活動の相談も乗りつつスタートアップならではの柔軟な働き方は大手に就職したときに合わないと感じることがあります。

また、企業を一緒に作ってきた経験がある人たちにUターンしてもらうために、働きやすい環境づくりを整えています。

タンソーマンでは早速アルムナイのシステムを社内に普及していこうと、ラインのオープンチャットを作成しました！

グループチャットではなく、オープンチャットである理由は

退出したとき通知がされず、気を使う必要がない

また、リンクがqrコードでで共有可能なので現社員だけでなく、退職者にも共有しやすいというメリットがあります。

今後は LINEグループだけでなく、slack, discord, facebookグループなど様々な媒体で運用し、利便性を高めていく予定です。

　こちらでは、社内イベントや飲み会について発信しつつ、多すぎないペースでコミュニケーションを取っていきます。飲み会は半年or年1回実施予定で、適度な頻度で行っていきます。

今後の展望

　　アルムナイネットワークの導入によって「一度退職したけどまた戻ってきたいと思えるようないい会社」を目指しています！

　アルムナイネットワークを実践するには会社と従業員の信用・信頼構築が重要だと思っています。また、「出てみて始めてわかる会社の良さ」を実感する人は多いんじゃないでしょうか。一度会社を出たからこそ元勤め先の会社を客観的に見ることができると感じます。

　私自身、インターンとして今月ジョインしたばかりですが、会社の雰囲気や距離感はとても自分に合うと思っています。仕事のことだけではなく、普段の生活で悩みや相談があれば気軽に話せる環境だと感じています。自分の意見を気軽に言えるような自由な雰囲気もありつつ、メンバーとの関係がフラットなのでコミュニケーションがとりやすいです！個人的に、タンソーマンは具体的にやりたいことが定まっている方にとっておすすめだと感じており、主導的に動いていける環境だと思っています！

　私は入社前、採用広報やマーケティングについて関わり、長期的には自分の力で市場を広げたいなという目標がありました。長期的な目標を達成するために、snsの企画・運用、記事ライティング、市場分析などに興味が大きく、カジュアル面談の時に将来のキャリアプランや身に着けたいスキルについてお話ししたところ、入社してからも裁量権大きく、自分の興味のある分野で関わっていくことができました。

　私もこの会社のオープンなコミュニケーションはすてきだなと思い、メンバーの多様性を実感しました。話していくうちに、タンソーマンにジョインしてそれほど経っていないメンバーも過去に様々な仕事を経験したからこそ、タンソーマンの価値観に共感して今働いている方もいます。


　もし、アルムナイネットワークの導入が決まり、もともと働いていた方が戻ってくれば、タンソーマンの当時の裏話や転職してみて感じたタンソーマンの良かった点など聞きたいです！

タンソーマンは今後も新しい制度や福利厚生を積極的に導入する予定です！
少しでもタンソーマンの価値観に共感する方、過去に何らかの形でタンソーマンにかかわっていた方は
気軽にwantedlyでお会いしましょう！